情報リテラシ

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 情報リテラシ
科目番号 0005 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 岡田正、高橋参吉 編:情報基礎 ネットワーク社会における情報の活用と技術 :実教出版 若山芳三郎著:Office 2016/Windows 10版 学生のための情報リテラシー:東京電機大学出版局
担当教員 山田 祐司,西川 賢治

到達目標

1.パーソナルコンピュータの仕組みや基本的な用語を理解することができる。
2.オペレーティングシステムの基本操作ができるようになる。
3.基本的なアプリケーションソフトの操作ができるようになる。
4.ネットワークや情報管理の基礎知識を理解することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1パーソナルコンピュータの仕組みや基本的な用語を理解し、適切に説明することができる。パーソナルコンピュータの仕組みや基本的な用語を理解することができる。パーソナルコンピュータの仕組みや基本的な用語を理解することができない。
評価項目2オペレーティングシステムの基本操作を適切にできるようになる。オペレーティングシステムの基本操作ができるようになる。オペレーティングシステムの基本操作ができない。
評価項目3基本的なアプリケーションソフトの操作を適切にできるようになる。基本的なアプリケーションソフトの操作ができるようになる。基本的なアプリケーションソフトの操作ができない。
評価項目4ネットワークや情報管理の基礎知識を理解し適切に説明することができる。ネットワークや情報管理の基礎知識を理解することができる。ネットワークや情報管理の基礎知識を理解することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 D 説明 閉じる

教育方法等

概要:
理科系の学生にとってコンピュータは学習や研究を行う上で欠かせない道具である.また,情報化社会に生きる者にとって情報を積極的に活用することが求められている.この授業では,コンピュータの基本的な操作方法やネットワークを通して情報を扱うための基礎知識の習得を目指す.
授業の進め方・方法:
コンピュータの基本操作,オペレーティングシステムやアプリケーションソフトの基本操作は講義のほか演習と実習を通して行う.担当教員の注意や指示に従って演習や実習,レポート作成を積極的に行ってほしい.なお,担当教員が適宜配布する授業計画等のプリントを参照のうえ保管しておくこと.
注意点:
評価割合について:その他の項目にはレポート,演習・小テスト,態度等が含まれる.課題に主体的に取組む姿勢は技術者として重要な要素であることを鑑み,出席状況や態度等も成績の評価の重要な要素とする.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,端末室の利用方法・情報セキュリティについて(講義・演習)
2週 コンピュータの使い方 - Windowsの基本操作(講義・演習)
3週 コンピュータの使い方 - 総合演習とタッチタイピング(演習)
4週 ワープロソフトの基本操作(演習),コンピュータの仕組み(講義)
5週 ワープロソフトによる文章作成1(演習)
6週 画像作成ソフトの基本操作(演習)
7週 ソフトウエアの連携(演習),情報の概念(講義)
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 インターネットの基礎知識(講義),WWWと電子メール(演習)
10週 ネチケットについて(講義・演習)
11週 画像ファイルの取扱い(演習),情報の発信・交換と評価(講義)
12週 情報の管理とセキュリティ(講義),コンピュータの歴史(講義)
13週 表計算ソフトの基本操作・ 表計算ソフトを使ったデータの整理(演習)
14週 総合演習(演習),情報の加工・表現(講義)
15週 前期末試験
16週 振り返り学習

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。3
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50000050100
基礎的能力50000050100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000