到達目標
1 海について理解する。
② カルノーサイクルの状態変化を理解し,熱効率を計算できる。
③ サイクルをT-s線図で表現できる。
4 船のエンジンを説明できる。
5 排気ガスの種類と発生原因を説明できる。
6 船の抵抗の種類を説明できる。
7 造波抵抗を説明できる。
8 自然エネルギーの種類を説明できる。
9 風力エネルギーを説明できる。
10 水平軸風車の最大効率を説明できる。
11 着底式洋上風車を説明できる。
12 浮体式洋上風車を説明できる。
13 風況解析を説明できる。
14 風力発電の発電量を予測できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 知識をすべて知っている | 知識を半分知っている | ほとんど知らない |
評価項目2 | 重要な項目を説明できる | 重要な項目を知っている | ほとんど知らない |
評価項目3 | 知識を実際の生活に役立てることができる | 知識を少し役立てることができる | 知識を役立てられない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
小さな島国と称される日本も排他的経済水域を含む国土は世界で6番目の広さを有する国になる。この利用を考えることは,この国の発展に重要な意味がある。日本人は海からの多大なる恩恵を受けて生活してきており,海に対しては多くの国民が感謝の気持ちを抱いて生活している。特に,舞鶴は発展の基礎に海があった。
本講義では,海と関係の深い工学について,理解を深めることを目的とする。正確な理解には,ここまでに学んできた事柄を総動員して取り組む必要がある。第4学年までに学んだ事柄を総復習するつもりで履修してほしい。海に対する深い理解と豊富な知識を舞鶴高専で学んだものの特徴として次のステップで生かしてほしいと思う。
授業の進め方・方法:
講義を中心に学習を進める。工学全般に関する広い知識が必要とされるので,関連分野の復習も授業の中で行う。
注意点:
評価は、中間試験と期末試験の成績により行う。熱機関に関する理解と、抵抗に関する理解を評価基準とする。授業中に寝ることは時間の無駄である。予習と復習をしっかりと行うこと。毎授業には電卓を持参すること。
研究室 A棟3階 (A-311)
電話番号 0773-62-8932
e-mail kobayashi@maizuru-ct.ac.jp
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
シラバス内容の説明,海洋とその利用 |
1海について理解する。
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2週 |
熱機関の概要(沿革,比較,環境問題) |
②カルノーサイクルの状態変化を理解し,熱効率を計算できる。
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3週 |
熱機関に関する基礎(理論サイクル) |
③サイクルをT-s線図で表現できる。
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4週 |
ディーゼル機関の構造その1 |
4船のエンジンを説明できる。
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5週 |
ディーゼル機関の構造その2 |
4船のエンジンを説明できる。
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6週 |
プロペラ |
4船のエンジンを説明できる。
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7週 |
原子力船 |
4船のエンジンを説明できる。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
燃料 |
5排気ガスの種類と発生原因を説明できる。
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10週 |
排ガスとその計測法 |
5排気ガスの種類と発生原因を説明できる。
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11週 |
流体抵抗の基礎 |
6船の抵抗の種類を説明できる。
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12週 |
スクリュープロペラと速度の関係 |
6船の抵抗の種類を説明できる。
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13週 |
造波抵抗の基礎理論その1 |
7船の抵抗の種類を説明できる。
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14週 |
造波抵抗の基礎理論その2 |
7船の抵抗の種類を説明できる。
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15週 |
造波抵抗の基礎理論その3 |
7船の抵抗の種類を説明できる。
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16週 |
期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 熱流体 | カルノーサイクルの状態変化を理解し、熱効率を計算できる。 | 4 | |
サイクルをT-s線図で表現できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 30 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 | 40 |
専門的能力 | 20 | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 | 30 |
分野横断的能力 | 20 | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 | 30 |