到達目標
1.こころのあり方について理解できる.
2.人間関係とそのかかわり方について理解できる.
3.各発達段階における心身の成長に伴う影響や発達に影響を与える因子について学び、人間としての生き方やあり方を理解できる.
ルーブリック
| こころのあり方について理解できる. | こころのあり方について基礎的に理解できる. | こころのあり方について理解できない |
評価項目2 | 人間関係とそのかかわり方について応用的に理解できる. | 人間関係とそのかかわり方について基本的に理解できる. | 人間関係とそのかかわり方について理解できない. |
評価項目3 | 各発達段階における心身の成長に伴う影響や発達に影響を与える因子について学び,人間としての生き方やあり方について理解できる. | 各発達段階における心身の成長に伴う影響や発達に影響を与える因子について学び,人間としての生き方やあり方について基本的に理解できる. | 各発達段階における心身の成長に伴う影響や発達に影響を与える因子について学び,人間としての生き方やあり方を理解できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
心理学とは人間のこころの在り方を見つめる学問であり,社会生活の上で切り離せない学問である.
本授業では,心理学の基礎的な内容の学習を行い,時には体験的学習を通じて,自分や他者への理解を深める.
授業の進め方・方法:
・すべての内容は,学習・教育目標(A)に対応する.
・授業は講義・演習形式で行う.講義中は集中して聴講する.
・「授業計画」における各週の「到達目標」はこの授業で習得する「知識・能力」に相当するものとする.
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>
授業計画の「到達目標」を網羅した中間試験,学年末試験を1回ずつ実施する.
また,その他授業中に行うワークのレポートなどでも目標の達成度を評価する.なお,各「到達目標」に関する重みは概ね均等とする.合計点の60%の得点で,目標の達成を確認できるレベルの試験を課す.
<学業成績の評価方法および評価基準>
中間試験・学年末試験を80%,レポートを20%として評価する.ただし,40点以上59点以下については再試験可.
<単位修得要件>
中間試験,学年末試験,レポートの結果,学業成績で60点以上を取得すること.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>
本教科は,始めて学ぶ学生が多いと思われる.テキストの内容を理解する読解力,内容を理解しようとする態度が大切である.
<レポート等>
理解を深めるためのワークを適宜実施する.その振り返りレポートを課す.
<備考>
本科目は心理学についての一般的知識を理解することを重点において学習する.授業には積極的な取り組むこと.
※「担当教員」には二名の教員が記載されているが、実際の講義は平谷教員が行う。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
心理学の概略 (1)心理学の歴史 (2)心理学の研究などについて |
1.心理学の概略について説明ができる.
|
2週 |
知覚と認知 (1)知覚の仕組み (2)認知の仕組み |
2.知覚と認知について基礎的な説明ができる.
|
3週 |
学習・記憶 (1)学習のメカニズム (2)記憶のメカニズム |
3.学習と記憶について基礎的な説明ができる.
|
4週 |
動機づけ (1)動機づけと分類 (2)欲求 |
4.動機付けや欲求について基礎的な説明ができる.
|
5週 |
知能と思考 (1)知能とは (2)思考とは |
7.知能と思考について基礎的な説明ができる.
|
6週 |
パーソナリティ1 (1)パーソナリティの記述 (2)パーソナリティの調べ方 |
5.パーソナリティーの記述と調べ方を説明できる.
|
7週 |
パーソナリティ2 (1)パーソナリティの異常と障害
|
6.パーソナリティーの異常と障害について説明できる.
|
8週 |
中間試験 |
目標1~7の内容が説明できる.
|
4thQ |
9週 |
発達1 (1)発達とは何か (2)乳幼児期~児童期 |
8.発達について説明できる. 9.乳幼児期~児童期までの発達について説明できる.
|
10週 |
発達2 (1)青年期 (2)成人期以降 |
10.青年期の発達について説明できる. 11.成人期以降の発達について説明できる.
|
11週 |
人間関係・集団 (1)対人関係とは (2)集団とは |
12.人間関係・集団について基礎的な説明ができる.
|
12週 |
精神的健康 メンタルヘルスについて |
13.メンタルヘルスについて説明できる.
|
13週 |
カウンセリング 心理面接とは |
14.カウンセリングについて説明できる.
|
14週 |
カウンセリングに用いられる技法 様々な技法について |
15.カウンセリングで用いられる様々な技法について基礎的な説明ができる.
|
15週 |
心理学の応用分野 心理学を応用した分野について |
16.心理学の応用分野について基礎的な説明ができる.
|
16週 |
学年末試験 |
1~16までの内容が説明ができる
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文社会科学 | 社会 | 現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
配点 | 80 | 20 | 100 |