英語総合

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 英語総合
科目番号 0032 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 生物応用化学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 Fundamental Science in English Ⅰ(成美堂)
担当教員 濵野 公二

到達目標

1.英語の文法及び表現を正しく判断し、科学的な事象の記述を理解して読解できる。
2.中学レベルの理科と数学で扱われる内容の専門用語を正しく理解して、理工系の文脈にあった正確な英文を書くことができる。
3.中学レベルの理科と数学で扱われる内容について、簡潔で自然な英語を使って、伝えることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
理工系英文テキストの読解テキストを充分に理解できている。テキストをある程度は理解できている。テキストを理解できない。
基本的専門用語を使った理工系英文テキストの作成テキストを充分に作成できる。テキストをある程度は作成できる。テキストを作成することができない。
英語を使った簡単な理工系分野の内容の伝達充分に伝達ができる。ある程度は伝達ができる。伝達することができない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE D 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1.英文の構造を判断し、その意味を正確に把握するための基礎となる英文法を体系的に学習する。
2.新しい科学の知識を得るのではなく、これまでに既習・既知の科学的事実を比較的平易な英語を通じて理解・確認することで、英語の表現になれると同時に、自分自身の興味関心について発信できる英語運用能力を養う。
授業の進め方・方法:
授業は、予習がなされていることを前提に進め、ノートには重要事項を書き留めること。また、授業内容については必ず復習すること。
注意点:
予習は、ノートに英文を書き、知らない単語は辞書で調べておくこと。
単語などの小テストがある場合は、それに備えておくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・Lesson1 (Part1,2) 疑問文・不定詞名詞的用法の活用・運用ができる
2週 Lesson1 (Part3,4) 不定詞の様々な用法・分詞の活用・運用ができる
3週 文法・表現のまとめ・Lesson2 (Part1,2) 関係代名詞制限用法の活用・運用ができる
4週 Lesson2 (Part3,4) 関係代名詞非制限用の活用・運用ができる
5週 Lesson2 (Part5) ・文法・表現のまとめ 倍数と分数表現の活用・運用ができる
6週 Lesson3 (Part1,2) 様々な比較表現の活用・運用ができる
7週 Lesson3 (Part3)・文法・表現のまとめ 間接疑問の活用・運用ができる
8週 Lesson4 (Part1,2) 関係副詞・受動態の活用・運用ができる
2ndQ
9週 Lesson4 (Part3)・文法・表現のまとめ 乗数と平方根の活用・運用ができる
10週 中間試験の返却と解説・Lesson5 (Part1,2) 部分否定・関係副詞非制限用法の活用・運用ができる
11週 Lesson5 (Part3,4) 様々な受動態の活用・運用ができる
12週 文法・表現のまとめ・Lesson6 (Part1) 現在完了形の活用・運用ができる
13週 Lesson6 (Part2,3) 動詞+O+to不定詞の構文の活用・運用ができる
14週 Lesson6 (Part4)・文法・表現のまとめ 比例・反比例の表現の活用・運用ができる
15週 期末試験の返却と解説
16週
後期
3rdQ
1週 Lesson7 (Part1,2) 動詞+O+原形不定詞の構文の活用・運用ができる
2週 Lesson7 (Part3)・文法・表現のまとめ 前置詞+動名詞の表現の活用・運用ができる
3週 Lesson8 (Part1,2) 感嘆文・形式主語の活用・運用ができる
4週 Lesson8 (Part3,4) 疑問詞+to不定詞・完了形の受動態の活用・運用ができる
5週 文法・表現のまとめ・Lesson9 (Part1) 学習した文法事項を総括して英文を読む
6週 Lesson9 (Part2,3) 学習した文法事項を総括して英文を読む
7週 Supplement1 科学的トッピックを扱った英文を読む
8週 Supplement2 科学的トッピックを扱った英文を読む
4thQ
9週 中間試験の返却と解説
10週 Lesson10 (Part1,2) 学習した文法事項を総括して英文を読む
11週 Lesson10 (Part3,4) 学習した文法事項を総括して英文を読む
12週 Supplement3 科学的トッピックを扱った英文を読む
13週 Supplement4 科学的トッピックを扱った英文を読む
14週 Supplement5 科学的トッピックを扱った英文を読む
15週 期末試験の返却と解説
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3

評価割合

試験小テスト、課題、TOEICBridgeIPテスト等その他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000