英語総合

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 英語総合
科目番号 0010 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 知能機械工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 教科書:MY WAY English Communication I New Edition (三省堂) 副教材:MY WAY English Communication Ⅰ New Edition WORKBOOK (STANDARD)(三省堂)、be Voyage to English Grammar (3rd Edition) 平賀正子ほか(いいずな書店)
担当教員 原 めぐみ

到達目標

1. 事前に予習をすれば、教科書の内容や教員が話す英語を聞いて、内容を的確に理解することができる。
2. 事前に準備をすれば、少人数のグループの中で、英語を使って自分の関心事について説明したり、自分の意見を述べることができる。
3. 辞書を使えば、教科書の概要やそれに対する自分の意見を英作文することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
Reading基本的な語を用いて書かれた人物、場所、生活、文化などの紹介文、および組織や計画の経緯をまとめた100字程度の文章が理解できる。事前に予習をし、辞書を使えば、英語で書かれた人物、場所、生活、文化などの紹介文、および組織や計画の経緯をまとめた100字程度の文章が理解できる。辞書を用いても、英語で書かれた人物、場所、生活、文化などの紹介文、および組織や計画の経緯をまとめた100字程度の文章が理解することができない。
Listening自分自身や自分の身の回りの事柄や、買い物や外食の際の指示や説明についての明確な英文を聞いて理解できる。自分自身や自分の身の回りの事柄や、買い物や外食の際の指示や説明についての明確でゆっくりとした英文を聞いて理解できる。自分自身や自分の身の回りの事柄や、買い物や外食の際の指示や説明についての明確でゆっくりとした英文を聞いても理解できない。
Writing自分の経験、趣味や好き嫌いについて、辞書を利用しながら、簡単な語や基本的な表現を使って、また複数の文を用いて30字程度で書くことができる。自分の経験、趣味や好き嫌いについて、辞書を利用しながら、簡単な語や基本的な表現を使って、また複数の文を用いて20字程度で書くことができる。自分の経験、趣味や好き嫌いについて、辞書を利用しながらでも書くことができない。
Speaking前もって用意した上で、日常生活や科学分野の身近なトピックや簡単な事実について、2~3分の英語スピーチをすることができる。前もって用意した上で、日常生活や科学分野の身近なトピックや簡単な事実について、1分ほどの英語スピーチをすることができる。前もって用意していても、日常生活や科学分野の身近なトピックや簡単な事実について、英語でスピーチをすることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1. 国際社会の一員として、将来エンジニアとして活躍するために、多様性を受容できる国際感覚を育む。
2. 中学校で学習した内容を発展させ、広くことばへの関心を高め、豊かな思考力、表現力を養う。
3. 視聴覚教材やアクティブ・ラーニングの機会を活用して、オーラル・コミュニケーション能力の向上を図る。
授業の進め方・方法:
事前学習: 必ず予習して授業に臨むこと。予習では、1)新出単語や熟語の意味を辞書で調べ、2)教科書の内容をノートに書き写し、3)教科書の英文を日本語訳を試みること。日本語に翻訳できない箇所こそが、理解できていない箇所である。そのような箇所がある場合は、「自分はこの箇所の英語がわかっていない」という自覚を持って授業に臨み、不明箇所の理解に努めること。

授業内学習: 文法や新出単語の説明を理解し、予習で行った和訳の確認作業を行うこと。またリスニングとスピーキングのためにグループワークなどの演習に積極的に参加し、総合的に4技能の向上を図る。

事後学習: 授業の内容については必ず復習すること。復習とは、1)90分の授業に際しては最低30分机に向かい、2)教科書・ノートを広げて、ノートに写した授業の内容を確認し、3)『参考書』で関連箇所を確認することである。また必ず音声CDを聞き、声に出して英文を音読し、身体全体で復習すること。
注意点:
単語などの小テストが予めアナウンスされている場合はそれに備えておくこと。授業を休んだ場合は、休んだときの授
業の内容や、課題の有無などについて、クラスメートや担当教員に確認しておくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
スタディサポートテスト
2週 LESSON 1 (Section 1 & 2) 基本文型[ SV, SVO, SVC ]を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
3週 LESSON 1 (Section 3) 基本文型[ SVOO ]を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
4週 LESSON 2 (Section 1 & 2) 基本文型[ SVOC, SVO(=that節) ]を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
5週 LESSON 2 (Section 3)
Activity ①
比較級と最上級を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
6週 LESSON 3 (Section 1 & 2) 助動詞と受動態を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
7週 LESSON 3 (Section 3) 助動詞+受動態を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
8週 中間試験の返却と解説
LESSON 4 (Section 1)
現在進行形を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
2ndQ
9週 LESSON 4 (Section 2 & 3) 現在完了形と過去完了形を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
10週 Activity ②
LESSON 5 (Section 1)
動名詞を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
11週 LESSON 5 (Section 2 & 3) 不定詞(名詞・副詞・形容詞的用法)を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
12週 LESSON 5 (Section 4) 「It is...不定詞」を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
13週 LESSON 6 (Section 1 & 2) 関係代名詞を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
14週 LESSON 6 (Section 3 & 4) 関係代名詞(what)とSVOO(=how to)を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
15週 期末試験の返却と解説
Activity ③
「主張する」「賛成する・反対する」表現を使ってディベートをすることができる。
16週
後期
3rdQ
1週 LESSON 7 (Section 1 & 2) 現在分詞・過去分詞を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
2週 LESSON 7 (Section 3 & 4) 分詞構文を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
3週 LESSON 7 まとめ LESSON 7に出てきた文法や表現を理解し、応用問題を解くことができる。
4週 LESSON 8 (Section 1 & 2) 関係副詞を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
5週 LESSON 8 (Section 3 & 4) 関係副詞と「It is...that~」構文を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
6週 LESSON 8 まとめ LESSON 8に出てきた文法や表現を理解し、応用問題を解くことができる。
7週 Activity ④ 「説明する」「言い換える」表現を学び、身近な事柄についての説明文を英語で書けるようになる。
8週 中間試験の返却と解説
LESSON 9 (Section 1)
条件を表すif節を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
4thQ
9週 LESSON 9 (Section 2 & 3) 仮定法過去と「I wish~」表現を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
10週 LESSON 9 (Section 4) 「as if~」表現を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
11週 LESSON 10 (Section 1 & 2) SVO(+不定詞)とSVOC(C=動詞の原形)を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
12週 LESSON 10 (Section 3) SVOC(C=現在分詞)を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
13週 LESSON 10 (Section 4) SVOO(0=if/whether節)を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
14週 LESSON 9 & 10 まとめ LESSON 9と10に出てきた文法や表現を理解し、応用問題を解くことができる。
15週 期末試験の返却と解説
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。2
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3

評価割合

定期試験平常点(小テスト・課題・グループワーク等の参加)合計
総合評価割合6040100
基礎的能力6040100