到達目標
1. シーケンス制御の概要を理解し,説明することができる.
2. PLCのプログラムを作成することができる.
3. システムの開発・評価・管理手法について理解し,説明することができる.
4. 技術者倫理について理解し,説明することができる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | シーケンス制御の基礎,理論,基本回路を理解し,説明することができる. | シーケンス制御の概要を理解し,説明することができる. | シーケンス制御の概要を理解し,説明することができない. |
評価項目2 | 基本命令,応用命令を用いてPLCのプログラムを作成することができる. | 基本命令を用いてPLCのプログラムを作成することができる. | 基本命令を用いてPLCのプログラムを作成することができない. |
評価項目3 | システムの開発・評価・管理手法を理解し,説明し,利用することができる. | システムの開発・評価・管理手法を理解し,説明することができる. | システムの開発・評価・管理手法を理解し,説明することができない. |
評価項目4 | 技術者倫理について理解し,説明することができる. | 技術者倫理について説明することができる. | 技術者倫理について説明することができない. |
学科の到達目標項目との関係
準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (2)
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JABEE基準 (d-1)
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JABEE基準 (e)
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JABEE基準 (h)
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システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 B-2
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システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 D-2
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教育方法等
概要:
シーケンス制御は多くの生産現場で使われている.本講義では,シーケンス制御の仕組みや構成要素について学習するとともに,プログラマブルコントローラ(PLC)のプログラミング習得する.また,システムの設計を行う上で必要となる知識(開発・評価・管理手法)を学習する.
授業の進め方・方法:
座学による講義が中心である.各自のプログラミングやグループワークを通して理解度を深める.また,定期試験返却時に解説を行い,理解が不十分な点を解消する.
注意点:
関連科目:
電子制御工学科で受講したすべての専門科目に関連がある.とくに,基礎システム設計,実践システム設計,電子制御工学実験,システム工学と関連がある.
学習指針:
プログラミングを通してシーケンス制御の仕組みを理解すること,演習やグループワークを通して設計手法を理解することが肝要である.
自己学習:
本講義で紹介する開発・評価・管理手法は,システム設計のための一部の知識に過ぎない.授業内容および関連分野で気になったことは,書籍及びインターネットを活用して自主的に知識を深めること.
事前学習:あらかじめ配布資料の授業範囲を事前に読んでおく.
事後展開学習:授業の最後に課題を課すので,自分で解き,指定した期限内に提出する.
学修単位の履修上の注意
成績評価における課題により,自学自習の取り組みを評価する.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
シーケンス制御の基礎 |
シーケンス制御の基礎について理解し,説明できる.
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2週 |
シーケンス制御用機器 |
シーケンス制御用機器について理解し,説明できる.
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3週 |
シーケンス制御の基礎理論 |
ブール代数について理解し,カルノー図を使って論理式を簡単にできる.
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4週 |
シーケンス制御の基本回路 |
リレーシーケンスの基本回路を理解し,説明できる.
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5週 |
PLCの命令 |
PLCの基本について説明でき,簡単なPLC課題作成ができる.
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6週 |
PLCの実務設計 |
PLC課題作成ができる.
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7週 |
後期中間試験 |
授業内容を理解し,試験問題に対して正しく解答することができる.
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8週 |
試験返却・解答 |
試験問題を見直し,理解が不十分な点を解消する.
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4thQ |
9週 |
システムの価値 |
システムの価値とその評価手法について理解し,説明することができる.
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10週 |
システムの評価 |
システムの総合的な評価法について理解し,説明することができる.
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11週 |
意思決定法 |
決定理論とゲーム理論を理解し,説明することができる.
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12週 |
プロジェクト管理 |
プロジェクトの工程管理について理解し,説明することができる.
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13週 |
創造手法とグループワーク |
グループワークにて具体的な課題からアイデアを検討することができる.
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14週 |
技術者倫理 |
技術者倫理を理解し,説明することができる.
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15週 |
学年末試験 |
授業内容を理解し,試験問題に対して正しく解答することができる.
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16週 |
試験返却・解答 |
試験問題を見直し,理解が不十分な点を解消する.
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。 | 3 | 後15 |
現代社会の具体的な諸問題を題材に、自ら専門とする工学分野に関連させ、技術者倫理観に基づいて、取るべきふさわしい行動を説明できる。 | 3 | 後15 |
技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を認識している。 | 3 | 後15 |
社会における技術者の役割と責任を説明できる。 | 3 | 後15 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 複数の情報を整理・構造化できる。 | 3 | 後13,後14 |
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。 | 3 | 後11,後13 |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 3 | 後14 |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 3 | 後14 |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | 後13 |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | 後13 |
評価割合
| 試験 | 小テスト | 課題 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 30 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 0 | 30 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |