基礎英語W

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 基礎英語W
科目番号 0013 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械電気工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 総合英語FACTBOOK English Grammar Standard / PRE Listening Box 三訂版
担当教員 長戸 喜隆

到達目標

本授業は英語によるコミュニケーションの基礎である英文法をきちんと学習することを目的とする。英語の様々な文法構造とそれが表す意味の理解を深めて、より正確に情報を伝達したり、理解できたりできるようになることを目指す。                                       具体的な言語活動
ア 英語文法の構造と意味を理解し、その文法構造が使われた英文を聞いたり・読んだりして文の意味が理解できる。
イ 学習している文法構造を使って簡単な文を話したり、書いたりできる。
ウ 学習している文法構造を使って自分が言わんとすることを話したり、書いたりして説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英語の文法構造とその表す意味を理解し、その文法構造が使われた英文を聞いたり・読んだりして正しく理解できる。英語の文法構造とその表す意味を理解し、その文法構造が使われた英文を聞いたり・読んだりして概ね理解できる。英語の文法構造とその表す意味を理解し、その文法構造が使われた英文を聞いたり・読んだりして十分に理解できない。
評価項目2学習している文法を使って簡単な英文を話したり、書いたりできる。学習している文法を使って簡単な英文を概ね話したり、書いたりできる。学習している文法を使って簡単な英文を話したり、書いたりすることができない。
評価項目3学習している文法構造を使って自分の思うことを話したり書いたりして十分説明できる。学習している文法構造を使って概ね自分の思うことを話したり書いたりして説明できる。学習している文法構造を使って自分の思うことを話したり書いたりできない。

学科の到達目標項目との関係

到達目標 A 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
教科書の問題演習などを通して英語コミュニケーションに必要な文法の基礎を学びながら、自分に関することや自分の意見を英語で話したり、書いたりする基礎力をつける。各種英語検定試験に課されるリスニングの基礎を演習形式で授業中行う。
授業の進め方・方法:
教科書の例文を基本として、DRILLS & EXERCISESを用いながら演習形式で進めていく。なお、授業計画は90分授業1回分となっている。1回の授業で2章くらいの予習が必要。適宜、前授業の復習小テストをすることがあり、また毎授業中、Listening Boxによる聴き取りテストと演習を挟む。いずれの小テストも5点満点で最終評価の構成点となる。
注意点:
定期試験(期末考査100点満点)45% + 授業へ参加度6段階評価(2~10点、2点刻み)10%+小テスト・提出物6段階評価(1~5点)の総計を45点換算(45%)。合計100%。
他に加点することはないので、授業にしっかり参加して、普段から小テスト・提出物の成績を重んじること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション・辞書指導

序章、第1章
授業の進め方、注意事項、評価についての理解する、辞書の記述を理解できる
中学英語の確認と文型(1)を理解できる
2週 第1章
Listening
第2章
文型(1)の理解を確認する・補足・小テスト
リスニングテスト2
文型(2) 他動詞の構文を理解できる
3週 文型復習
第5章

Listening
第6章
前時の確認・小テストなど
完了形(1)完了形の形とその表す意味
(現在形・過去形の違いを理解できる
リスニングテスト3
完了形(2)過去完了形・未来完了形を理解
できる
4週 完了形復習
Listening
第7章
前時の確認・小テストなど
リスニングテスト4
助動詞(1)must, may, willを理解できる
5週 前時の復習
Listening
第8章
前時の確認・小テストなど
リスニングテスト5
助動詞(2)can, should, shallを理解できる
6週 第8章・第9章

Listening
第10章
助動詞(2)&(3)had betterや控えめ表現、助動詞+完了形の意味と用法を理解できる
リスニングテスト6
受動態(1)受動態の形を理解できる
7週 第11章

Listening
これまでのまとめ
受動態(1)復習&(2)様々な形の受動態を
理解できる
リスニングテスト7
第7週まで学習したことの重要点を問題
演習を通して再確認・理解できる
8週 Listening
中間試験に替えて


第12章
リスニングテスト8
第7週まで学習したことについてややまとまった課題を課す(時間内にできない箇所は宿題とする)
不定詞(1)不定詞の3用法を理解できる
2ndQ
9週 第13章

Listening
不定詞(2)不定詞の副詞的用法と否定、
原形不定詞の用法を理解できる
リスニングテスト9
10週 第14章

Listening
Plus 不定詞
不定詞(3)S+V+O+to不定詞のto不定詞の
意味、完了形不定詞の意味を理解できる
リスニングテスト10
to不定詞の重要表現(2)、独立不定詞を
理解できる
11週 第15章

Listening
第16章
動名詞(1)動名詞の用法と名詞的用法の
不定詞との違いを理解できる
リスニングテスト11
動名詞(2)動名詞の否定形、完了形、受身
、慣用表現を習得・理解できる
12週 第16章
Listening
第17章
動名詞(2)の復習と続き
リスニングテスト12
分詞(1)名詞修飾型分詞とSVC、SVOC
のCとなる分詞を理解できる
13週 第17章
Listening
第18章
小テスト、分詞(1)を理解できる
リスニングテスト13
分詞(2)分詞構文の基礎が理解できる
14週 Plus 分詞

期末試験範囲のまとめ
分詞構文の応用(否定・完了・受身)と
分詞構文の慣用表現が理解できる
期末試験範囲(リスニングテストは除く)
について当を得た問題で演習する
15週 期末試験 第11週から第14週までに学習したことについて基礎的・基本的な問題を出題する
16週 答案返却など
2年次以降の学習について
答案の返却と解答解説を行う。
今後の英語学習の指針・目標について
説明する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。1
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。1
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。1
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。1
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験(前期末試験)授業への参加・発表小テスト・課題合計
総合評価割合0000
基礎的能力4510450
専門的能力0000
分野横断的能力0000