応用物理Ⅰ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 応用物理Ⅰ
科目番号 0112 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 物理学基礎(第4版)(原康夫・学術図書出版)
担当教員 須藤 広志

到達目標

大学教養物理に相当する力学および電磁
気学(一部)を実施する。
力学においては,
①ベクトル表示した速度,加速度を用いた
力学法則を理解する。
②微分・領分を用いた力学法則を理解する。
③質点の放物運動,等速円運動,単振動など
の具体的な運動について理解する。
④仕事とエネルギーについて理解する。
電磁気学においては,
⑤真空中の電場と電位について理解する。
⑥導体とキャパシターについて理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ベクトル表示した速度,加速度 を用いた力学法則をほぼ正確 に(8割以上)理解できる。 ベクトル表示した速度,加速度を 用いた力学法則をほぼ正確に(6 割以上)理解できる。 ベクトル表示した速度,加速度を用 いた力学法則を理解できない。
評価項目2微分・積分を用いた力学法則を ほぼ正確に(8割以上)理解す る 微分・積分を用いた力学法則をほ ぽ正確に(6割以上)理解する。 微分・積分を用いた力学法則を理解 できない。
評価項目3質点の放物運動,等速円運動, 単振動などの具体的な運動に ついてほぼ正確に(8割以上) 理解できる。 質点の放物運動,等速円運動,単 振動などの具体的な運動について ほぼ正確に(6割以上)理解でき る 質点の放物運動,等速円運動,単振 動などの具体的な運動について理 解できない。
評価項目4仕事とエネルギーについてほ ぼ正確に(8割以上)理解でき る 仕事とエネルギーについてほぼ正 確に(6割以上)理解できる。 仕事とエネルギーについて理解で きない。
評価項目5真空中の電場と電位について ほぼ正確に(8割以上)理解で きる 真空中の電場と電位についてほぼ 正確に(6割以上)理解できる。 真空中の電場と電位について理解 できない。
評価項目6導体とキャパシターについて ほぼ正確に(8割以上)理解で きる 導体とキヤパシターについてほぼ 正確に(6割以上)理解できる。 導体とキャパシターについて理解 できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
・授業は板書を中心に行うので,各自学習ノートをとること。
・演習は課題を与え,グループ学習形式で行う
・学習到達度賦験については20点満点に換算する
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション
2週 直線運動の速度,加速度と微分
3週 一般の運動の速度と加速度
4週 第1回演習
5週 運動の法則
6週 いろいろな力の法則
7週 第2回演習
8週 中間試験
2ndQ
9週 微分方程式と積分
10週 簡単な微分方程式の解1
11週 簡単な微分方程式の解2
12週 単振動
13週 減衰振動と強制振動
14週 第3回演習
15週 期末試験
16週 期末試験の解答の解説など
後期
3rdQ
1週 仕事と仕事率,エネルギー
2週 エネルギー保存則
3週 質点の回転運動
4週 惑星,衛星の運動とケプラーの法則
5週 質点系と剛体の重心,質点系の運動
6週 第4回演習
7週 中間試験
8週 電荷と電荷保存則,クーロンの法則,電場
4thQ
9週 電場のガウスの法則とその応用例
10週 電位
11週 第5回演習
12週 導体と電場
13週 キャパシター
14週 第6回演習
15週 期末試験
16週 期末試験の解答の解説など

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験合計
総合評価割合100100
得点100100