到達目標
人とコンピュータのインタラクションを円滑にする方法を理解する.また,適切な応用例を具体的に示せるようにする.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
人とコンピュータのインタラクション | 問題を一般化し応用例について説明できる. | 授業の内容を十分理解し過不足なく理解している. | 理解が十分でなく説明できない |
人と機械の関係について | 適切なキーワードを使って説明できる | 主要なポイントを理解している | 理解が不十分で説明できない |
学科の到達目標項目との関係
JABEE基準 (d-2a)
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JABEE基準 (e)
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JABEE基準 (h)
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JABEE基準 (i)
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システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 D-1
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システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 D-2
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教育方法等
概要:
人間の行動や考え方を機械やコンピュータに合わせるのではなく,機械の動作やコンピュータのアルゴリズムを人間に合うように設計し使うことが重要であることが認識され,実社会の様々な所でインタフェースの重要性が取り上げられている.本講義では,これらについて説明する.
授業の進め方・方法:
ノート講義を基本とし,適宜資料を配付する.また講義テーマに沿ったプレゼンテーションを行ってもらうので,各自講義内容をまとめておくように.
注意点:
目標を達成するには,授業以外にも予習復習を怠らないこと.また,十分に準備して授業に臨むこと.
事前学習:受講前にシラバスの授業内容を事前に予習しておくこと
事後展開学習:講義に関連する問題を課題として設定するので,自分で解き,次回授業時に提出する
学修単位の履修上の注意
成績評価における課題により,自学自習の取り組みを評価する.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ヒューマンインタフェースの概要 |
ヒューマンインタフェースの定義について学ぶ
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2週 |
ヒューマンインタフェースの変遷 |
ヒューマンインタフェースの歴史について学ぶ
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3週 |
身体のバイオメカニクス |
冗長自由度とマッピング.知覚と操作について学ぶ
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4週 |
ヒューマンモデル |
ユーザ行為に関する7段階モデルについて学ぶ
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5週 |
アフォーダンスとメンタルモデル |
外界にある知識と概念モデルについて学ぶ
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6週 |
認知的インタフェースと感性的インタフェース |
認知的インタフェースと感性的インタフェースについて学ぶ
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7週 |
感性工学 |
感性工学について学ぶ
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8週 |
感覚に関する法則 |
視覚に関して錯覚や盲点について学ぶ.また,音の知覚や錯聴について学ぶ
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2ndQ |
9週 |
学習と記憶 |
エピングハウスの忘却曲線など記憶について学ぶ
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10週 |
学習とインタラクション |
インタラクションを重視した学習について学ぶ
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11週 |
注意資源理論 |
注意資源は有限であり,覚醒水準によってその資源量が異なることを学ぶ
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12週 |
ヒューマンエラー |
ヒューマンエラーの定義と分類について説明する
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13週 |
ユーザビリティ |
「使いにくいもの」「わかりにくいもの」を「使いやすく」「わかりやすく」することについて学ぶ
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14週 |
ユーザ中心設計・人間中心設計 |
ユーザ中心設計と人間中心設計についてその概念を学ぶ
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15週 |
インタフェース開発手法 |
インタフェース開発手法について学ぶ
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16週 |
期末試験 |
理解度を確認する
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 10 | 0 | 10 | 0 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 0 | 0 | 10 | 0 | 10 | 50 |
専門的能力 | 40 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |