科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 歴史
科目番号 0013 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報電子工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『改訂版 要説世界史』(山川出版社)
担当教員 奥山 広規

到達目標

国際理解を深め,地球的視点で考える能力を身に付けるために,次の目標を目指します。
(1)世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。
(2)民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。
(3)近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。世界の資源、産業の分布や動向の概要を理解できる。世界の資源、産業の分布や動向の概要を理解できない。
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について理解できる。民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について理解できない。

学科の到達目標項目との関係

到達目標 A 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
経済や情報の分野で進む国際化やグローバリゼーションに対応できるように、また、世界市民の一員として国際社会における相互理解に必要とされる諸外国の歴史的背景について講義する。
授業の進め方・方法:
授業は教科書の内容を独自に再構成して進めていきます。そのため,授業中にノートをきちんと取ることが大切です。歴史の流れをノートにまとめ、授業後に見直して、しっかりと理解するようにしてください。
また授業内容の理解の確認として、定期試験のほかに2回のレポートを課します。
注意点:
レポート課題の提出遅れは減点、剽窃行為は0点となるので注意してください。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
歴史の見方・考え方
学習方法と評価方法について理解する
歴史の学習の方法について理解する
2週 自然環境と歴史① 歴史の舞台となる諸地域の地形について理解する
3週 自然環境と歴史② 歴史の舞台となる諸地域の気候について理解する
4週 古代文明の形成 古代文明の形成について理解する
5週 東アジア世界・内陸アジア世界① 中国文明の始まりと中国の統一について理解する
6週 東アジア世界・内陸アジア世界② 東アジア世界の形成について理解する
7週 西アジア世界① 古代オリエント世界について理解する
8週 中間試験
答案返却など
前期1回~7回の内容から出題する
試験の解答と解説
2ndQ
9週 西アジア世界② イスラーム世界について理解する
10週 ヨーロッパ世界① 古代の地中海世界について理解する
11週 ヨーロッパ世界② 中世ヨーロッパ世界について理解する
12週 諸文明を結ぶネットワーク① 陸のネットワークについて理解する
13週 諸文明を結ぶネットワーク② 海のネットワークについて理解する
14週 アジアの諸帝国① 東アジア世界の発展について理解する
15週 期末試験 前期9回~14回の内容から出題する
16週 答案返却など 試験の解答と解説
後期
3rdQ
1週 アジアの諸帝国② イスラーム世界の再編について理解する
2週 近世ヨーロッパの形成と発展① ヨーロッパ世界の拡大について理解する
3週 近世ヨーロッパの形成と発展② ルネサンスと宗教改革について理解する
4週 近世ヨーロッパの形成と発展③ 主権国家の形成について理解する
5週 近世ヨーロッパの形成と発展④ 大西洋世界の展開とアジアへの進出について理解する
6週 革命の時代の到来① 産業革命について理解する
7週 革命の時代の到来② アメリカ独立革命について理解する
8週 中間試験
答案返却など
後期1回~7回の内容から出題する
試験の解答と解説
4thQ
9週 革命の時代の到来③ フランス革命とナポレオンについて理解する
10週 自由主義と国民主義の進展① ヨーロッパ市民社会の成立について理解する
11週 自由主義と国民主義の進展② ヨーロッパ諸国の再編について理解する
12週 自由主義と国民主義の進展③ アメリカ大陸の動向について理解する
13週 自由主義と国民主義の進展④ 19世紀の欧米文化について理解する
14週 アジア諸国の変貌 アジア諸国の変容と動向について理解する
15週 期末試験 後期9回~14回の内容から出題する
16週 答案返却など 試験の解答と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力80200000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000