日本史

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 日本史
科目番号 0019 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 生物応用化学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 日本史A-現代からの歴史-(東京書籍)
担当教員 大野 規之

到達目標

歴史を学ぶことで、現実の社会の出来事に興味・関心を持ち理解できる力をつける。自分で考える事で、変化し続ける現代社会に主体的に対応できる力を育てる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1この時期の日本史の基本的流れについて、植民地、産業、文化の三側面から深く説明できるこの時期の日本史の基本的流れについて、植民地、産業、文化の三側面から説明できるこの時期の日本史の基本的流れについて、植民地、産業、文化の三側面から説明できない
評価項目2近現代日本における科学技術に関して深く説明できる近現代日本における科学技術に関して説明できる近現代日本における科学技術に関して説明できない
評価項目3日本社会の特徴について、基本的事項を深く説明できる日本社会の特徴について、基本的事項を説明できる日本社会の特徴について、基本的事項を説明できない

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
近現代の日本史の基本的事項を学習することで、事象の因果関係を理解して歴史的思考力を養う。
教科書・授業プリントを使用、パワーポイントで適時映像を交えながら学習する
授業の進め方・方法:
注意点:
【事前学習】教科書の該当の時期にあたる部分を、事前に読んでおく。【事後学習】授業後、関連図書などを案内するので、復習時に読んでおくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 古代・中世・江戸時代・幕末までの歴史を俯瞰 授業内容を理解できる。
2週 アジア世界の変動とペリー来航 授業内容を理解できる。
3週 尊皇攘夷運動と列強の進出、徳川慶喜と王政復古 授業内容を理解できる。
4週 明治維新と廃藩置県、四民平等と文明開化 授業内容を理解できる。
5週 自由民権運動と政党の結成、大日本帝国憲法の制定と条約改正 授業内容を理解できる。
6週 諸外国との関係、日清・日露戦争の原因と結果 授業内容を理解できる。
7週 列強の中国分割日露戦争 授業内容を理解できる。
8週 韓国併合と辛亥革命、産業革命と資本主義の発達 授業内容を理解できる。
2ndQ
9週 第一次世界大戦とパリ講和会議、国際連盟の成立 授業内容を理解できる。
10週 大正デモクラシーと女性の解放、第一大戦後の日本、韓国併合後の朝鮮人 授業内容を理解できる。
11週 世界恐慌と昭和恐慌、満州事変と国際連盟からの脱退 授業内容を理解できる。
12週 本格的な政党内閣成立、ワシントン会議と協調外交、関東大震災 授業内容を理解できる。
13週 選挙法改正と治安維持法、金融恐慌と金解禁 授業内容を理解できる。
14週 五・一五と二・二六事件 三国防共協定、日中全面戦争と戦争の長期化 授業内容を理解できる。
15週 経済統制の開始と国家総動員、大政翼賛会、第二次大戦と三国同盟 授業内容を理解できる。
16週
後期
3rdQ
1週 第二次大戦下の日米交渉、太平洋戦争の開始、強化される経済統制 授業内容を理解できる。
2週 大東亜共栄圏の建設と実態、皇民化政策、戦局の悪化、本土空襲 授業内容を理解できる。
3週 沖縄戦と沖縄占領、戦争終結、国際連合の成立と冷戦、領土の縮小 授業内容を理解できる。
4週 GHQと民主化政策、日本国憲法の制定 授業内容を理解できる。
5週 戦後改革の進展、困難な国民改革、戦後初期の政権と社会問題 授業内容を理解できる。
6週 占領政策の転換と経済安定政策、社会運動、朝鮮戦争と経済復興 授業内容を理解できる。
7週 戦後処理と国際社会への復帰、55年体制と高度経済成長 授業内容を理解できる。
8週 人口移動と農村、公害、会社員と「核家族」、集団就職 授業内容を理解できる。
4thQ
9週 都市問題、社会運動と革新自治体、講和と安保条約 授業内容を理解できる。
10週 沖縄返還と日中国交正常化、ブレトンウッズ体制の崩壊と石油危機 授業内容を理解できる。
11週 経済大国日本、自民党政権の危機と行政改革 授業内容を理解できる。
12週 企業社会と性別役割分担の揺らぎ、貿易摩擦の深刻化、バブル景気 授業内容を理解できる。
13週 冷戦の終焉と国際協調、日米同盟の強化と沖縄の基地問題 授業内容を理解できる。
14週 55年体制の崩壊と政治改革、平成不況 授業内容を理解できる。
15週 テスト返却と解説、時事問題の解説 授業内容を理解できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。3前2,前3,前4
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。3後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。3前8,前10,後2

評価割合

定期試験授業中の課題(提出物、小テスト)合計
総合評価割合8020100
配点8020100