アカデミックライティング

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 アカデミックライティング
科目番号 0050 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 Science Quest (成美堂)
担当教員 鈴木 章子

到達目標

1) Topic sentence, supporting details, concluding sentenceのそろったパラグラフが書ける。
2) 理工系のリーディング教材を自分の力で読み、内容が理解できる。
3) 理工系のリーディング教材の内容に関連したショートエッセイが書ける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価基準1Topic sentence, supporting details, concluding sentenceのそろった論理的なパラグラフが書ける。Topic sentence, supporting details, concluding sentenceがそろっているが、論理的に改善の余地がある。Topic sentence, supporting details, concluding sentenceのそろった論理的なパラグラフが書けない。
評価基準2話の内容をパラフレーズしペアに説明できる。話の内容をペアと協力してパラフレーズできる。話の内容が読み取れていない。
評価基準3パラグラフの構成を意識して、内容のあるものが書ける。パラグラフの構成を意識して、内容のあるものを書こうとしているが改善の余地がある。パラグラフの構成が意識されておらず、内容も分かりづらい。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 E-1 説明 閉じる
JABEE f 説明 閉じる

教育方法等

概要:
3年までで学んだ英語の知識を生かし、パラグラフを論理的に書けるようになること、また理系トピックの長文を読めるようになることを目標とする。クラスメートと協力しながらライティング、リーディングの力を伸ばすことを目指す。
授業の進め方・方法:
授業ではライティング、リーディングの課題が出される。その課題を基に授業が進むため、家庭学習の時間を取ること。
注意点:
授業前に課題を行うこと。授業はペアワーク中心に行うので、クラスメートと協力して学んでほしい。受講者の興味などによってリーディング題材、進度を調整することがある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、パラグラフ構成について 英語のパラグラフ構成がどのようになっているかわかる。
2週 topic sentence, supporting sentences, concluding sentence topic sentence, supporting sentences, concluding sentenceの適切な書き方がわかる。
3週 editing, revising 書いたものの修正のポイントがわかり、適切に修正できる。
4週 Reading 1 事前課題の共有、英文の内容把握を行う。
5週 Reading 2 事前課題の共有、英文の内容把握を行う。
6週 Reading 3 事前課題の共有、英文の内容把握を行う。
7週 上記3つのreadingに基づくライティング課題の構成、執筆、相互評価 テーマを選び、構成を考え第一稿を執筆する。ペアからのフィードバックをもとに第二稿を作成する。
8週 Reading 4 事前課題の共有、英文の内容把握を行う。
4thQ
9週 Reading 5 事前課題の共有、英文の内容把握を行う。
10週 Reading 6 事前課題の共有、英文の内容把握を行う。
11週 上記3つのreadingに基づくライティング課題の構成、執筆 テーマを選び、構成を考え第一稿を執筆する。
12週 上記3つのreadingに基づくライティング課題の相互評価 ペアからのフィードバックをもとに第二稿を作成する。
13週 Reading 7 事前課題の共有、英文の内容把握を行う。
14週 Reading 8 事前課題の共有、英文の内容把握を行う。
15週 期末試験 ライティング、リーディングのスキルを評価する。
16週 答案返却およびまとめ 試験へのフィードバックを行うとともに、授業全体の振り返りを行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前10,前11,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3前12
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3前2,前3,前5,前6,前7,前9,前10,前11,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3前14,前15,後14,後15
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3前1,前2,前3,前5,前6,前7,前8,前10,前11,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3前4,前9
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3前14,前15,後14,後15
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2前13,後12,後13
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2前13,後12,後13
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3前12,後14,後15

評価割合

writing assignmentreading assignmentfinal test合計
総合評価割合304030000100
基礎的能力304030000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000