各種目の特性に触れ,身につけた様々な技術を練習・試合の場で積極的に発揮しスポーツを楽しむことができ,各競技に意欲的に参加し,体力向上を目指す合理的な運動の仕方を身に付ける努力をすることができる.
概要:
本校で体育実技を行う最終学年であることから,前期はテニスを中心に、後期はこれまで各学年で実施してきた実技内容を通じて基礎体力を高め,心身の調和的発達を促すとともに,集団的スポーツを通じて協調性を養い,自分たちで積極的に運動を楽しみ,生涯を通じて健康な生活を営む態度を育てる.
授業の進め方・方法:
全ての授業内容は,学習・教育到達目標(A)<意欲>に相当する
授業は実技形式で行う
「授業計画」における各週の「到達目標」はこの授業で到達する「知識・能力」に相当するものとする
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>「知識・能力」達成度を授業時間内に確認する.「知識・能力」の重みに関しては,積極性を重視するが,他は概ね均等とする.評価結果において60点以上の成績を取得したとき目標を達成したとする.
<学業成績の評価方法および評価基準>
実技科目による評価を70点,授業に対する姿勢(学習意欲,向上心,記録成果への進展状況等)を30点として100点法で評価する.
<単位修得要件>上記の評価方法により60点以上を取得すること.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>テニス・バドミントン・バスケットボール・バレーボールについての試合上のルールを覚えておくこと.
<レポートなど>長期見学・欠席する学生については,状況に応じてレポート課題を課すことがある.
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業内容の説明(安全上の諸注意、事前準備の説明等) |
実技を行う前の用具設置や準備体操がきちんとできる
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2週 |
スポーツテスト |
協力し合って基本データを計測できる
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3週 |
スポーツテスト |
協力し合って基本データを計測できる
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4週 |
テニス(基本技能の説明、基本打ち) |
テニスの基本的なラケットの操作が理解できる
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5週 |
テニス(基礎練習) フォアハンド |
トスされたボールを相手コートに打ち返すことができる
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6週 |
テニス(基礎練習) フォアハンド・バックハンド |
トスされたボールを相手コートに打ち返すことができる
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7週 |
テニス(基礎練習) フォアハンド・バックハンド |
トスされたボールを相手コートに打ち返すことができる
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8週 |
テニス(技術テスト) |
既習の動作を発揮することができる
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2ndQ |
9週 |
テニス(ラリー ゲーム) |
安全に留意して準備ができ、連携して試合運びができる
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10週 |
テニス(ラリー ゲーム) |
安全に留意して準備ができ、連携して試合運びができる
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11週 |
下級生時に取り組んだ実技種目を計画、立案して運営する (各種球技) |
安全に留意して準備ができ、連携して試合運びができる
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12週 |
下級生時に取り組んだ実技種目を計画、立案して運営する (各種球技) |
安全に留意して準備ができ、連携して試合運びができる
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13週 |
下級生時に取り組んだ実技種目を計画、立案して運営する (各種球技) |
安全に留意して準備ができ、連携して試合運びができる
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14週 |
下級生時に取り組んだ実技種目を計画、立案して運営する (各種球技) |
安全に留意して準備ができ、連携して試合運びができる
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15週 |
下級生時に取り組んだ実技種目を計画、立案して運営する (各種球技) |
安全に留意して準備ができ、連携して試合運びができる
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
体育祭の練習 |
協力して運営することができる
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2週 |
体育祭に振り替え |
積極的に参加することができる
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3週 |
テニス(ラリー ゲーム)
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安全に留意して準備ができ、連携して試合運びができる
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4週 |
テニス(ラリー ゲーム) |
安全に留意して準備ができ、連携して試合運びができる
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5週 |
下級生時に取り組んだ実技種目を再度実施し,定着を図る. (バレーボール) |
バレーボールのルールや基本動作を再確認し,連携して試合運びができる
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6週 |
下級生時に取り組んだ実技種目を再度実施し,定着を図る. (バレーボール) |
バレーボールのルールや基本動作を再確認し,連携して試合運びができる
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7週 |
下級生時に取り組んだ実技種目を再度実施し,定着を図る. (バレーボール 技術テスト) |
バレーボールに関する定着度を図ることができる
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8週 |
下級生時に取り組んだ実技種目を再度実施し,定着を図る. (卓球) |
卓球のルールや基本動作を再確認し,連携して試合運びができる
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4thQ |
9週 |
下級生時に取り組んだ実技種目を再度実施し,定着を図る. (卓球) |
卓球のルールや基本動作を再確認し,連携して試合運びができる
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10週 |
下級生時に取り組んだ実技種目を再度実施し,定着を図る. (卓球 技術テスト) |
卓球に関する定着度を図ることができる
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11週 |
持久走 |
2000mを完走する事ができる.低学年時のタイムと比較し,自身の全身持久力の推移を知ることができる.
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12週 |
下級生時に取り組んだ実技種目を再度実施し,定着を図る. (バスケットボールもしくはバドミントン) |
バスケットボールもしくはバドミントンのルールや基本動作を再確認し,連携して試合運びができる
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13週 |
下級生時に取り組んだ実技種目を再度実施し,定着を図る. (バスケットボールもしくはバドミントン) |
バスケットボールもしくはバドミントンのルールや基本動作を再確認し,連携して試合運びができる
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14週 |
下級生時に取り組んだ実技種目を再度実施し,定着を図る. (バスケットボールもしくはバドミントン 実技テスト) |
バスケットボールもしくはバドミントンに関する定着度を図ることができる
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15週 |
授業の総括(反省と今後の課題)
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年間を通して運動の必要性を理解できる
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 基盤的資質・能力 | 自己理解 | 自己理解 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 3 | |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 3 | |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 3 | |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 3 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 3 | |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 3 | |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 3 | |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 3 | |