電気情報応用実験II

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 電気情報応用実験II
科目番号 0100 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 電気情報工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 自作実験指導書/電気学会編「絶縁試験法ハンドブック」(電気学会),福島弘毅著「電子・通信・電気工学実験I」(丸善),竹下隆史他「マスタリングTCP/IP入門編」(オーム社)
担当教員 新田 陽一,松本 正己,石倉 規雄

到達目標

本実験は,広範な分野の実験機器を用いて行うため,基礎的な実験実習以上の状況適応能力をもっての実験遂行を要する.以下の事項を到達目標と定め,本実験を通じて実践力を学んでいく.
(1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野によく応用できる。 これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野にある程度応用できる。 これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できていない。
評価項目2各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的によく応用できる。各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的にある程度応用できる。各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できていない。
評価項目3 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的によく学習できる。 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的にある程度学習できる。 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できていない。
評価項目4 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。 実験結果を深く考察し,それをある程度的確に整理できる。 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できていない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B-1 説明 閉じる
JABEE d2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本実験は,本校の教育目標のうち「応用力」を養う科目であり,電気・電子・情報・通信の広範な分野の実験を行う.実験は講義で学んだ知識を確認し,より深く理解する好機である.また,レポート添削・指導を数回設けており,レポートを作成する力も併せて養う.前期第6週目から前期第7週目,前期第13週目から前期第14週目,後期第6週目から後期第7週目,後期第13週目から後期第14週目は,企業で小型精密モータの研究開発を担当していた教員が,その経験を活かし,信号処理,振動計測等の実験を指導する.また,前期第4週目から前期第5週目,前期第11週目から前期第12週目,後期第4週目から後期第5週目,後期第11週目から後期第12週目は,企業で強電系の研究開発を担当していた教員が,その経験を活かし,高電圧,送電線路の実験を指導する.
授業の進め方・方法:
基本的に,3時間×2週で1テーマを実験する.実験班を6班に分け,各班ごとに下記テーマを順繰りする.テーマごとに教員・技術職員が付き添うが,必要最小限のアドバイスしかしない.各テーマに関する理論や技術的な知識を事前に予習し,実験指導書に従って自主的に実験遂行すること.なお,質問等があれば適宜各担当教員室に来ること.
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 前期実験テーマに関するガイダンス
前期実験(各テーマを順繰り)
2週 [ディジタル画像データの解析]
 コンピュータシステムで用いられている画像データをPythonプログラムを用いて解析する.
(1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
3週 [ディジタル画像データの解析]
 コンピュータシステムで用いられている画像データをPythonプログラムを用いて解析する.
(1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
4週 [火花放電特性実験]
 球ギャップを用いた手許電圧計の較正により,各種ギャプの火花放電特性を求める.
(1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
5週 [絶縁油の絶縁破壊実験]
 絶縁油破壊試験器を用いて、変圧器油の絶縁破壊試験を行い、絶縁劣化について考察する。
(1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
6週 [MS-Excelを用いた信号処理]
 表計算ソフト MS-Excel を用いた各種の演算処理を通じて,ディジタル信号処理の基本事項(フーリエ解析,たたみ込み,窓関数,フィルタリングetc.)に関する理解を深める
(1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
7週 [MS-Excelを用いた信号処理]
 表計算ソフト MS-Excel を用いた各種の演算処理を通じて,ディジタル信号処理の基本事項(フーリエ解析,たたみ込み,窓関数,フィルタリングetc.)に関する理解を深める
(1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
8週 レポート添削・指導 (1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
2ndQ
9週 [Linuxシステム構築実験・I]
 Webコンテンツやプログラムの作成を通して,Linux/UNIXの管理コマンドを習得する.
(1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
10週 [Linuxシステム構築実験・I]
 Webコンテンツやプログラムの作成を通して,Linux/UNIXの管理コマンドを習得する.
(1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
11週 [電力継電器の時限特性実験]
 電力継電器の整定値と過電流を検知してから遮断器を切断するまでの引き外し時間の測定および時限特性を測定する.
(1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
12週 [電力継電器の時限特性実験]
 電力継電器の整定値と過電流を検知してから遮断器を切断するまでの引き外し時間の測定および時限特性を測定する.
(1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
13週 [音響計測]
 騒音計とFFTアナライザを用いた各種騒音計測を行う.また,PCの各種音声圧縮方式の特性を調べる.これらを通じて,音響計測技術に関する理解を深める.
(1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
14週 [音響計測]
 騒音計とFFTアナライザを用いた各種騒音計測を行う.また,PCの各種音声圧縮方式の特性を調べる.これらを通じて,音響計測技術に関する理解を深める.
(1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
15週 レポート添削・指導 (1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
16週 レポート添削・指導 (1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
後期
3rdQ
1週 後期実験テーマに関するガイダンス
後期実験(各テーマを順繰り)
(1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
2週 [Linuxシステム構築実験・II]
 PCを組み立て,Linux OSを用いたWebシステムを構築することでコンピュータに関する実践的知識を得る.
(1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
3週 [Linuxシステム構築実験・II]
 PCを組み立て,Linux OSを用いたWebシステムを構築することでコンピュータに関する実践的知識を得る.
(1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
4週 [雷インパルス電圧放電実験]
 雷インパルス電圧発生装置を用いて棒ギャップの絶縁破壊電圧を内挿法と昇降法により測定する.
(1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
5週 [雷インパルス電圧放電実験]
 雷インパルス電圧発生装置を用いて棒ギャップの絶縁破壊電圧を内挿法と昇降法により測定する.
(1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
6週 [片持ちはりの振動計測・解析]
 片持ちはりの振動について理論解析,振動計による測定,実験モード解析を行い,機械系の共振現象と2次遅れ系の特性に関する理解を深める.
(1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
7週 [片持ちはりの振動計測・解析]
 片持ちはりの振動について理論解析,振動計による測定,実験モード解析を行い,機械系の共振現象と2次遅れ系の特性に関する理解を深める.
(1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
8週 [情報ネットワーク解析実験]
 LANを構築し,TCP/IPパケットを解析することで情報ネットワークの実践的技術を得る.レポート添削・指導
(1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
4thQ
9週 [情報ネットワーク解析実験]
 LANを構築し,TCP/IPパケットを解析することで情報ネットワークの実践的技術を得る.レポート添削・指導
(1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
10週 レポート添削・指導 (1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
11週 [模擬送電線の実験]
 模擬送電線装置を用いて,送電線路の抵抗及びリアクタンスを求め,負荷に応じた電圧降下について基本的な特性を測定する.
(1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
12週 [模擬送電線の実験]
 模擬送電線装置を用いて,送電線路の抵抗及びリアクタンスを求め,負荷に応じた電圧降下について基本的な特性を測定する.
(1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
13週 [LabVIEWによる信号処理]
 システム開発ソフト NI-LabVIEW  による信号処理システムを構築し,FIRフィルタ等の設計・特性調査を通じて,ディジタル信号処理に関する理解を深める.
(1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
14週 [LabVIEWによる信号処理]
 システム開発ソフト NI-LabVIEWによる信号処理システムを構築し,FIRフィルタ等の設計・特性調査を通じて,ディジタル信号処理に関する理解を深める.
(1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
15週 レポート添削・指導 (1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。
16週 レポート添削・指導 (1) これまで学んだ電気情報技術を電気情報工学の広範な分野に応用できる。
(2) 各分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に実践的に応用できる。
(3) 状況に応じて臨機応変に対応し,自主的かつ継続的に学習できる。
(4) 実験結果を深く考察し,それを的確に整理できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。3
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。3
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。3
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。3
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。3
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。3
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。3
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。3
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。3
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。3
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。3
専門的能力分野別の工学実験・実習能力電気・電子系分野【実験・実習能力】電気・電子系【実験実習】電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。3
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。3
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。3
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。3
キルヒホッフの法則を適用し、実験結果を考察できる。3
分流・分圧の関係を適用し、実験結果を考察できる。3
インピーダンスの周波数特性を考慮し、実験結果を考察できる。3
共振について、実験結果を考察できる。3
増幅回路等(トランジスタ、オペアンプ)の動作に関する実験結果を考察できる。3
論理回路の動作について実験結果を考察できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3
複数の情報を整理・構造化できる。3
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3
企業には社会的責任があることを認識している。3
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。2
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。2
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。3
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。3
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。3
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合00010090100
基礎的能力000100010
専門的能力000009090
分野横断的能力0000000