到達目標
(1) 近海日本近海における航路事情について説明できる。
(2) 主要な大洋における航路事情について説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 近海日本近海における航路事情について把握し、主要な航路及び変針目標を説明できる。 | 近海日本近海における航路事情について説明できる。 | 近海日本近海における航路事情について説明できない。 |
評価項目2 | 世界の大洋における航路事情について把握し、季節ごとに採用される航路及び変針目標について説明できる。 | 主要な大洋における航路事情について説明できる。 | 主要な大洋における航路事情について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
この科目は「地文航法」で学んだ海流事情をもとに、大洋航海において季節や海域の特性を考慮した最適な航路を選定する能力を身につけることを目標とする。また、これまでに学んだ航程線航法を応用し、目的地までの航走距離及び到着予定時刻、針路等、航海計画に必要な諸元を計算で求める実践的能力を身につける。
授業の進め方・方法:
基本的には講義形式で授業を進めるが、内容によっては演習形式で行う。
注意点:
(1) 海技教育機構や広島丸航海実習の基礎となる科目であるから、学習内容をしっかりと身に付ける必要がある。
(2) 学習内容の定着には、日々の予習復習が不可欠である。教科書・配付資料などを活用して主体的に学習すること。
(3) 復習課題を出題するので必ず期限内に提出すること。
(4) 学習内容についてわからないことがあれば、積極的に質問すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
1.東シナ海・南シナ海 |
1-(1) 東シナ海・南シナ海航路における顕著な地名を説明できる。日本から東南アジア各国への航路の概要を説明できる。
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2週 |
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1-(2) マラッカ海峡及びシンガポール海峡航行上の注意を説明できる。
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3週 |
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東シナ海・南シナ海まとめ
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4週 |
2.北太平洋 |
2-(1) 北太平洋における顕著な地名を説明できる。日本から北米への航路の概要を説明できる。
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5週 |
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2-(2) 北太平洋航路について航走距離及び到着予定時刻を計算で求めることができる。
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6週 |
3.南太平洋 |
3-(1) 南太平洋における顕著な地名を説明できる。日本から豪州への航路の概要と礁海における航行上の注意を説明できる。
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7週 |
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3-(2) 南太平洋航路について航走距離及び到着予定時刻を計算で求めることができる。
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8週 |
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太平洋まとめ
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4thQ |
9週 |
4.インド洋 |
4-(1) インド洋における顕著な地名を説明できる。また、ベンガル湾及びアラビア海における航路選定と航行上の注意を説明できる。
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10週 |
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4-(2) ホルムズ海峡及びペルシャ湾、アデン湾航行上の注意事項を説明できる。
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11週 |
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インド洋まとめ
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12週 |
5.北大西洋 |
5-(1) 北大西洋における顕著な地名を説明できる。北米から欧州への航路の概要と氷海における航行上の注意を説明できる。
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13週 |
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5-(2) 北大西洋航路について航走距離及び到着予定時刻を計算で求めることができる。
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14週 |
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北大西洋まとめ
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15週 |
6.スエズ運河 |
6-(1) スエズ運河における航路事情について説明できる。
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16週 |
7.パナマ運河 |
7-(1) パナマ運河における航路事情について説明できる。
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評価割合
| 試験 | 小テスト | レポート・課題 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 10 | 40 | 0 | 10 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 40 | 10 | 40 | 0 | 10 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |