英語Ⅴβ

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 英語Ⅴβ
科目番号 0051 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 Original Handouts
担当教員 金澤 直志

到達目標

・TOEIC では60%の学生が400 点を超えること!
・ 自分自身の学ぶ習慣を充実させ,自分自身で「知りたい」ことをみつけられるようにすること!
・ 読み手や聞き手を納得させるように,論理的科学的に英語で自分自身の考えを表現できるようになること!

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
授業参加 出席点ではない、授業に積極的に参加し、手を挙げて発言する80%70%60%未満
Tests80%70%60%未満
提出物80%70%60%未満

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (3) 説明 閉じる
JABEE基準 (a) 説明 閉じる
JABEE基準 (f) 説明 閉じる
システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 A-1 説明 閉じる
システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 C-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 この講義の目的は、TOEICの点数を上げる事である。学生が高等教育終了後、社会生活するうえで不可欠なTOEIC対策を行っていく。学生は各自、TOEICを受験し、高得点を獲得する覚悟で望んで欲しい。この対策では、発せられる英語(読む英語、聞く英語)に畏縮することなく、発する英語(話す英語、書く英語)に自信を持ち、英語を利用することで、論理的科学的に自分自身について表現する能力を高めることにつなげる。
授業の進め方・方法:
 基礎的な語彙の習得とともに、短時間で十分な英文量が読めるようになることを目標としている。また、TOEIC対策では、英語を学ぶ上で重要な事項も多いので、一つでも多く蓄積していって欲しい。英語話者が何を英語で考えながら話しているのか(これがTOEIC受験テクニックとして重要)を考える事で、コミュニケーションに役立つ生きた英語を身につけ、また、今後彼らが出会うであろう学術的な英語へと結びつけていきたい。
注意点:
 関連科目
英文読解III
  学習指針
TOEICなどの問題を通して、抜け落ちている基礎的な英語文法力や英単語力を補強していく
  自己学習
学ぶ習慣を身につけてほしい。英語を利用しなければ、忘れることの方が多い。そのため、家庭での日々の英語学習に重点が置かれることになる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Introduction of this class, and Presentation of Movie 1-1 講義の説明、教材において既知の単語と新出単語を仕分けすることができる
2週 Movie 1-2 新出の文法により場面が想像できる
3週 Movie 1-3
新出の文法を場面に応じて利用することができる
4週 Reading 1
TOEICにおける文法の問題点が理解できる
5週 Reading 2
解答テクニックに従い問題が解ける
6週 Reading 3
応用問題が解ける
7週 Reading 4
新出単語の派生語から語彙を増やすことができる
8週 前期中間試験
復習
2ndQ
9週 Advertisement 1
教材において既知の単語と新出単語を仕分けすることができる
10週 Advertisement 2
新出の文法により場面が想像できる
11週 Advertisement 3
新出の文法を場面に応じて利用することができる
12週 Reading 5
TOEICにおける読解の問題点が理解できる
13週 Reading 6
解答テクニックに従い問題が解ける
14週 Reading 7
応用問題が解ける
15週 Reading 8
新出単語の派生語から語彙を増やすことができる
16週 試験対策
復習
後期
3rdQ
1週 Song 1
教材において既知の単語と新出単語を仕分けすることができる
2週 Song 2
新出の文法により場面が想像できる
3週 Song 3
新出の文法を場面に応じて利用することができる
4週 Reading 8
TOEICにおける文法の問題点が理解できる
5週 Reading 9
解答テクニックに従い問題が解ける
6週 Reading 10
応用問題が解ける
7週 Reading 11
新出単語の派生語から語彙を増やすことができる
8週 後期中間試験
復習
4thQ
9週 Movie 2-1
教材において既知の単語と新出単語を仕分けすることができる
10週 Movie 2-2
新出の文法により場面が想像できる
11週 Movie 2-3
新出の文法を場面に応じて利用することができる
12週 Reading 12
TOEICにおける読解の問題点が理解できる
13週 Reading 13
解答テクニックに従い問題が解ける
14週 Reading 14
応用問題が解ける
15週 Review 2
新出単語の派生語から語彙を増やすことができる
16週 試験対策
復習

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験授業参加提出物合計
総合評価割合302545000100
基礎的能力15102000045
専門的能力1051500030
分野横断的能力5101000025