ロシア語基礎

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 ロシア語基礎
科目番号 0057 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 大学のロシア語 I (東京外国語大学出版会)
担当教員 中島 美智子,森田 典幸,酒井 康宏,青砥 正彦,鈴木 章子,山田 容子

到達目標

1. ロシア語のアルファベット(キリル文字)に慣れ、単語や簡単な文が自分で読めるようになること。
2. 初歩的なロシア語文法を身に付けること。
3. ロシアでサバイバルするのに必要な、基本的な表現を身に付けること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
ブロック体、筆記体で書ける。8割方ブロック体、筆記体で書ける。ブロック体、筆記体で書けない。
相手に通じるアクセント、イントネーションで話せるようになる。8割方相手に通じるアクセント、イントネーションで話せるようになる。相手に通じるアクセント、イントネーションで話せるようになっていない。
基本的な表現が使える。8割方基本的な表現が使える。基本的な表現が使えない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 E-1 説明 閉じる
JABEE f 説明 閉じる

教育方法等

概要:
教科書「大学のロシア語 I」で、初心者に必要なロシア語の基本的な仕組みを学び、適宜NHKテレビのロシア語講座「ロシアゴスキー」を視聴しながら、ロシアでサバイバルしていくために必要と思われる基本的な表現を身に付けます。前期は、とかく難しいと言われているロシア語の文字、綴り、発音の関係を憶えて、ロシア語で書かれているものを(判読ではなく)「音読できる」ようになることを目指します。後期は、実際の場面を想定して、相手に通じるシンプルな表現が即座に出てくるように練習します。
授業の進め方・方法:
1. 教科書とプリントを併用して授業を進めます。
  必ずA4のクリアファイルを用意して、授業中にいつでもプリントを参照できるようにしておいてください。
2. 聞く、話す、読む、書く、の4つの能力を総合的に鍛えます。口や体を動かして、積極的に授業に参加してください。
3. 辞書を用意する必要はありません。

注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業のガイダンス
    隣の人とロシア語で互いに挨拶しよう。
基本的な表現が分かって、使える。
    
2週 ロシア語とはどんな言語か?ロシアとはどんな国か? 基本的な表現が分かって、使える。
3週 自分の名前をキリル文字で書いてみよう。 基本的な表現が分かって、使える。
4週 ・母音字10個を覚える。発音の決まり(アクセントの有無と母音の関係)を理解する ・簡単な文:これは~です。これは~でありません。  基本的な表現が分かって、使える。
5週 ・日本語話者にとって注意すべき子音の発音(1)をマスターする。
・疑問詞のない疑問文とその答え。
基本的な表現が分かって、使える。
6週 ・日本語話者にとって注意すべき子音の発音(2)をマスターする。
・名詞の文法性について。
基本的な表現が分かって、使える。
7週 ・日本語話者にとって注意すべき子音の発音(3)をマスターする。
・疑問詞のある疑問文。
基本的な表現が分かって、使える。
8週 子音に関する発音の決まりと例外的発音をマスターする。 基本的な表現が分かって、使える。
2ndQ
9週 前期中間試験 基本的な表現が分かって、使える。
10週 発音のまとめ。単語や簡単な短文を読むことができる。 基本的な表現が分かって、使える。
11週 名詞の文法性。 基本的な表現が分かって、使える。
12週 人称代名詞。 基本的な表現が分かって、使える。
13週 所有代名詞。 基本的な表現が分かって、使える。
14週 ロールプレイ(簡単な質問とそれに対する返答) 基本的な表現が分かって、使える。
15週 前期期末試験 基本的な表現が分かって、使える。
16週 前期のまとめと復習。 基本的な表現が分かって、使える。
後期
3rdQ
1週 買い物に必要な表現。 基本的な表現が分かって、使える。
2週 レストランで使える表現。 基本的な表現が分かって、使える。
3週 必要と可能の表現。 基本的な表現が分かって、使える。
4週 観光地で写真を撮ってもらう。 基本的な表現が分かって、使える。
5週 数詞と時間の表現。 基本的な表現が分かって、使える。
6週 形容詞の変化。 基本的な表現が分かって、使える。
7週 感情や感想を伝える表現。 基本的な表現が分かって、使える。
8週 ロールプレイ(これまでの復習) 基本的な表現が分かって、使える。
4thQ
9週 後期中間試験 基本的な表現が分かって、使える。
10週 クリスマスや年賀の挨拶。 基本的な表現が分かって、使える。
11週 具合が悪い時の表現。病院や薬局で使える表現。 基本的な表現が分かって、使える。
12週 「いつ~?」時の疑問詞。 基本的な表現が分かって、使える。
13週 カフェオレ、レモンティーを注文するには。 基本的な表現が分かって、使える。
14週 未来形。 基本的な表現が分かって、使える。
15週 学年末試験。 基本的な表現が分かって、使える。
16週 1年間のまとめと復習。 基本的な表現が分かって、使える。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90000010100
基礎的能力90000010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000