英語総合

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 英語総合
科目番号 0025 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 知能機械工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『 Exploring SciTech English 』( 開隆堂 )、『COCET 3300』(成美堂)
担当教員 森岡 隆

到達目標

1. 論理的展開に必要な、基本的な英語表現を理解できる。
2. 辞書を用いて、かなりの分量の英文を短時間で読み取り、要約することができる。
3. 学んだ英語表現を用いて、簡単だが論理的な英文を作成したり、発話したりすることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
上記の到達目標を踏まえた上での「聞く」能力80%以上習熟できている。60~79%習熟できている。60%の習熟度に達していない。
上記の到達目標を踏まえた上での「話す」能力80%以上習熟できている。60~79%以上習熟できている。60%の習熟度に達していない。
上記の到達目標を踏まえた上での「読む」能力80%以上習熟できている。60~79%以上習熟できている。60%の習熟度に達していない。
上記の到達目標を踏まえた上での「書く」能力80%以上習熟できている。60~79%以上習熟できている。60%の習熟度に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
エンジニアに関連するエッセイを教材に用い、そのジャンルの表現や情報に慣れ、英語の4技能(聞く・話す・読む・書く)のさらなる習熟を目指すとともに、論理的展開を掴む練習を行う。
授業の進め方・方法:
学生を指名しながら進める講義を中心に、適宜小テストを実施する。
注意点:
事前学習:次回の授業内容を予習しておくこと。
事後学習:授業内容を復習して定着させること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Unit 1 Fly Your Plane 飛行機が飛ぶ原理について、英語を「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて学ぶ(1)
2週 Unit 1 Fly Your Plane 飛行機が飛ぶ原理について、英語を「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて学ぶ(2)
3週 Unit 1 Fly Your Plane 飛行機が飛ぶ原理について、英語を「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて学び、練習問題で確認する(3)
4週 Unit 2 The History of QR Code QRコードについて、英語を「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて学ぶ(1)
5週 Unit 2 The History of QR Code QRコードを開発した日本人技術者について、英語を「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて学ぶ
6週 Unit 2 The History of QR Code QRコードを開発した日本人技術者のポリシーについて、英語を「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて学ぶ。練習問題で確認する。
7週 Basic Terms for Science Mathematics 1,2 数学用語と表現の英訳を、「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて学ぶ
8週 Unit 3 Codes and Ciphers 古典的な暗号の読み解きを、英語を「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて学ぶ
2ndQ
9週 Unit 3 Codes and Ciphers 実際の暗号のやり取りを、英語を「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて学ぶ
10週 Unit 3 Codes and Ciphers 暗号についての英文の練習問題を、「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて解く
11週 Unit 4 Can Robots Be Good Companions ? ロボットはどこまで進化できるか、英語を「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて学ぶ
12週 Unit 4 Can Robots Be Good Companions ? 感情を読み取るロボットについて、英語を「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて学ぶ
13週 Unit 4 Can Robots Be Good Companions ? ロボットの新技術について、英語の「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて、英文の練習問題を通して学ぶ
14週 Science Lab, Lab Report magnus effect、supercooling、lab report について,
「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて学ぶ
15週 Basic Terms for Science Mathematics 3, Chemistry 数学用語と科学用語の英訳を、「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて学ぶ
16週 定期試験
後期
3rdQ
1週 Unit 5 Laterality 左利き・右利きについて、英語を「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて学ぶ(1)
2週 Unit 5 Laterality 左利き・右利きについて、英語を「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて学ぶ(2)
3週 Unit 5 Laterality 左利き・右利きについて、英語を「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて学ぶ。練習問題を解く(3)
4週 TOEIC BRIDGE IPテスト
5週 Unit 6 The Challenger Disaster チャレンジャー号の事故にみる経営者の論理について、英語を「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて学ぶ(1)
6週 Unit 6 The Challenger Disaster チャレンジャー号の事故にみる経営者の論理について、英語を「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて学ぶ(2)
7週 Unit 6 The Challenger Disaster チャレンジャー号の事故にみる技術者倫理について、英語を「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて学ぶ。練習問題を解く。
8週 Basic Terms for Science Physics 1, 2  物理用語と表現の英訳を、「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて学ぶ
4thQ
9週 Unit 7 Lucky Number 113 日本人が発見した新たな元素「ニホニウム」について、英語を「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて学ぶ(1)
10週 Unit 7 Lucky Number 113 日本人が発見した新たな元素「ニホニウム」について、英語を「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて学ぶ(2)
11週 Unit 7 Lucky Number 113 日本人が発見した新たな元素「ニホニウム」について、英語を「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて学ぶ(3)練習問題を解く。
12週 Science Lab, Presentation gyro effect、vibration control structureについて学び、presentation の方法について、英語を「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて学ぶ
13週 Unit 8 Truth, Beauty and Other Scientific Misconceptions 科学的真理の美しさについて、英語を「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて学ぶ(1)
14週 Unit 8 Truth, Beauty and Other Scientific Misconceptions 科学的真理の美しさについて、英語を「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて学ぶ(2)
15週 Unit 8 Truth, Beauty and Other Scientific Misconceptions 科学的真理の美しさについて、英語を「聞く・話す・読む・書く」技能を用いて学ぶ(3)
16週 定期試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3

評価割合

試験発表相互評価小テスト・態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60004000100
基礎的能力4000200060
専門的能力2000200040
分野横断的能力0000000