到達目標
1.「文化」の語の概念を理解し、説明することができる。
2.日本における異文化の受容と展開を理解し、今後異文化と接したときにどのような態度を取れば良いのか、自分自身の意見を説明することができる。
3.地域の文化と歴史を理解し、その課題を分析することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
評価項目1 | 「文化」の語の概念を理解し、類似した概念との違いを明確にしながら説明できる。 | 「文化」の語の概念を理解し、説明できる。 | 「文化」の語の概念を理解していない。 |
評価項目2 | 日本における異文化の受容と展開を理解し、今後異文化と接したときにどのような態度を取れば良いのか、自分自身の意見を説明することができる。 | 日本における異文化の受容と展開を理解し、説明することができる。 | 日本における異文化の受容と展開を理解していない。 |
評価項目3 | 地域の文化と歴史を踏まえて課題を分析し、解決策を考察することができる。 | 地域の文化と歴史を理解し、その課題を分析することができる。 | 地域の文化と歴史を理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
JABEE基準 (a)
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JABEE基準 (b)
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システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 A-1
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システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 A-2
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教育方法等
概要:
現代世界の社会関係は、文化や経済の繋がりが地球的な規模にまで広がり、より多層になっている。その一方で、グローバリゼーションの進行に伴う文化の均質化と多様性の喪失が懸念され、その尊重と見直しが急がれている。
本講義では、このような文脈のもと、まず「文化」とは一体何なのかを確認した上で、異文化が流入した際に日本ではどのようにそれを受容し、展開していったのかを歴史的に確認する。さらに、歴史と照らし合わせながらグローバル化の進む現代で異文化に接した際にどのような態度を取ればよいのか、その視座を獲得する。
様々な地域の歴史と文化の理解を通じて、地域と世界を同時にみつめていくことの重要性について理解する。
授業の進め方・方法:
授業のテーマに応じて協定校や学内外から様々な特別講師・実務経験者を招いてオムニバス形式の授業を実施する。特別講義については小レポートを課す。講義を踏まえて特定地域の文化・歴史を調べ、レポートを作成する。講義の中で実際に地域の文化施設や歴史遺産を見学するフィールドワークを設けることもある。
注意点:
関連科目:地理、歴史、政治経済、公共、現代社会と法、地域学、人間環境学、技術者倫理(専)
地域社会技術特論、地域創生工学研究とも関連がある。
学習指針:授業をよく聞くこと。
レポートの課題を出すので期日やルールを遵守すること。
自己学習:授業時間以外でも予習・復習を行うこと。
学習目的を達成するために、課題やレポート提出を求める。
学修単位の履修上の注意
予習・復習を行うとともに、指示されるレポート課題に取り組むこと。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 「文化」とは |
講義の目的・概要を理解し、説明できる。 「文化」の語の概念が説明できる。
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2週 |
グローバリゼーションの始まり |
世界的なグローバリゼーションの誕生について概略が説明できる。
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3週 |
日中関係史 |
日中関係史の概略が説明できる。
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4週 |
日本漢学史 |
日本漢学史の概略が説明できる。
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5週 |
明治期における翻訳事業 |
明治期における翻訳事業の概略が説明できる。
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6週 |
特別講義 |
特別講義を通じて、地域社会における歴史・文化についてその重要性を理解し、説明できる。
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7週 |
特別講義 |
特別講義を通じて、地域社会における歴史・文化についてその重要性を理解し、説明できる。
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8週 |
特別講義 |
特別講義を通じて、歴史・文化の多様性と重要性を理解し、説明できる。
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2ndQ |
9週 |
特別講義 |
特別講義を通じて、歴史・文化の多様性と重要性を理解し、説明できる。
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10週 |
「奈良」概論 |
奈良の歴史・文化の概要を理解し、説明できる。
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11週 |
特別講義 |
特別講義を通じて、歴史・文化の多様性と重要性を理解し、説明できる。
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12週 |
奈良の地域活性化 |
地域社会における経済文化の活性化についてその重要性を理解し、説明できる。
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13週 |
特別講義 |
特別講義を通じて、歴史・文化の多様性と重要性を理解し、説明できる。
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14週 |
特別講義 |
特別講義を通じて、歴史・文化の多様性と重要性を理解し、説明できる。
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15週 |
振り返り・まとめ |
授業を振り返り学習内容を確認するとともに、ディスカッションを通じて、自己の考えを論理的に主張し、他者の意見に耳を傾けながら、考察を深めることができ る。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 期末レポート | 小レポート | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 50 | 100 |