到達目標
1)経営学の基礎的な概念・考え方を十分説明・考察ができること。
2)経営史の考え方を通して,企業を十分説明・考察ができること。
3)経営組織が地域に与える影響について十分説明・考察ができること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 経営学の基礎的な概念・考え方を十分説明・考察できる。 | 経営学の基礎的な概念・考え方を説明・考察できる。 | 経営学の基礎的な概念・考え方を十分説明・考察できない。 |
評価項目2 | 経営史の考え方を通して,企業を十分説明・考察ができる。 | 経営史の考え方を通して,企業を説明・考察ができる。 | 経営史の考え方を通して,企業を説明・考察ができない。 |
評価項目3 | 経営組織が地域に与える影響について十分説明・考察ができる。 | 経営組織が地域に与える影響について説明・考察ができる。 | 経営組織が地域に与える影響について十分説明・考察ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
経営学とは企業の経営管理や企業が社会に求められている意義を考察する学問である。本授業では経営史の考え方を通して,日本・世界における企業の個別具体的な事例から経営組織と地域の関係性とあり方について学習する。
授業の進め方・方法:
プリント・資料を配布し,講義形式で進める。また,コメントペーパー・レポートの提出を求める場合もある。
注意点:
配布する資料を細部までに読み込むことを心がけ,日常的にニュース等を通して社会情勢に関心を向けてほしい。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
様々な経営体と経営史 |
経営史の考え方について説明できる。
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2週 |
地域と経営体 |
地域と経営体について説明・考察できる。
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3週 |
江戸時代の商家経営:都市商人の活躍 |
江戸時代の商家の経営について説明できる。
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4週 |
政商の登場と財閥の形成 |
財閥が地域や国に与えた影響について説明・考察できる。
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5週 |
財閥解体と現代の企業 |
高度成長期以降の現代企業の潮流について説明・考察できる。
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6週 |
戦前までの農家経営:地主制と地域名望家 |
農家の土地経営と地域での役割を説明・考察できる。
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7週 |
戦後以降の農家経営:農地改革と減反政策 |
農地改革以降の農業政策と経営について説明・考察できる。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
漁家経営 |
漁家の経営について説明・考察できる。
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10週 |
鉄道会社の経営①:私鉄の発達と沿線開発 |
私鉄の誕生と地域に与える影響を説明・考察できる。
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11週 |
鉄道会社の経営②:公営交通の民営化と多様化する事業 |
公営交通の役割と事業の多様化を説明・考察できる。
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12週 |
製造業の発達①:自動車製造会社 |
自動車製造会社の経営について説明・考察できる。
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13週 |
製造業の発達②:家電製造会社 |
家電製造会社について説明・考察できる。
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14週 |
ベンチャー企業とGAFA |
ベンチャー企業が社会に与えた影響について説明・考察できる。
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
復習 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。 | 3 | |
公民的分野 | 自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 3 | |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |