コンピュータリテラシ

科目基礎情報

学校 豊田工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 コンピュータリテラシ
科目番号 31111 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 ポイントでマスター 基礎からはじめる情報リテラシー Office2019対応,実教出版 ISBN:978-4-407-34865-1
担当教員 村田 匡輝

到達目標

(ア)Windows OS搭載のパーソナルコンピュータについて、起動・終了やファイル操作などの基本的操作が行える。
(イ)Microsoft Officeを使って文書作成や図表作成ができ、報告書やプレゼンテーション資料を作成できる。
(ウ)手元を見ずに正確なタイピングを行なうことができる(合格基準:毎分90文字以上かつ正解率85%以上)。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1Windows OS搭載のパーソナルコンピュータについて、起動・終了やファイル操作などの基本的操作が行え、説明できる。Windows OS搭載のパーソナルコンピュータについて、起動・終了やファイル操作などの基本的操作が行える。Windows OS搭載のパーソナルコンピュータについて、起動・終了やファイル操作などの基本的操作が行うことができない。
評価項目2Microsoft Officeを使って文書作成や図表作成ができ、分かりやすい報告書やプレゼンテーション資料を作成できる。Microsoft Officeを使って文書作成や図表作成ができ、報告書やプレゼンテーション資料を作成できる。Microsoft Officeを使って文書作成や図表作成ができ、報告書やプレゼンテーション資料を作成できない。
評価項目3手元を見ずに正確なタイピングを行なうことができる。手元を見ずにタイピングを行なうことができる。手元を見ずにタイピングを行なうことができない。

学科の到達目標項目との関係

本校教育目標 ④ コミュニケーション能力

教育方法等

概要:
「リテラシ」とは「読み書き能力」のことである。この科目は、Windowsパソコンを「道具」として利用できる能力を養うことを目的としている。演習が主体であるため、楽しみながら技術者として必要な能力を上げていって欲しい。
授業の進め方・方法:
実習を通して、マイクロソフト社の文書作成ツールWord、表計算ツールExcel、および発表資料作成ツールPowerPointの基本的な利用方法を学ぶ。また、毎時間少しずつ練習しながら、ブラインドタッチの習得も目指す。
注意点:

選択必修の種別・旧カリ科目名

選択必修1

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業
必履修

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス(シラバス・科目内容説明)、ICTSEC演習室の使い方、Windowsの基本操作の演習 ICTSEC演習室PCの起動・ログイン方法、Microsoft365へのサインインの仕方、Windowsの基本操作について理解する。
2週 Word演習(1) 文章の入力・編集 Wordを用いて文章の入力、編集ができる。
3週 Word演習(2) 図の挿入 Wordを用いて図の挿入ができる。
4週 Word演習(3) 罫線表の作成 Wordを用いて罫線表を作成できる。
5週 Word演習(4) 実習問題 Wordを用いて実用的な文書を作成することができる。
6週 Excel演習(1) データの入力、見やすい表の作成 Excelを用いてデータの入力、表を作成することができる。
7週 Excel演習(2) 表計算(式の入力,セルの絶対参照) Excelを用いて式、セルの参照を用いた数値計算を行うことができる。
8週 Excel演習(3) 表計算(関数の利用) Excelを用いて関数を利用した数値計算を行うことができる。
2ndQ
9週 Excel演習(4) グラフの作成 Excelを用いてグラフを作成することができる。
10週 Excel演習(5) 実習問題 Excelを用いて,インターネットで公開されているデータをもとに実用的なシートを作成することができる。
11週 PowerPoint演習(1) 簡単なスライドの作成 PowerPointを用いて簡単なスライドを作成できる。
12週 PowerPoint演習(2) 効果的なプレゼンテーション(画面切り替え、アニメーションの利用) PowerPointにおいて、画面の切り替え、アニメーションを利用することができる。
13週 PowerPoint演習(3) グループごとでの資料の作成、口頭発表 データサイエンス・AIに関する技術についてグループごとに調査し、資料作成を行う。
14週 PowerPoint演習(3) グループごとでの資料の作成、口頭発表 データサイエンス・AIに関する技術についてグループごとに調査し、資料作成を行う。
15週 PowerPoint演習(3) グループごとでの資料の作成、口頭発表 データサイエンス・AIに関する技術について、社会や日常生活との関わりを含め、作成した資料を用いて調査結果を発表する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・取得できる。4前13,前14
計算機を用いて数学的な処理を行うことができる。4前7,前8
情報の適切な表現方法と伝達手段を選択し、情報の送受信を行うことができる。4前15
データサイエンス・AI技術の概要を説明できる。4前15
データサイエンス・AI技術が社会や日常生活における課題解決の有用なツールであり、様々な専門領域の知見と組み合わせることによって価値を創造するものであることを、活用事例をもとに説明できる。4前15
データサイエンス・AI技術の利活用に必要な基本的スキル(データの取得、可視化、分析)を使うことができる。 4前10
自らの専門分野において、データサイエンス・AI技術と社会や日常生活との関わり、活用方法について説明できる。 4前15

評価割合

課題合計
総合評価割合100100
基礎的能力100100