到達目標
1.熱移動現象に対する熱伝導方程式を解くことができる。
2.対流伝熱の概要を理解し、基礎方程式を導出することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
熱移動現象に対する熱伝導方程式を解くことができる。 | 熱移動現象に対する熱伝導方程式を解き、非定常問題について説明することができる。 | 熱移動現象に対する熱伝導方程式を解き、定常問題について説明することができる。 | 熱移動現象に対する熱伝導方程式を解くことができない。 |
対流伝熱の概要を理解し、基礎方程式を導出することができる。 | 対流伝熱の概要を理解し、基礎方程式を導出することができる。 | 対流伝熱の概要を理解し、説明することができる。 | 対流伝熱の概要を理解できず、基礎方程式を導出することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
現在、様々な産業製品の開発において発熱・排熱を考慮した基板設計(熱設計)は重要である。本講義では、熱設計の基本事項である熱伝導と対流伝熱について解説し、各種熱伝導・熱伝達問題の解法、流体力学現象との関連を講義する。
授業の進め方・方法:
授業は講義を中心に適宜学習内容について議論を行う。講義中は集中して聴講すると共に、積極的に議論に参加すること。
適宜、レポート課題を課すので、翌週の授業の開始時に提出すること。
注意点:
この科目は学修単位科目であり、1単位あたり30時間の対面授業を実施します。併せて1単位あたり15時間の事前学習・事後学習が必要となります。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 伝熱の形態 |
熱伝導、対流、輻射について説明できる
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2週 |
熱伝導方程式 |
熱伝導方程式を導出できる
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3週 |
定常熱伝導問題(1) |
平板に関する定常熱伝導問題を解くことができる
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4週 |
定常熱伝導問題(2) |
円筒に関する定常熱伝導問題を解くことができる
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5週 |
拡大伝熱面 |
フィンに関する定常熱伝導問題を解くことができる
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6週 |
非定常熱伝導問題(1) |
平板に関する非定常熱伝導問題を解くことができる
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7週 |
非定常熱伝導問題(2) |
半無限物体に関する非定常熱伝導問題を解くことができる
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8週 |
演習課題 |
熱伝導問題を解くことができる
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2ndQ |
9週 |
対流熱伝達(1) |
対流のメカニズム、流体の運動と熱移動について説明できる
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10週 |
対流熱伝達(2) |
対流伝熱の基礎式(質量保存則、運動方程式)について説明できる
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11週 |
対流熱伝達(3) |
対流伝熱の基礎式(熱エネルギーの式)について説明できる
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12週 |
層流強制対流(1) |
平行平板間の流れ、円管内の流れについて説明できる
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13週 |
層流強制対流(2) |
等熱流束壁加熱下の温度場について説明できる
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14週 |
層流強制対流(3) |
等温壁加熱下の温度場について説明できる
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15週 |
まとめ 答案の返却と解説、授業アンケート |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | レポート課題 | 復習課題 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 15 | 15 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 15 | 15 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |