到達目標
1.グローバリゼーションの動態と文化多様性の意義を理解し、説明できる。
2.グローバリゼーションの進展と地域の持続可能な発展の重要性を理解し、説明できる。
3.地域の文化と歴史を理解し、その課題を分析することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
評価項目1 | グローバリゼーションの動態と文化多様性の意義を理解し、事例を交えて説明できる。 | グローバリゼーションの動態と文化多様性の意義を理解し、説明できる。 | グローバリゼーションの動態と文化多様性の意義を理解していない。 |
評価項目2 | グローバリゼーションの進展と地域の持続可能な発展について事例を交えてその方法を考察できる。 | グローバリゼーションの進展と地域の持続可能な発展の重要性を理解し、説明できる。 | グローバリゼーションの進展と地域の持続可能な発展の重要性を理解していない。 |
評価項目3 | 地域の文化と歴史を踏まえて課題を分析し、解決策を考察することができる。 | 地域の文化と歴史を理解し、その課題を分析することができる。 | 地域の文化と歴史を理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
JABEE基準 (a)
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JABEE基準 (b)
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システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 A-1
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システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 A-2
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教育方法等
概要:
現代世界の社会関係は、文化や経済の繋がりが地球的な規模にまで広がり、より多層になっている。その一方で、グローバリゼーションの進行に伴う文化の均質化と多様性の喪失が懸念され、その尊重と見直しが急がれている。このような社会状況の中、国内外で多くのローカリティを重視した地域振興や都市再生が数多く取り組まれている時代になっている。本講義では、このような文脈のもと、様々な地域の歴史と文化の理解を通じて、地域と世界を同時にみつめていくことの重要性、地域と世界を結ぶイノベーションの重要性について理解する。
※実務との関係
なお、この科目は上記目的に照らして、全 15週のうち,第12 週から第13週の授業では、奈良県内で実際に地域活性化や起業に取り組む実務経験者を特別講師として招いて講義を行う。
授業の進め方・方法:
授業のテーマに応じて協定校や学内外から様々な特別講師・実務経験者を招いてオムニバス形式の授業を実施する。特別講義については小レポートを課す。講義を踏まえて特定地域の文化・歴史を調べ、レポートを作成し、プレゼンテーションをする。講義の中で実際に地域の文化施設や歴史遺産を見学するフィールドワークを設けることもある。
※新型コロナウイルスによる休校措置等を踏まえて、本年度はフィールドワークやグループワーク等は原則として実施しないことする。代わりに遠隔授業や自学自習を行う。また、特別講師・実務経験者を招いた授業形式も一部実施を見送ることとする。
注意点:
関連科目:地理、歴史Ⅰ・Ⅱ、政治経済、公共、現代社会と法、地域学、人間環境学、技術者倫理(専)
地域社会技術特論、地域創生工学研究とも関連がある。
学習指針:授業をよく聞くこと。グループワークやフィールドワークについては積極的に取り組んで欲しい。
レポートの課題を出すので期日やルールを遵守すること。
自己学習:授業時間以外でも予習・復習を行うこと。
学習目的を達成するために、課題やレポート提出を求める。
学修単位の履修上の注意
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
講義の目的・概要を理解し、説明できる。
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2週 |
ガイダンス |
講義の目的・概要を理解し、説明できる。
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3週 |
地域社会 |
地域社会が重要視される背景や社会の課題について、地域社会学の基礎知識を理解し、説明できる。
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4週 |
グローバル化と現代世界 |
グローバル化とは何か,どのような効果を社会にもたらし、いかなる問題を生み出しているのか? これらの問いについて、具体的な事象を挙げて説明することができる。
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5週 |
科学者・技術者 |
科学技術が社会に深く浸透している現代において技術者や科学者が果たすべき役割や責任について基礎的事項を理解し、説明できる。
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6週 |
ディスカッション |
これまでの学習を踏まえてグローバリゼーションの進展が進む地域社会における技術者の役割について議論し、考察することができる。
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7週 |
奈良県の地域活性化【1】(仮)
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実務経験者による特別講義を通じて、地域社会における経済文化の活性化についてその重要性を理解し、説明できる。
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8週 |
ディスカッション |
特別講義を踏まえて、グローバリゼーションと地域社会の関係について議論し、考察することができる。
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2ndQ |
9週 |
地域と歴史・文化 (仮) 特別講師:奈良女子大学講師予定 |
特別講義を通じて、地域社会における歴史・文化についてその重要性を理解し、説明できる。
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10週 |
地域と経済・観光 (仮) 特別講師:奈良県立大学講師予定 |
特別講義を通じて、地域社会における経済・観光についてその重要性を理解し、説明できる。
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11週 |
ディスカッション |
特別講義を踏まえて、グローバリゼーションと地域社会の関係について議論し、考察することができる。
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12週 |
ケーススタディ&ディスカッション(1) |
特定の地域・エリアを選び、「グローバリゼーション」「地域」「科学技術」という視点を基軸にその文化や歴史を調べ、発表する。
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13週 |
世界のスポーツ文化(仮) 特別講師:松井良明(奈良高専) |
特別講義を通じて、世界の文化・歴史についてその重要性を理解し、説明できる。
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14週 |
ケーススタディ&ディスカッション(2) |
特定の地域・エリアを選び、「グローバリゼーション」「地域」「科学技術」という視点を基軸にその文化や歴史を調べ、発表する。
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15週 |
ケーススタディ&ディスカッション(3) |
特定の地域・エリアを選び、「グローバリゼーション」「地域」「科学技術」という視点を基軸にその文化や歴史を調べ、発表する。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 期末レポート | 小レポート | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 50 | 100 |