世界史1

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 世界史1
科目番号 0004 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 : 1
開設学科 人文科学科・数理科学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 世界史A(東京書籍)グローバルワイド最新世界史図表(第一学習社)
担当教員

到達目標

世界の歴史についての必要な知識を身につける。
個々の事象の意味を歴史の枠組みと流れの中に関連づけて説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1世界の歴史についての必要な知識を十分に身につける。世界の歴史についての必要な知識を身につける。世界の歴史についての必要な知識を身につけていない.
評価項目2個々の事象の意味を歴史の枠組みと流れの中に関連づけて正しく説明できる。個々の事象の意味を歴史の枠組みと流れの中に関連づけて説明できる。個々の事象の意味を歴史の枠組みと流れの中に関連づけて説明できない.
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 2 説明 閉じる
人文・数理 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
世界の歴史の大きな枠組みと流れを理解し、各地域の歴史・社会・文化の多様性と現代の世界における諸地域や人々との新しい関係との関連を、広い視野に立って考察する。
世界史1では主に古代・中世を中心に、まずユーラシアの東アジア・東南アジア・南アジア・西アジアとヨーロッパ各地域の成立・発展の過程とその特色を学習する。次にアジア諸帝国の繁栄とヨーロッパの世界の変容について学習する。
適宜、課題プリントを配布する。原則として配布した翌週に回収し、評価して翌々週に返却する(期限厳守)。
授業では個別の事項をふまえた上で、枠組みと流れを説明する。
授業の進め方・方法:
・適宜、課題プリントを配布するので、授業でやった部分については復習し、やっていない部分については教科書を読んでやっておくこと。
[予習]:該当する範囲の教科書を読み、必要事項を把握する.
[授業]:個々の事象の間の因果関係と、歴史の流れを理解する.
[復習]:ノートをもとにして内容を確認し、課題プリントで補足する.
・事象の意味や歴史の流れについては授業で説明するので、ノートにまとめておき、重要な事項については説明ができるようにすること。
注意点:
・ 定期試験(80%)、提出物(課題プリント等)・出席状況など授業への参加(20%)
とし、全体の50%以上の得点をもって合格とする。
・ 課題プリントは記入状況に応じて、A:ほぼ全部 B:4分の3程度 C:半分程度
 D:4分の1程度 E:未提出 で評価し、それぞれ4点~0点に換算する。
・ 再評価試験は実施する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ユーラシアの諸文明 東アジア 中国文明の成立 教科書p14-27
2週 ユーラシアの諸文明 東アジア 隋唐帝国 教科書p14-27
3週 ユーラシアの諸文明 東アジア 東アジアの国際秩序・東アジアの特質 教科書p28-31
4週 ユーラシアの諸文明 南アジア  教科書p28-31
5週 ユーラシアの諸文明 東南アジア 教科書p32-35
6週 ユーラシアの諸文明 西アジア オリエント 教科書p36-43
7週 ユーラシアの諸文明 西アジア イスラームの成立 教科書p36-43
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 ユーラシアの諸文明 ヨーロッパ 古代ギリシャとローマ 教科書p44-55
10週 ユーラシアの諸文明 ヨーロッパ 東西ヨーロッパ世界の形成 教科書p44-55
11週 ユーラシアの諸文明 ヨーロッパ ヨーロッパの膨張と危機 教科書p44-55
12週 ユーラシアの諸文明 ユーラシアの海と陸の交流 教科書p60-63
13週 結びつく世界と近世の日本 14~15世紀の東アジア・アジアの海 教科書p64―71
14週 結びつく世界と近世の日本 16~17世紀のアジアの海・清と東アジア 教科書p72―77
15週 期末試験
16週 試験の解説・結びつく世界と近世の日本 内陸アジア・南アジア世界の再編 教科書p78―83

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地歴産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の歴史的発展過程または現在の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できる。3
人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、地理的または歴史的観観点から理解できる。3
社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて理解できる。3
日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的または地理的観点から理解できる。3
国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、地理的または歴史的観点から理解できる。3
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。3

評価割合

定期試験提出物,出席状況合計
総合評価割合8020100
基礎的能力8020100
専門的能力000
分野横断的能力000