生産工学

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 生産工学
科目番号 0121 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 入門編 生産システムエ学 第5版(人見勝人著,共立出版㈱発行)
担当教員 廣瀬 満浩

到達目標

生産に関わる理論を学ぶと共に、それが実社会ではどのように活用されているかを講義だけでなく、事例、演習、見学、等を通して理解する。以下の項目を目標とする。
① 生産システムに関する基本的な知識を身につける。
② 製造業での業務がどのように遂行されているか、実例をもとに学ぶ。
③ 製造業における業務及び各部門の関係性を知り、かつその効率的な運営方法を学ぶ。
④ISO9000、14000、PL法、経営的指標、等の現在のエンジニアが把握すべき、社会的制度や状況について学ぶ。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1専門用語の意味を(8割以上) 正しく理解している。 専門用語の意味を(6割以上) 正しく理解している。 専門用語の意味を正しく理解 していない。
評価項目2一般的な生産形態に関する問題を (8割以上)解くことができる。 一般的な生産形態に関する問題を (6割以上)解くことができる。 一般的な生産形態に関する 問題を解くことができない。
評価項目3製造システムに関する運用・管理 に関する問題を(8割以上)解く ことができる。 製造システムに関する運用・管理 に関する問題を(6割以上)解く ことができる。 製造システムに関する運用。 管理に関する問題を解くこと ができない。
評価項目4FMS,FA、等の最新の生産 形態に関する知識を(8割以上) 有する。 FMS、FA、等の最新の生産 形態に関する知識を(6割以上) 有する。 FMS、FA、等の最新の 生産形態に関する知識を 有していない。
評価項目5製造業が社会に与える影響、責任 に関して(8割以上)正しく 理解できている。 製造業が社会に与える影響、責任 に関して(6割以上)正しく 理解できている。 製造業が社会に与える影響、 責任に関して正しく 理解できていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
実務経験者の観点から、ものづくりの基礎となる製造技術や生産管理及び情報システムについて解説する。また
毎回、実際の事例や経験を紹介し、実務的な考え方や捉え方を理解することにより、社会に出るステップとする。
Q:品質、C:原価、D:納期に関する改善活動や5S,QC活動の進め方についても学ぶ。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 生産システム、生産・製造とは
2週 生産形態、多品種少量生産
3週 生産システムの物と情報の流れ
4週 製品設計、工程計画、PL
5週 I E:生産技術と標準時間、レイアウト
6週 生産計画と生産管理
7週 在庫管理、生産コントロール
8週 品質管理とQCサークル、ISO9000 ISO14000
4thQ
9週 生産の価値システム
10週 製造の原価管理、利益計画、投資計画
11週 5Sと改善活動
12週 FMS、FA、CI M、ERP
13週 工場見学
14週 工場見学
15週 期末試験
16週 労働のあり方

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験合計
総合評価割合100100
得点100100