英語Ⅰ

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 英語Ⅰ
科目番号 0010 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 電子制御工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 PRO-VISION English Communication Ⅰ NEW EDITION(桐原書店)、PRO-VISION English Communication Ⅰ New Edition Advanced Exercises(桐原書店)、PRO-VISION English Communication I NEW EDITION 学習用CD(桐原書店)、データベース3000 基本英単語・熟語[5th Edition](桐原書店)、Focus on Communication 1(朝日出版社)
担当教員 板倉 和裕

到達目標

1.事物に関する紹介や対話などを聞いて、情報や考えなどを理解したり、概要や要点をとらえることができる。
2.説明や物語などを読んで、情報や考えなどを理解したり、概要や要点をとらえることができる。また、聞き手に伝わるように音読することができる。
3.聞いたり読んだりしたこと、学んだことや経験したことに基づき、情報や考えなどについて、話し合ったり意見の交換をしたりすることができる。
4.聞いたり読んだりしたこと、学んだことや経験したことに基づき、情報や考えなどについて、簡潔に書くことができる。

ルーブリック

観点規準
評価項目1 コミュニケーションへの関心・意欲・態度コミュニケーションに関心を持ち、積極的に言語活動を行い、コミュニケーションを図ろうとする。「聞くこと」「話すこと」「読むこと」「書くこと」の言語活動に積極的に取り組んでいる。
評価項目2 外国語表現の能力英語で話したり、書いたりして、情報や考えなどを適切に伝えている。情報や考えなどについて、英語で話し合ったり意見の交換をしたりすることができる。 情報や考えなどについて、英語で簡潔に書くことができる。
評価項目3 外国語理解の能力英語を聞いたり読んだりして、情報や考えなどを的確に理解している。英語を聞いて、情報や考えなどを理解したり、概要や要点をとらえたりすることができる。
評価項目4 言語や文化についての知識・理解英語やその運用についての知識を身に付けているとともに、言語の背景にある文化などを理解している。英語の仕組み、使われていることばの意味や働きなどを理解するとともに、言語の背景にある文化を理解している。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (3) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
「読む・書く・話す・聞く」の4技能を総合的に学習し、学習した基礎的な文法、構文の学力に基づいて、発話力、読解力、作文力、語彙力を身につけることを目的とする。グローバル社会に必要な異文化や異なる考え方に対する理解を促すとともに、「考える力」の育成を目指す。
授業の進め方・方法:
主に、精読を通した読解力の育成、既習語彙や既習文法事項を用いた発信力の育成を目指す。精読では、文法や構文に留意して正確な英文解釈、内容把握をする。発信力の育成のために、読んだ内容に基づく英作文やコミュニケーション活動を行う。なお、英語I Writing (英語I W) は、1年時の前期もしくは後期におこなわれる英作文の授業である。会話の教科書を英作文に利用することで、学生として必要な表現を覚え、その英作文にある文法や英語話者の「モノの見方、考え方」を理解する。
注意点:
関連科目:英文法Ⅰ
学習指針:
新出単語・連語は必ず予習すること。各レッスンのまとめにある文法事項を理解し、作文できるようにすること。毎週実施される単語テストは語彙力をつけるために必要であるので真剣に取り組むこと。
英語I Wでは、小テストが行われるので、しっかり、何度も書いて練習し、1つ1つの表現を覚えるように。

事前学習:
英語I:
・新出単語の意味・品詞・発音を確認しておく。
・指定範囲を読み、わからない単語・表現があれば、その意味を調べておく。
英語I W:
・指定範囲を読み、わからない単語・表現があれば、その意味を調べておく。
事後展開学習:
英語I:
・新しく覚えた単語・表現を使って簡単な英文を作成する。
英語I W:
・新しく覚えた単語・表現を使って簡単な英文を作成する。

学修単位の履修上の注意

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、Lesson 1: The Power o Vision and Hard Work 進行形と未来表現について理解し、それらを用いて表現することができる。/英語I W 授業解説 Lesson 1「挨拶」を理解し、表現することができる。
2週 Lesson 1: The Power o Vision and Hard Work 進行形と未来表現について理解し、それらを用いて表現することができる。/英語I W Lesson 1「挨拶」を理解し、表現することができる。
3週 Lesson 1: The Power o Vision and Hard Work 進行形と未来表現について理解し、それらを用いて表現することができる。/英語I W Lesson 2「紹介」を理解し、表現することができる。
4週 Lesson 1: The Power o Vision and Hard Work / Lesson 2: Oh Bento! 進行形と未来表現、完了形と完了進行形について理解し、それらを用いて表現することができる。/英語I W Lesson 3「質問」を理解し、表現することができる。
5週 Lesson 2: Oh Bento! 完了形と完了進行形について理解し、それらを用いて表現することができる。/英語I W Lesson 4「依頼」を理解し、表現することができる。
6週 Lesson 2: Oh Bento! 完了形と完了進行形について理解し、それらを用いて表現することができる。/英語I W Lesson 5「感謝」を理解し、表現することができる。
7週 Lesson 2: Oh Bento! 完了形と完了進行形について理解し、それらを用いて表現することができる。/英語I W Lesson 6「約束」を理解し、表現することができる。
8週 前期中間レビューと内容理解度チェック これまでの授業内容を正しく理解している。/英語I W Lesson 7「詫び」を理解し、表現することができる。
2ndQ
9週 内容理解度チェックの解説 内容理解度チェックの問題を見直し、理解が不十分な点を解消する。/英語I W Lesson 8「提案」を理解し、表現することができる。
10週 Lesson 3: The Sky's Your Only Limit 助動詞、疑問視+ to doについて理解し、それらを用いて表現することができる。/英語I W Lesson 9「許可」を理解し、表現することができる。
11週 Lesson 3: The Sky's Your Only Limit 助動詞、疑問視+ to doについて理解し、それらを用いて表現することができる。/英語I W Lesson 10「勧誘」を理解し、表現することができる。
12週 Lesson 3: The Sky's Your Only Limit 助動詞、疑問視+ to doについて理解し、それらを用いて表現することができる。/英語I W Lesson 11「同意」を理解し、表現することができる。
13週 Lesson 3: The Sky's Your Only Limit 助動詞、疑問視+ to doについて理解し、それらを用いて表現することができる。/英語I W Lesson 12「不同意」を理解し、表現することができる。
14週 授業のまとめ Lesson 1 ~ 3 の内容について、文法事項と本文の内容を正確に理解し、前期末試験の問題を解く準備ができる。/英語I W Lesson 1-12までの復習
15週 前期末試験 授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
16週 試験返却・解答 試験問題を見直し、理解が不十分な点を解消する。
後期
3rdQ
1週 Lesson 4: beavers, Engineers o the Forest 受動態や関係代名詞whatについて理解し、それらを用いて表現することができる。
2週 Lesson 4: beavers, Engineers o the Forest 受動態や関係代名詞whatについて理解し、それらを用いて表現することができる。
3週 Lesson 4: beavers, Engineers o the Forest 受動態や関係代名詞whatについて理解し、それらを用いて表現することができる。
4週 Lesson 4: beavers, Engineers o the Forest / Lesson 5: Chocolate: A Story o Dark and Light 受動態や関係代名詞what、不定詞、形式目的語、V+O+to doについて理解し、それらを用いて表現することができる。
5週 Lesson 5: Chocolate: A Story o Dark and Light 不定詞、形式目的語、V+O+to doについて理解し、それらを用いて表現することができる。
6週 Lesson 5: Chocolate: A Story o Dark and Light 関係代名詞の非限定用法、形式主語のitについて理解し、それらを用いて表現することができる。
7週 Lesson 5: Chocolate: A Story o Dark and Light 関係代名詞の非限定用法、形式主語のitについて理解し、それらを用いて表現することができる。
8週 後期中間レビューと内容理解度チェック これまでの授業内容を正しく理解している。
4thQ
9週 内容理解度チェックの解説 内容理解度チェックの問題を見直し、理解が不十分な点を解消する。
10週 Lesson 6: The Power of Music to Change Young Lives 使役構文や動名詞について理解し、それらを用いて表現することができる。
11週 Lesson 6: The Power of Music to Change Young Lives 使役構文や動名詞について理解し、それらを用いて表現することができる。
12週 Lesson 6: The Power of Music to Change Young Lives 使役構文や動名詞について理解し、それらを用いて表現することができる。
13週 Lesson 6: The Power of Music to Change Young Lives 使役構文や動名詞について理解し、それらを用いて表現することができる。
14週 授業のまとめ Lesson 4 ~ 6 の内容について、文法事項と本文の内容を正確に理解し、前期末試験の問題を解く準備ができる。
15週 学年末試験 授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
16週 試験返却・解答 試験問題を見直し、理解が不十分な点を解消する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

英語I R 試験英語I R 単語テスト英語I R 提出物英語I W 試験英語I W 小テスト英語I W 提出物合計
総合評価割合501010101010100
基礎的能力501010101010100
専門的能力0000000
分野横断的0000000