英語6

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 英語6
科目番号 0040 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 人文科学科・数理科学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 教科書: Fundamental Science in EnglishⅠ、ワークブック(成美堂)/ リスニングBOX 2(啓林館)/ 英語速読10分テスト Rapid Reading Level3(美誠社)
担当教員 服部 真弓,篠村 恭子,福田 妙子

到達目標


(1) DataBase4500の65%以上の語彙を認識できる.

(2) 日常的または身近な自然現象に関する英語の文章を的確に読むことができる。

(3) 日本語を介さずに理解できる英文の水準を自ら選び,自律的・継続的に読書できる.

(4) 自然な速度で読まれる英語を聞いて概要や必要な情報を聞き取ることができる.

(5) 日常的または社会的なトピックについて即興で簡単な英語のやり取りをすることができる.

(6) 日常的または社会的なトピックについて準備した上で聞き手を意識したプレゼンテーションをすることができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1DataBase4500の70%以上の語彙を認識できる。 DataBase4500の65%以上の語彙を認識できる。 DataBase4500の60%以上の語彙を認識できる。 DataBase4500の60%以上の語彙を認識できない。
評価項目2教科書で扱うテキストの内容を十分理解できている。 教科書で扱うテキストの内容を理解できている。 教科書で扱うテキストの内容を概ね理解できている。 教科書で扱うテキストの内容を理解できていない。
評価項目3日本語を介さずに理解できる英文の水準(YL1.5-2.5)を自ら選び,年間30000語以上のペースで自律的・継続的に読書できる。 日本語を介さずに理解できる英文の水準(YL1.5-2.5)を自ら選び,年間20000語~30000語程度のペースで自律的・継続的に読書できる。 日本語を介さずに理解できる英文の水準(YL1.5-2.5)を自ら選び,年間10000語~20000語程度のペースで自律的・継続的に読書できる。 日本語を介さずに理解できる英文の水準(YL1.5-2.5)を自ら選ぶことができず,年間10000語程度のペースで自律的・継続的に読書できない。
評価項目4自然なスピードで読まれる英語の概要や必要な情報を正確に聞き取ることができる。 自然なスピードで読まれる英語の概要や必要な情報を聞き取ることができる。 自然なスピードで読まれる英語の概要や必要な情報を概ね聞き取ることができる。 自然なスピードで読まれる英語の概要や必要な情報を正確に聞き取ることができない。
評価項目5与えられたトピックについて即興で簡単な英語のやり取りをすることができる。 与えられたトピックについて、助け船などを得られれば即興で簡単な英語のやり取りをすることができる。 与えられたトピックについて、助け船などを得られれば何とか英語のやり取りをすることができる。 与えられたトピックについて、助け船などを得たとしても英語のやり取りをすることができない。
評価項目6与えられたトピックについて準備した上で聞き手を意識した効果的なプレゼンテーションをすることができる。 与えられたトピックについて準備した上で聞き手を意識したプレゼンテーションをすることができる。 与えられたトピックについて準備した上でプレゼンテーションをすることができる。 与えられたトピックについて準備した上でもプレゼンテーションをすることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 G3 説明 閉じる

教育方法等

概要:

高専本科5年間で育てたい人材像は,以下の通りである。

「自分の専門分野に関する情報について,英語で理解し,やり取りができる,
基礎的な英語運用力を身につけたエンジニア」

本授業においては、既知の数学・理科の内容を英語で読むことによって、「知識」と「英語」を繋げるとともに、身近な自然現象を英語で表現する演習を行う。また、100万語多読・リスニング演習により、速く正確に読み聞く力を養成する。客観的な学習目標として、GTEC CEFR-J A2.2、実用英語技能検定2級レベル程度とする。

※2月にTOEICを受験する。

授業の進め方・方法:

毎時間の小テストに加え、教科書読解と演習、リスニング演習、速読演習、多読を週2回の授業で行う。

教科書読解と演習については、予習を前提として進め、音読やretellingなどの活動を行う。

Team Presentationの日程の詳細については、授業内で連絡する。

注意点:

・予習を前提として授業を進めるため、予習の状況が著しく悪い場合には大幅な減点を行うことがある。

・成績優秀者,再試験,追試該当者などについて,学生番号・氏名を掲示して連絡することがある。

・最終成績が30点以上で、課題の提出状況が芳しい学生のみを対象に再評価試験を実施する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 Database単語テスト、教科書Lesson 5、多読
Listening/Rapid Reading/Speaking Activity
部分否定、不定代名詞のoneを正しく使うことができる。
2週 Database単語テスト、教科書Lesson 5、多読
Listening/Rapid Reading/Speaking Activity
関係副詞の非制限用法を活用できる。意味上の主語をともなう不定詞を正しく使うことができる。
3週 Database単語テスト、教科書Lesson 5、多読
Listening/Rapid Reading/Speaking Activity
句動詞、動名詞、進行形の受動態を正しく書くことができる。
4週 ※月例テスト
Database単語テスト、教科書Lesson 5、多読
Listening/Rapid Reading/Speaking Activity
「S + cause + O + to~」を活用できる。
5週 ※Team Presentation
Database単語テスト、教科書Lesson 6
Listening/Rapid Reading/Speaking Activity
与えられたトピックについて準備した上で聞き手を意識した効果的なプレゼンテーションをすることができる。
6週 Database単語テスト、教科書Lesson 6、多読
Listening/Rapid Reading/Speaking Activity
「make+O+形容詞/名詞」を運用できる。
7週
Database単語テスト、教科書Lesson 6
Listening/Rapid Reading/Speaking Activity
「allow+O + to ~」を運用できる。
「proportional to ~, inversely proportion to ~」, 「one ~ another …」等の表現を正確に使うことができる。
8週 中間試験
※多読・リスニング・Database問題を含む
4thQ
9週 ※試験返却
Database単語テスト、教科書Lesson 7、多読
Listening/Rapid Reading/Speaking Activity
「prevent + O +from ~ing」を正確に活用できる。
10週 ※月例テスト
Database単語テスト、教科書Lesson 7、多読
Listening/Rapid Reading/Speaking Activity
「make + O +動詞の原形」を正確に活用できる。
11週 Database単語テスト、教科書Lesson 7、多読
Listening/Rapid Reading/Speaking Activity
「without ~ing」を正確に活用・運用できる。
12週 ※月例テスト
Database単語テスト、教科書Lesson 9、多読
Listening/Rapid Reading/Speaking Activity
これまで学習した文法事項を総括しながら、イオン、電解質についての英文を正確に読みこなすことができる。
13週 Database単語テスト、教科書Lesson 9、多読
Listening/Rapid Reading/Speaking Activity
これまで学習した文法事項を総括しながら、酸とアルカリについての英文を正確に読みこなすことができる。
14週 Database単語テスト、教科書Lesson 9、多読
Listening/Rapid Reading/Speaking Activity
熱の伝わり方、イオンに関する基本的な事柄を英語で表現できる。
15週 期末試験
※多読・リスニング・Database問題を含む
16週 ※試験返却
Database単語テスト、多読
Listening/Rapid Reading/Speaking Activity
1年間のふり返り
春休み課題について
1年間及び3年間の英語学習をふり返り、4年次以降の英語学習の展望をもてる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

定期試験月例・課題試験小テストプレゼンテーション多読レポート合計
総合評価割合5010101515100
基礎的能力5010101515100
専門的能力000000
分野横断的能力000000