機械設計製図Ⅱ

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 機械設計製図Ⅱ
科目番号 0030 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「機械製図」出版社:実教出版、著者:林 洋次
担当教員 小柴 孝

目的・到達目標

1機械要素(ボルト,軸受け,キー,歯車,継手,ばねなど)の用途を理解し、規格表を読むことができる。また、各機械要素を製図することができ、図面を読むことができる。
2要素組組合せ時のはめあい,寸法公差を理解することができる。また,表面性状の表示方法を理解することができる。
3既存機械を題材とし、図面に落とすことができる(スケッチから製図までのプロセスを理解する)。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1機械要素に関する知識を身に付け,活用することができる.機械要素の知識を身につけている.機械要素に知識に乏しい
評価項目2機械要素の製図を正確に読むことができる.機械要素の製図を読むことができる.機械要素の製図を読むことができない.
評価項目3機械要素の製図を正確に書くことができる.機械要素の製図を書くことができる.機械要素の製図を書くことができない.

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
機械要素の種類・構造・用途および規格を理解できるように解説を行い,適切な機械要素の選択および使用することができる能力を身に付ける。また、簡単な機械要素の設計ができるように,機械のスケッチを中心に機械製図に関する総合的な判断力を養い,読図と作図の能力の向上をはかる.
授業の進め方と授業内容・方法:
製図は,機械工学のうち最も基礎的かつ重要な科目の一つであり機械設計者,機械技術者に必須のものである.製図の学習は,教科書を読むだけでは実力の養成にはならない.読図・作図を幾度か繰り返すことによって,その内容を十分理解し把握できるようにする.
注意点:
関連科目:機械設計製図Ⅰ,機械工学入門,機械工作実習Ⅰ・Ⅱ,機械工作法Ⅰ
学習指針:機械要素の製図を理解し,適切に機械要素を表現でき,検図できることが重要である.

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ねじの基本および製図 ねじ種類が説明でき.各部の名称,規格および製図法が理解できる.
2週 ボルトの種類と呼び方 ボルト,ナット,座金の規格および製図法が理解できる.
3週 ボルト・ナットの製図1 六角ボルト・ナットを製図することができる。
4週 ボルト・ナットの製図2 六角ボルト・ナットを製図することができる。
5週 軸およびキー・ピン 軸およびキー・ピンが果たす役割などを説明ができる.
6週 公差1 寸法公差を説明することができる。
7週 公差1 はめあいの種類を理解し,説明することができる。
8週 公差1 幾何公差を理解し,説明することができる。
2ndQ
9週 表面性状 表面性状の表示方法を理解することができる。
10週 軸受1 軸受の役割を理解し,用途に応じた選択ができる。
11週 軸受2 軸受と密封装置の関係を説明することができる。
12週 歯車1 歯車の種類を説明することができる。
13週 歯車2 歯車の各部寸法を計算することができる。
14週 歯車3 歯車を製図することができる。
15週 前期末試験 試験問題に対して正しい解答を記述することができる。
16週 試験返却・解答 試験結果を確認し、解説により理解不十分な箇所を充足することができる。
後期
3rdQ
1週 プーリ・スプロケット1 ベルト伝動の特徴を理解することができる。
2週 プーリ・スプロケット2 ローラチェーンによる伝動を説明することができる。
3週 ばね1 ばねの種類を説明することができる。
4週 ばね2 ばねを製図することができる。
5週 溶接継手 溶接継手の種類および表示方法を説明することができる。
6週 管継手 管継手の種類を説明することができる。
7週 バルブ バルブの種類を説明することができ,配管図および配管系統図を読むことができる。
8週 豆ジャッキの製図 課題説明(グループ分け)
4thQ
9週 スケッチ図1 計測器具を用いて各部の寸法を測定することができる。
10週 スケッチ図2 測定した寸法を下にスケッチ図を作成することができる。
11週 スケッチ図3 測定した寸法を下にスケッチ図を作成することができる。
12週 製作図1 スケッチ図を元に製図の仕上げることができる。
13週 製作図2 スケッチ図を元に製図の仕上げることができる。
14週 製作図3 スケッチ図を元に製図の仕上げることができる。
15週 学年末試験 試験問題に対して正しい解答を記述することができる。
16週 試験返却・解答 試験結果を確認し、解説により理解不十分な箇所を充足することができる。

評価割合

試験製図合計
総合評価割合5050100
基礎的能力303060
専門的能力202040
分野横断的能力000