数値計算法Ⅱ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 数値計算法Ⅱ
科目番号 0129 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 村木正芳,「工学のためのVBAプログラミング基礎」,東京電機大学出版局,2009.
担当教員 加藤 浩三

到達目標

本授業では,4学年までに修得した情報処理科目のプログラミングセンスを適用して,実務的な情報処理技術を身につけることを目的としている。
① ブラインドタッチによりプログラミングができる。
② Excel VBAの基本的なプログラミングができる。
③ Excel VBAを用いて数値計算のプログラミングができる。
④ Excel VBAを用いて機械工学の応用問題を解決できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ブラインドタッチにより迅速なプログラミングができる。ブラインドタッチによりプログラミングができる。キーボードを見ないとプログラミングができない。 FとJのキーに両人差し指を置いていない。
評価項目2教科書を見なくてもExcel VBAの基本的なプログラミングができる。教科書を見ればExcel VBAの基本的なプログラミングができる。配列の概念がわからない。代入文の概念がわからない。Excel VBAシステムの立ち上げ方がわからない。
評価項目3Excel VBAを用いて数値計算のプログラミングができる。(8割)xcel VBAを用いて数値計算のプログラミングができる。(6割)Excel VBAを用いて数値計算のプログラミングが6割未満しかできない。
評価項目4Excel VBAを用いて機械工学の応用問題を解決できる。(8割)Excel VBAを用いて機械工学の応用問題を解決できる。(6割)Excel VBAを用いて機械工学の応用問題を6割未満しか解決できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
本講義では実践的なプログラミング能力を養う手段として,Excel VBAを用いる.教科書とUSBメモリチィップは授業運営上,不可欠であるので,必ず準備すること。(先輩のものを借りる方法もある。)
やむなく遅刻した場合に,その都度,授業担当教員に関連の記録を確認することは各学生の責任である.
欠席した場合は,次回の講義の前日までに配布物を教員室まで取りに来ること.
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス説明 Excel VBAの利用,セル,コマンドボタン
2週 代入文,変数のタイプ,配列, 分岐,IF文
3週 ループ,平均値,最大値・最小値
4週 サブプロシージャー・ファンクションプロシージャー
5週 各自の卒業テーマに関連したプログラミング(卒研班別学習)
6週 連立方程式の解法
7週 代数方程式の解法 -ニュートン法-
8週 中間のまとめ
4thQ
9週 台形公式による数値積分
10週 ガウスザイデル法 連立方程式の解法
11週 常微分方程式の数値解法の基礎
12週 総和規約と行列の計算
13週 伝熱計算の概要 差分法
14週 山登り法
15週 期末試験
16週 期末試験の解答の解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験合計
総合評価割合100100
得点100100