到達目標
１．機素と対偶の理解．機構の自由度の理解．回転中心と瞬間中心の理解．
２．４節回転リンク機構の理解．
３．カム機構，摩擦車機構の理解．
４．歯車機構，巻き掛け伝動機構の理解．
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 評価項目1 | 機構と運動の基礎を理解でき、計算問題が解ける． | 機構と運動を理解し、用語説明ができる． | 機構と運動の基礎を理解できていない。 |
| 評価項目2 | 各種リンク機構を理解でき、計算問題が解ける． | 各種リンク機構の種類や用途を理解している． | 各種リンク機構を理解できていない。 |
| 評価項目3 | 各種歯車機構を理解でき、問題が解ける。 | 各種歯車機構を理解できる。 | 各種歯車機構を理解できていない。 |
学科の到達目標項目との関係
準学士課程（本科１〜５年）学習教育目標 （２）
説明
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教育方法等
概要:
機構学に関する講義を行なう．機構学は，機械を構成している部品の相対運動を学習する．本講義では，一般的によく使用される機械の部品について，それがどのような役割をしてどのように動くのかイメージできることを目的とする．
授業の進め方・方法:
イメージを掴むために，コンピュータを用いた動画により補足説明する．
注意点:
関連科目
数学（三角関数，微積分）、物理（力学）、機械製図
学習指針
数学的な記述に慣れることと，物理的なイメージを掴めるようになることが重要である．
事前学習：受講前に参考書の授業範囲を事前に読んでおくこと．
事後展開学習：授業に関連する課題について，自分で解き，理解を深める．
学修単位の履修上の注意
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
概要説明 |
機構学について概要説明する．
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| 2週 |
機構と運動 |
機構について説明する．
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| 3週 |
対偶と運動 |
対偶と運動、機構の自由度について説明する．
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| 4週 |
リンク機構１ |
リンク機構の種類と成立条件、連鎖の置き換えについて説明する．
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| 5週 |
リンク機構２ |
てこクランク機構について、種類、用途例を説明し、揺動角を計算する．
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| 6週 |
演習 |
演習を行い、理解を深める．
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| 7週 |
中間試験 |
授業内容を理解し，正しく解答できる．
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| 8週 |
答案返却・解答 |
答案を見直し，理解が出来なかった点を確実にする．
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| 2ndQ |
| 9週 |
リンク機構３ |
てこクランク機構について瞬間中心を求め，速度を計算する．
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| 10週 |
スライダクランク
機構１ |
スライダクランク機構について、説明する．
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| 11週 |
スライダクランク
機構２ |
揺動スライダクランク機構について揺動角などを計算する．
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| 12週 |
カム機構 |
カム機構の種類，カム線図などを説明する．
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| 13週 |
摩擦車と歯車装置１ |
摩擦車について速度比などを説明し、歯車について、各部の名称や諸元を説明する．
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| 14週 |
演習 |
演習を行い、理解を深める．
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| 15週 |
期末試験 |
授業内容を理解し，正しく解答できる．
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| 16週 |
学力確認 |
答案を見直し，理解が出来なかった点を確実にする．
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| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
歯車装置２ |
歯車について、モジュールを用いた計算、回転数比、多段歯車の回転数比などのなどの計算をする．
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| 2週 |
歯車装置３
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遊星歯車装置について説明し、作表法を理解し、回転数比の計算をする．
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| 3週 |
歯車装置４ |
遊星歯車装置について説明し、回転数比の計算をする
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| 4週 |
演習１ |
演習問題を解き、理解を深める．
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| 5週 |
演習２ |
演習問題を解き、理解を深める．
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| 6週 |
演習３ |
演習問題を解き、理解を深める．
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| 7週 |
中間試験 |
授業内容を理解し，正しく解答できる．
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| 8週 |
答案返却・解答 |
答案を見直し，理解が出来なかった点を確実にする．
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| 4thQ |
| 9週 |
巻き掛け伝動装置１ |
巻き掛け伝動装置（種類、特徴、用途）について説明する．
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| 10週 |
巻き掛け伝動装置２ |
引き続き、巻き掛け伝動装置（伝達力）について説明する．
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| 11週 |
巻き掛け伝動装置３
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引き続き、巻き掛け伝動装置（ベルと長さ）について説明する．
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| 12週 |
スライダクランク機構１ |
スライダクランク機構について説明し，変位から速度、加速度の計算を行う．
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| 13週 |
スライダクランク機構２ |
引き続き、スライダクランク機構について説明する．
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| 14週 |
演習 |
演習を行い理解を深める．
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| 15週 |
期末試験 |
授業内容を理解し，正しく解答できる．
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| 16週 |
演習 |
答案を見直し，理解が出来なかった点を確実にする．
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 機械設計 | ねじ、ボルト・ナットの種類、特徴、用途、規格を理解し、適用できる。 | 2 | |
| 滑り軸受の構造と種類を説明できる。 | 2 | |
| 転がり軸受の構造、種類、寿命を説明できる。 | 2 | |
| 歯車の種類、各部の名称、歯型曲線、歯の大きさの表し方を説明できる。 | 3 | |
| 歯車列の速度伝達比を計算できる。 | 3 | |
| リンク装置の機構を理解し、その運動を説明できる。 | 4 | |
| 代表的なリンク装置の、変位、速度、加速度を求めることができる。 | 4 | |
| カム装置の機構を理解し、その運動を説明できる。 | 4 | |
| 主な基礎曲線のカム線図を求めることができる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート | 合計 |
| 総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
| 基礎的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 50 |
| 専門的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 50 |
| 分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |