到達目標
(ア)農業立地論の基礎を理解できる。
(イ)工業立地論の基礎を理解できる。
(ウ)中心地論の基礎を理解できる。
(エ)地域構造論の基礎を理解できる。
(オ)地域問題の生じる要因を理解できる。
(カ)主要国におけるエネルギー生産の特徴と日本などの具体例を説明できる。
ルーブリック
| 到達レベルの目安(優) | 到達レベルの目安(良) | 到達レベルの目安(不可) |
立地論の基礎 | 現実の地域の成り立ちを、立地論に当てはめて説明することができる。 | 農業、工業、都市の立地論の基礎を理解することができる。 | 立地論の考え方を理解することができない。 |
地域構造と地域問題 | 具体的な地域問題を取り上げ、その発生要因を、地域構造の成り立ちを踏まえて説明することができる。 | 地域問題の基礎を理解することができる。 | 地域構造の基礎を理解することができない。 |
地域とエネルギー | 様々なエネルギーの特性を踏まえて、地域におけるエネルギーの生産や活用方法を提案することができる。 | エネルギー問題の基礎を理解することができる。 | エネルギー問題の基礎を理解することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 C2 世界の文化・歴史を理解し,人間に対する配慮を怠らない.
JABEE a 地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養
JABEE b 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、及び技術者が社会に対して負っている責任
本校教育目標 ⑤ 技術者倫理
教育方法等
概要:
現代日本は多くの社会的,地域的な問題を抱えている。2011年以降は,人口減少時代における地方圏の衰退だけでなく,地方圏におけるエネルギー生産の方式と立地も重要な関心事となっている。これらはいずれも日本の将来を築くための重要なテーマであり,我々は,それら諸問題の生じる仕組み,それらに対抗するための考え方について理解する必要がある。そのために,「地域と産業」では,経済地理学の基礎的な理論をおさえるとともに,近代化や経済成長が,日本の地域構造やエネルギー生産方式の変動に与えた影響について外国の事例も紹介しつつ概説する。
授業の進め方・方法:
講義、ディスカッション、発表等。
注意点:
授業内容に該当する項目について、科目担当教員の薦める文献等で予め調べてくること。また、継続的に授業内容の復習を行うこと。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
社会科学と経済地理学 |
社会科学と経済地理学の基礎を理解することができる。
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2週 |
社会科学と経済地理学 |
社会科学と経済地理学の基礎を理解することができる。
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3週 |
社会科学と経済地理学 |
社会科学と経済地理学の基礎を理解することができる。
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4週 |
経済地理学の理論①農業立地論 |
農業立地論の基礎を理解することができる。
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5週 |
経済地理学の理論①農業立地論 |
農業立地論を適用して、実際の農業地域を説明することができる。
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6週 |
経済地理学の理論②工業立地論 |
工業立地論の基礎を理解することができる。
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7週 |
経済地理学の理論②工業立地論 |
工業立地論を適用して、実際の工業地域を説明することができる。
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8週 |
経済地理学の理論③中心地論 |
中心地論の基礎を理解することができる。
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4thQ |
9週 |
経済地理学の理論③中心地論 |
中心地論を適用して、実際の工業地域を説明することができる。
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10週 |
日本の地域構造と地域問題 |
地域構造と地域問題の基礎を理解することができる。
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11週 |
日本の地域構造と地域問題 |
地域問題の生じる要因を地域構造の在り方を踏まえて理解することができる。
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12週 |
産業立地の地域的展開:日本における主要工業地域の変遷 |
これまでの理論を踏まえて、日本の主要工業地域の在り方を理解することができる。
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13週 |
主要国のエネルギー生産の方式と再生可能エネルギーの利用と現状 |
エネルギー問題を踏まえて、新エネルギーの開発・普及を理解することができる。
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14週 |
主要国のエネルギー生産の方式と再生可能エネルギーの利用と現状 |
様々なエネルギーの特性を踏まえて、地域におけるエネルギーの生産や活用方法を提案することができる。
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15週 |
まとめ |
これまでの内容を整理し、理解を深める。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
分野横断的能力 | 70 | 30 | 100 |