関数論

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 関数論
科目番号 0103 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械電気工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材
担当教員 飛車 来人

到達目標

複素数の写像を演習して、直感的に理解ができる。コーシーの積分定理を用いて複素数の微分と積分を計算して、応用ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1上記到達目標に十分なレベルに達している上記到達目標に必要なレベルに達している上記到達目標に達していない

学科の到達目標項目との関係

到達目標 A 1 説明 閉じる
JABEE c-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
一方では、複素数を「2次元の数」として実数の拡大によって、幾何学的に理解する。他方では、コーシー積分定理に基づいて実数解析より調和的な解析と多目的な計算方法を学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義は教科書の該当箇所を参照して、自習を中心に行う。授業の理解を高めるために、予習復習が必須である。
注意点:
レポートの点数

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 複素数の基礎1 複素数の加減乗除、電卓の取り扱いができる
2週 複素数の基礎2 加算、乗算の幾何学的な意味、極座標、共役、絶対値、三角不等式を理解し使うことができる
3週 複素数関数1 多項式の因数分解、ニュートン法で零点を得られる
4週 複素数関数2 指数関数、対数関数、三角関数の計算、近似を理解、応用できる
5週 等角写像1 写像の回転数と零点の関係を理解、応用できる
6週 等角写像2 回転数の応用:ルーシェ定理を理解、応用できる
7週 部分分数 有利的な部分分数方法を計算できる
8週 中間試験の代わりにレポート 理解度の確認
2ndQ
9週 線積分1 試験の解説
複素積分の基礎と実例ができる
10週 線積分2 コーシー積分定理の基礎を理解し使うことができる
11週 線積分3 コーシー積分定理の実例を理解し使うことができる
12週 留数定理 コーシー積分定理を応用できる
13週 線積分の応用1 リウビルの定理、テーラー展開、フーリエ級数、ラプラス変換をコーシーの積分公式から理解できる
14週 線積分の応用2 いろいろな線積分の実例の計算ができる
15週 期末試験の代わりにレポート 理解度の確認
16週 答案返却 試験の解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力0000000
専門的能力00000100100
分野横断的能力0000000