電気英語基礎Ⅰ

科目基礎情報

学校 豊田工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 電気英語基礎Ⅰ
科目番号 72341 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気・電子システム工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 「めざせ100万語!読書記録手帳」SSS英語学習法研究会 ISBN978-4902091267、Macmillan Readers Beginner(MMR2)他、英文多読用図書(図書館蔵書)/(リスニング教材)「速読速聴・英単語 Basic2400」(増進会出版社) ISBN978-4862900074、「フーリエの冒険第5章微分、英語版」 ISBN978-4906519118
担当教員 吉岡 貴芳

到達目標

(ア)担当教員の指導下で、日本語を介さずに理解できる英文の水準を見つけることができる。
(イ)基本語300~400語水準(YL1.2)の英文を、連続して30分以上読み続けることができる。
(ウ)基本語300~400語水準(YL1.2)の英文を、毎分100語以上で読み、概要を把握することができる。
(エ)継続的な学習により、課外学習も含めて、延べ5万語以上の英文を読んでいる。
(オ)毎分100語程度で、断続的に読み上げられる基礎語彙からなる英文を聴き取り、4割程度を書き取ることができる。
(カ)TOEIC330点程度の英語コミュニケーション能力を有する 。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目(イ)基本語300~400語水準(YL1.2)の英文を、毎分100語以上で連続して30分以上読むことができる。基本語300~400語水準(YL1.2)の英文を、毎分100語以上で断続的に30分以上読むことができる。基本語300~400語水準(YL1.2)の英文を、毎分100語以上で30分以上読むことができない
評価項目(ウ)読んだ英文の内容を詳しく把握することができる。読んだ英文の概要を把握することができる。読んだ英文の概要を把握することができない。
評価項目(エ)継続的な学習により、課外学習も含めて、延べ10万語以上の英文を読んでいる。継続的な学習により、課外学習も含めて、延べ5万語以上の英文を読んでいる。課外学習も含めた英文読書量が、延べ5万語に達しない。

学科の到達目標項目との関係

本校教育目標 ④ コミュニケーション能力

教育方法等

概要:
技術者に必要とされる基本的な英語コミュニケーション能力の習得には、継続的、体系的かつ自律的な学習が必要である。本講では、受講生が前年度に入門した英文多読を通年継続し、授業内外における読書を通じて、受講生自ら英語コミュニケーション能力の向上を実感することを目指す。多読ではやさしい英文を大量に読むことにより、日本語を介さない直接的な英文理解をめざす。英文和訳を避け(従って辞書は使用しない)、分からないところはとばし、英文読書を楽しむ。また、リスニング演習(ディクテーション)を併用し、多読との相乗効果によるリスニング能力の向上も目指す。
授業の進め方・方法:
図書館において,蔵書されている英文多読用図書から,自らの英語能力に適切なレベルのものを自ら,あるいは教員の指導下において選び,黙読する。また,図書の朗読CDを用いて英文を聞き取る。さらに,課外学習として英文多読図書を借り,授業外でも自律的に読む。教員は,学生が自立的に学ぶための支援を行うファシリテータの役割を果たす。
注意点:
小テスト評価は、ディクテーション(10%)、リーディング(30%)により行う。課題評価は、読書記録(10%、同年3月~年度末(指定あり)の累積。他の科目での同様に評価がある場合は語数を分ける)により行う。

選択必修の種別・旧カリ科目名

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業
必履修

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 英語コミュニケーション・スキルを身につけるための学習法の解説 日本語を介さずに英文を理解する、多読の読み方を認識する
2週 英語コミュニケーション・スキルを身につけるための学習法の解説 日本語を介さずに英文を理解する、多読の読み方を認識する
3週 リーディング教材を用いた読解演習: YL1.2以下のやさしい英文を読み、自らの読書状態を観察できる
4週 リーディング教材を用いた読解演習: YL1.2以下のやさしい英文を読み、自らの読書状態を観察できる
5週 リーディング教材を用いた読解演習: YL1.2以下のやさしい英文を読み、自らの読書状態を観察できる
6週 学習者毎に、実力に合ったリーディング教材を見つけるためのカウンセリング 担当教員の指導下で、日本語を介さずに理解できる英文の水準を見つけることができる
7週 リーディング教材を用いた読解演習: YL1.2以下のやさしい英文を読み、自らの読書状態を観察できる
8週 リーディング教材を用いた読解演習: YL1.2以下のやさしい英文を読み、自らの読書状態を観察できる
2ndQ
9週 リーディング教材を用いた読解演習: YL1.2以下のやさしい英文を読み、自らの読書状態を観察できる
10週 リーディング教材を用いた読解演習: YL1.2以下のやさしい英文を読み、自らの読書状態を観察できる
11週 学習者毎に、実力に合ったリーディング教材を見つけるためのカウンセリング 担当教員の指導下で、日本語を介さずに理解できる英文の水準を見つけることができる
12週 リーディング教材を用いた読解演習: YL1.2以下のやさしい英文を読み、自らの読書状態を観察できる
13週 リーディング教材を用いた読解演習: YL1.2以下のやさしい英文を読み、自らの読書状態を観察できる
14週 リスニング演習(ディクテーション): 毎分100語程度で、断続的に読み上げられる基礎語彙からなる英文を聴き取り、4割程度を書き取ることができる
15週 リーディング教材を用いた読解: YL1.2以下のやさしい英文を読み,日本語を介さずに英文を理解する
16週
後期
3rdQ
1週 英語コミュニケーション・スキルを身につけるための学習法の解説 日本語を介さずに英文を理解する、多読の読み方を認識する
2週 リーディング教材を用いた読解演習: YL1.2以下のやさしい英文を読み、自らの読書状態を観察できる
3週 リーディング教材を用いた読解演習: YL1.2以下のやさしい英文を読み、自らの読書状態を観察できる
4週 リーディング教材を用いた読解演習: YL1.2以下のやさしい英文を読み、自らの読書状態を観察できる
5週 リーディング教材を用いた読解演習: YL1.2以下のやさしい英文を読み、自らの読書状態を観察できる
6週 学習者毎に、実力に合ったリーディング教材を見つけるためのカウンセリング 担当教員の指導下で、日本語を介さずに理解できる英文の水準を見つけることができる
7週 リーディング教材を用いた読解演習: YL1.2以下のやさしい英文を読み、自らの読書状態を観察できる
8週 リーディング教材を用いた読解演習: YL1.2以下のやさしい英文を読み、自らの読書状態を観察できる
4thQ
9週 リーディング教材を用いた読解演習: YL1.2以下のやさしい英文を読み、自らの読書状態を観察できる
10週 リーディング教材を用いた読解: YL1.2以下のやさしい英文を読み,日本語を介さずに英文を理解する
11週 学習者毎に、実力に合ったリーディング教材を見つけるためのカウンセリング 担当教員の指導下で、日本語を介さずに理解できる英文の水準を見つけることができる
12週 リーディング教材を用いた読解演習: YL1.2以下のやさしい英文を読み、自らの読書状態を観察できる
13週 リーディング教材を用いた読解演習: YL1.2以下のやさしい英文を読み、自らの読書状態を観察できる
14週 リーディング教材を用いた読解演習: YL1.2以下のやさしい英文を読み、自らの読書状態を観察できる
15週 リスニング演習(ディクテーション): 毎分100語程度で、断続的に読み上げられる基礎語彙からなる英文を聴き取り、4割程度を書き取ることができる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前3,前4,前5,前7,前8,前9,前12,前13,前14,前15,後3,後4,後5,後7,後8,後9,後12,後13,後14,後15
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。1
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2

評価割合

定期試験課題小テスト合計
総合評価割合501040100
基礎的能力501040100