概要:
現代社会においては、日常生活にさえコンピュータが深く浸透してきており、工学エンジニアを目指す者として、そのスキルを身に付けることは必須課題となっている。本講義では、実際にコンピュータを使用し、必須スキルといえるコンピュータを活用するための基本的な知識と技術を身につける。
授業の進め方・方法:
本講義は、コンピュータを活用するための基本的な知識と技術の習得を目的として、パソコンの基本構造を理解するとともに、ネットワークエチケットや情報セキュリティを学ぶ。次に、パソコンを用いて文字入力ソフト、表計算ソフト及びプレゼンテーションソフトの基礎的な使用方法を学ぶ。具体的には、ワープロソフトでは、文字入力、一般的な書類の作成、作図の学習であり、続いて、表計算ソフトでは、表や数式・関数の作成およびグラフの作成技術を習得する。最後に、プレゼンテーションソフトを用いて、プレゼンテーションスライドの作成を学ぶと共に、各自で作成する。
注意点:
電子メールの確認環境として、学生個人の持つスマートフォンを推奨しており、その設定方法も内容に含まれるが、家庭による環境(機能制限、不所持等)や機種、従来からの利用状況による差が大きいため、授業内で完了しない事も想定されている。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
情報リテラシー/モラル、ICTSEC演習室の使い方 |
情報リテラシーおよびパーソナルコンピュータの使用方法について理解できている。
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2週 |
SNSの注意点、電子メールの書き方 |
SNSの利用方法および電子メールの書き方を習得している。
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3週 |
ネットワークの基礎、情報セキュリティ |
情報セキュリティの基礎について理解できる。
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4週 |
情報化社会の功罪の「罪」の方、情報モラルテストと宣誓書
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情報化社会における情報モラルについて理解できている。
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5週 |
コンピュータの基礎知識:パーソナルコンピュータの基本構成、演算のしくみ |
パーソナルコンピュータの基本構成と演算のしくみを説明できる。
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6週 |
ネットワークの基礎:インターネット、LAN |
ネットワークの構造を理解できている。
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7週 |
タッチタイプ習得 |
タッチタイプが実践できている。
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8週 |
ワープロソフトの基本操作:文字入力,ファイル操作 |
ワープロソフトの基本操作を習得している。
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2ndQ |
9週 |
ワープロソフトの基本操作:文字入力,ファイル操作 |
ワープロソフトの基本操作を習得している。
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10週 |
ワープロソフトの応用操作:図表の挿入、文章作成 |
ワープロソフトの応用操作を習得している。
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11週 |
表計算ソフトの基本操作:表作成,数式・関数の使い方 |
表計算ソフトの応用操作を習得している。
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12週 |
表計算ソフトの応用操作:データ集計、グラフ作成 |
表計算ソフトの応用操作を習得している。
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13週 |
プレゼンテーションソフトの基本操作:プレゼンテーション資料の作成 |
プレゼンテーションソフトの基本操作を習得している。
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14週 |
プレゼンテーションソフトの基本操作:プレゼンテーション資料の作成 |
プレゼンテーションソフトの基本操作を習得している。
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15週 |
プレゼンテーションソフトで作成した資料を用いたプレゼンテーション(課題発表) |
プレゼンテーションソフトを用いて作成した資料を使用して実際にプレゼンテーションできる。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 社会の情報化の進展と課題について理解し説明できる。 | 4 | 前1,前2,前5 |
代表的な情報システムとその利用形態について説明できる。 | 4 | 前1,前2,前5 |
コンピュータの構成とオペレーティングシステム(OS)の役割を理解し、基本的な取扱いができる。 | 4 | 前1,前2,前5 |
アナログ情報とデジタル情報の違いと、コンピュータ内におけるデータ(数値、文字等)の表現方法について説明できる。 | 4 | |
情報を適切に収集・取得できる。 | 4 | |
データベースの意義と概要について説明できる。 | 4 | |
基礎的なプログラムを作成できる。 | 4 | 前1,前2,前6 |
計算機を用いて数学的な処理を行うことができる。 | 4 | |
基礎的なアルゴリズムについて理解し、任意のプログラミング言語を用いて記述できる。 | 4 | |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを説明できる。 | 4 | |
情報の真偽について、根拠に基づいて検討する方法を説明できる。 | 4 | |
情報の適切な表現方法と伝達手段を選択し、情報の送受信を行うことができる。 | 4 | |
情報通信ネットワークの仕組みや構成及び構成要素、プロトコルの役割や技術についての知識を持ち、社会における情報通信ネットワークの役割を説明できる。 | 4 | 前1,前2,前3,前4 |
情報セキュリティの必要性を理解し、対策について説明できる。 | 4 | |
情報セキュリティを支える暗号技術の基礎を説明できる。 | 4 | |
情報セキュリティに基づいた情報へのアクセス方法を説明できる。 | 4 | |
情報や通信に関連する法令や規則等と、その必要性について説明できる。 | 4 | |
情報社会で生活する上でのマナー、モラルの重要性について説明できる。 | 4 | |
情報セキュリティを運用するための考え方と方法を説明できる。 | 4 | |