通信工学Ⅱ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 通信工学Ⅱ
科目番号 0038 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 植松友彦・松本隆太郎著「基本を学ぶ通信工学」(オーム社)
担当教員 芦澤 恵太

到達目標

1.ディジタル信号の情報通信への適用について説明できる。
2.通信網の資源利用について理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ディジタル信号の情報通信への適用について説明できる。 ディジタル信号の情報通信への適用について理解している。 ディジタル信号の情報通信への適用について説明できない。
評価項目2通信網の資源利用について理解する。通信網の資源利用について礼をあげることができる。通信網の資源利用について理解していない。

学科の到達目標項目との関係

(B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
インターネットに代表されるコンピュータネットワークの急速な発展と普及により,通信システムや情報通信ネットワークの社会における重要性が増している。〔前期〕は,通信システムの基本的構成,信号波の解析,振幅変調,周波数変調,アナログ変調について,〔後期〕は,パルス変調,多重通信方式,通信網,画像通信について学習する。また,地上波ディジタル放送など最新のトピックを取り上げながら,通信をとりまく基本的な事項に関して工学的な立場から学習する。
授業の進め方・方法:
講義を中心に授業を進める。
講義時関内に演習を行うことがある。
理解度を確認するため,定期的にレポートを課す。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス内容の説明,パルス振幅変調
2週 標本化定理
3週 パルス符号変調
4週 再生中継
5週 ベースバンドディジタル変調(シンボル間干渉・ナイキスト規範)
6週 ベースバンドディジタル変調(加法的雑音と整合フィルタ)
7週 ベースバンドディジタル変調(ディジタル変調の雑音特性)
8週 定期試験
4thQ
9週 後期中間試験返却,信号空間解析
10週 パスバンドディジタル変調(PAM,QAM)
11週 パスバンドディジタル変調(PSK,OFDM変調)
12週 多重通信方式(FDM,TDM)
13週 多重通信方式(スペクトル拡散変調)
14週 トラフィック理論の基礎  その1
15週 トラフィック理論の基礎  その2
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000