学外実習

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 学外実習
科目番号 0047 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 〔教科書〕 なし 〔補助教材・参考書〕 平成28年度 学外実習報告書
担当教員 福岡 寛

到達目標

技術者としての心構えや社会人として何が必要かを説明できること.自らが職業意識をどのよう
に高めたかを説明できること.自主性,創造性,および柔軟性の大切さを知る機会とすること.
さらに,学生としてこれからなすべきことを再考する機会とすること.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1企業等における技術者の実務を十分に理解できる.企業等における技術者の実務を理解できる.企業等における技術者の実務を理解できない.
評価項目2社会人(高等教育機関の学生)としての責任ある仕事(研究)の進め方を十分に理解できる.社会人(高等教育機関の学生)としての責任ある仕事(研究)の進め方を理解できる.社会人(高等教育機関の学生)としての責任ある仕事(研究)の進め方を理解できない.
評価項目3高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が,企業等でどのように活用・応用されているかを十分に理解できる.高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が,企業等でどのように活用・応用されているかを理解できる.高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が,企業等でどのように活用・応用されているかを理解できない.
評価項目4企業人や研究者として活躍するために自身に必要な能力を考えることができ,十分にそれを高めようと努力する姿勢をとることができる.企業人や研究者として活躍するために自身に必要な能力を考えることができ,それを高めようと努力する姿勢をとることができる.企業人や研究者として活躍するために自身に必要な能力を考えることができ,それを高めようと努力する姿勢をとることができない.
評価項目5コミュニケーション能力や主体性等の「社会人が備えるべき能力」の必要性を十分に理解できる.コミュニケーション能力や主体性等の「社会人が備えるべき能力」の必要性を理解できる.コミュニケーション能力や主体性等の「社会人が備えるべき能力」の必要性を理解できない.
評価項目6実際の企業人等との仕事を通して自身のキャリアデザインを十分に明確化することができる.実際の企業人等との仕事を通して自身のキャリアデザインを明確化することができる.実際の企業人等との仕事を通して自身のキャリアデザインを明確化することができない.
評価項目7実務体験を企業や職種とのマッチングの場として考えて十分に積極的な行動ができる.実務体験を企業や職種とのマッチングの場として考えて積極的な行動ができる.実務体験を企業や職種とのマッチングの場として考えて積極的な行動ができない.

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (4) 説明 閉じる
JABEE基準 (b) 説明 閉じる
JABEE基準 (d-2d) 説明 閉じる
JABEE基準 (i) 説明 閉じる
システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 A-2 説明 閉じる
システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 D-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
企業での実習または研修的な就業体験を通じて,
(1) 技術者としての心構えや社会人として何が必要かを学ぶ.
(2) 職業意識を高める機会とする.
(3) 自主性,創造性,および柔軟性の大切さを知り,学生としてこれからなすべきこと
を再考する機会とする.
授業の進め方・方法:
原則として実習先の企業などで用意されたテーマの実験,あるいは実務を体験することになる.
なお,実習先においては各自が目標を用意して実習に望む姿勢が重要である.
注意点:
関連科目
実習では幅広い専門科目の基礎知識が求められる.実習先の技術者と積極的に交流を持ち,技術者としての心構えや技術者として要求される専門知識の基礎などについて話合いをすること.
  学習指針
学校,高専を代表して参加していることを常に意識し,規律ある態度で実習に臨まなくてはならない.実習中は安全に留意すること.実習者は保険に加入することを義務づける.
  自己学習
実習中の体験の詳細を記録にとり,これまで学んできた専門教科との関連を学習すること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.実施時期   夏季休業期間中
2.実施期間   5日間以上にわたり、合計30時間以上従事
3.実習の内容  設計、生産技術、生産管理、品質管理、実験および実験助手、機能・性能・材料試験などの分野
4.学外実習先  学科が認めた実習先(民間企業、研究機関、行政機関)
5.スケジュール   5月 学外実習ガイダンス
・ 概要説明
・ 実習先企業の紹介と実習内容の説明
・ 安全教育
・ 希望調査と割り振り
6月 事前研修会
・ 学外実習の心構えなどの事前学習
・ 講演会出席(外部講師)
7月~8月 実習
・ 実習先でのオリエンテーション
・ 実習
・ 日誌および報告書の作成
9月 学外実習のまとめ
・ 成果報告書の提出
・ 学外実習の成果報告会
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力専門的能力の実質化インターンシップインターンシップ企業等における技術者の実務を理解できる。3
企業人としての責任ある仕事の進め方を理解できる。3
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を総合的に判断することの重要性を理解できる。3
企業における社会的責任を理解できる。3
企業活動が国内外で他社(他者)とどのような関係性を持つかを理解できる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを理解できる。3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができ、それを高めようと努力する姿勢をとることができる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「技術者が備えるべき能力」の必要性を理解できる。3
実際の企業人等との仕事を通して自身のキャリアデザインを明確化することができる。3
社会経験をふまえ、企業においても自分が成長していくことが必要であることを認識できる。3
実務体験を企業や職種とのマッチングの場として考えて積極的な行動ができる。3

評価割合

教務日誌学外実習報告書報告会合計
総合評価割合502525100
基礎的能力30202070
専門的能力205530