到達目標
良いコンクリートを製造するために必要な留意点を列挙できる.特殊コンクリートの施工上の留意点を列挙できる.コンクリート型枠支保を設計できる.盛土工の施工管理手法を理解し,施工上の留意点を説明できる.軟弱地盤工法の原理的分類ができる.杭基礎の代表的工法の特徴を理解し説明できる.仮設土留め工の特徴と設計方法を説明できる.NATM工法と在来工法の違いを理解し,基幹支保の作用効果と特徴を説明できる.これらの内容を満足することで学習教育目標の(D-1)および(D2)の達成とする.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | | | |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
建設基幹材料に関する知識が必要である.特に土質工学に関する基礎的な理解が得られていることが前提となる.各回の授業をとおし,4年生までに修得した工学的知識と施工(実務)との関連性を確認していく.
授業の進め方・方法:
授業は講義を中心とし,適宜,演習問題を課す.
注意点:
<成績評価>
3回の試験の平均(100点満点)で学習教育目標の(D-1)および(D-2)を評価し,6割以上を獲得したものを本科目の合格者とする.
<オフィスアワー>
毎週水曜日16:00~17:00,環境都市工学科棟3F 302,308,310教員室
<先修科目・後修科目>
先修科目:土質工学II
<備考>
本科目は学修単位科目であり,授業時間30時間に加えて,自学自習時間60時間が必要である.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
総説 |
建設工事の計画・施工・調査について説明できる.
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2週 |
土工(1) |
土工の目的と施工法について説明できる.
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3週 |
土工(2) |
掘削と運搬および盛土と締固の方法について説明できる.
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4週 |
基礎工(1) |
基礎工の種類別に目的と施工法について説明できる.
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5週 |
基礎工(2) |
基礎工の種類別に目的と施工法について説明できる.
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6週 |
コンクリート構造物の耐久性 |
コンクリート構造物の耐久性を説明できる.
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7週 |
コンクリート構造物の維持管理・補強法 |
コンクリート構造物の維持管理・補強法を説明できる.
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8週 |
鉄筋工 |
RCの施工における鉄筋工を説明できる.
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2ndQ |
9週 |
型枠・支保工 |
RCの施工における型枠・支保工を説明できる.
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10週 |
レディーミクストコンクリート・施工 |
レディーミクストコンクリートを説明できる.コンクリート施工時の留意点を説明できる.
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11週 |
建設機械(1) |
建設機械の種類を理解し,各種機械の概要を説明できる.
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12週 |
建設機械(2) |
建設機械の種類を理解し,各種機械の概要を説明できる.
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13週 |
トンネル工(1) |
NATMとシールド工法の違いを理解し,説明ができる.
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14週 |
トンネル工(2) |
ロックボルト,吹付コンクリートの施工法の概要を説明できる.
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15週 |
トンネル工(3) |
補助工法の目的と種類を説明できる.
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 小テスト | 平常点 | レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
配点 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |