概要:
製図の基礎を把握し,機械製図に関する企画を理解して製図知識と作図能力を習得する.
立体を平面に変換すること,またその逆を行える応用力を養う.
CAD(Computer Aided Design)の概要と基本操作についても学ぶ.
授業の進め方・方法:
機械工学科棟3F設計工学演習室にて行う.教科書の製図例を通じて,投影図の描き方,寸法記入法など作図法を習得していく.提出図面の出来栄えから到達度を評価するほか,定期試験(前期末と後期中間のみ)で基本知識を問う.
注意点:
関連科目
機械工作法,機械工作実習
学習指針
製図用具の正しい使い方を習得し,JIS規格に則った線や文字,投影図を描けるように集中して作業すること.「正しく」,「明瞭に」,「じん速に」の3つを常に心がけて取り組む必要がある.各課題について時間内に完成しない場合は宿題とする.提出期限を設けるので厳守すること.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 製図 | 図面の役割と種類を適用できる。 | 4 | 前9,前10,前11,前12,前13,前15,前16 |
製図用具を正しく使うことができる。 | 4 | 前1,前4,前5,前6,前7,前8,前15,前16 |
線の種類と用途を説明できる。 | 4 | 前4,前15,前16 |
物体の投影図を正確にかくことができる。 | 4 | 前10,前11,前15,前16 |
製作図の書き方を理解し、製作図を作成することができる。 | 4 | 前2,前3,前14,後1,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12 |
公差と表面性状の意味を理解し、図示することができる。 | 4 | |
部品のスケッチ図を書くことができる。 | 4 | 前10,前11,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12 |
CADシステムの役割と基本機能を理解し、利用できる。 | 4 | 後13,後14 |
ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの機械要素の図面を作成できる。 | 4 | |
歯車減速装置、手巻きウインチ、渦巻きポンプ、ねじジャッキなどを題材に、その主要部の設計および製図ができる。 | 4 | |