科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 生物
科目番号 0007 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質化学工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 〔教科書〕生物基礎 (第一学習社) 〔補助教材・参考書〕 フォローアップ 生物基礎 生物と遺伝子 数研出版編集部編 数研出版 ・フォローアップ 生物基礎 体内環境と生態系 数研出版編集部編 数研出版
担当教員 岡田 佳栄

到達目標

1. 生物の多様性と共通性,地球上の植生を理解できる。
2. 生態系,人間活動と地球環境の保全を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1生物の多様性と共通性,地球上の植生を理解できる。生物の多様性と共通性について理解できる。生物の多様性と共通性,地球上の植生を理解できない。
評価項目2生態系,人間活動と地球環境の保全を理解できる。 生態系について理解できる。 生態系,人間活動と地球環境の保全を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
生物の共通性と多様性を学ぶことで,専門分野での新しい発想ができるような関連性のある知識を 蓄え,利用できるようにしていく。
授業の進め方・方法:
主に,教科書を中心にまず基本的な事柄を理解させ,図録やほかの参考資料(新聞や科学雑誌,テレビ)を利用し,内容を深めていく。
注意点:
関連科目 : 理科一般(特に,化学や地学),地理
学習指針 : 生命を受け継ぎながら生きているのが,生物であることを確認しながら学習していく。
事前学習:あらかじめ講義内容に該当する部分の教科書を読み、理解できるところ、理解できないところを明らかにしておく。
事後学習:講義で学習した内容を復習し、自分で理解できたか確認する。

学修単位の履修上の注意

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 生物の多様性と共通性① 地球上の生物の多様性について,理解できる。
2週 生物の多様性と共通性② 生物の共通性と進化の関係について理解できる。
3週 生物の多様性と共通性③ 生物に共通する性質について理解できる。
4週 地球上の植生① 森林の階層構造について理解できる。
5週 地球上の植生② 植生の遷移について理解できる。
6週 地球上の植生③ バイオームについて、理解できる。
7週 地球上の植生④ 地球上の植生について、理解できる。
8週 生態系① 生態系の構成要素について理解できる。
2ndQ
9週 生態系② 生態ピラミッドについて理解できる。
10週 生態系③ 生態系のエネルギーの流れについて理解できる。
11週 人間活動と地球環境の保全① 熱帯林の減少と生物多様性の喪失について理解できる。
12週 人間活動と地球環境の保全② 有害物質の生物濃縮について理解できる。
13週 人間活動と地球環境の保全③ 地球温暖化について理解できる。
14週 人間活動と地球環境の保全④ 地球環境について理解できる。
15週 期末試験 授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
16週 試験返却・解答 試験問題を見直し、理解が不十分な点を解消する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学ライフサイエンス/アースサイエンスライフサイエンス/アースサイエンス地球上の生物の多様性について説明できる。3前1
生物の共通性と進化の関係について説明できる。3前2
生物に共通する性質について説明できる。3前3
植生の遷移について説明でき、そのしくみについて説明できる。3前4
世界のバイオームとその分布について説明できる。3前5
日本のバイオームの水平分布、垂直分布について説明できる。3前6
生態系の構成要素(生産者、消費者、分解者、非生物的環境)とその関係について説明できる。3前9
生態ピラミッドについて説明できる。3前10
生態系における炭素の循環とエネルギーの流れについて説明できる。3前11
熱帯林の減少と生物多様性の喪失について説明できる。3前12
有害物質の生物濃縮について説明できる。3前13
地球温暖化の問題点、原因と対策について説明できる。3前14

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000