総合英語ⅠW

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 総合英語ⅠW
科目番号 0034 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報電子工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「Genius English Grammar in 27 Lessons」
担当教員 長戸 喜隆

到達目標

1. 新出語句・表現を覚え,英会話の中で使えるようになる。
2. 講義や演習を通じて,英文法の基本的特性を正確に理解し,適切に表現することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1新出語句・表現を覚え,スピーキングやライティングで適切に使用できる新出語句・表現を覚え,スピーキングやライティングでかなり使用できる新出語句・表現を十分に覚えることができず、スピーキングやライティングで適切に使うことができない
評価項目2講義や演習を通じ、英文法の基本的仕組みを十分かつ正確に理解し、適切に活用することができる講義や演習を通じ、英文法の基本的仕組みを理解し、かなり活用できる講義や文法演習を経ても、英文法の基本的しくみが十分理解できず、活用することができない

学科の到達目標項目との関係

到達目標 A 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1年次に学習した英文法内容に続き、講義(演習)を通して基礎的・基本的な英文法力と英語表現力を身につける。
授業の進め方・方法:
「Genius English Grammar in 27 Lessons」を使用し、英語コミュニケーション力養成に必要な文法項目を体系的にマスターする。家庭学習としてテキスト準拠Workbookを課す。定期テストには、Workbookの内容も一定割合で出題する。授業では、テキストを使って文法項目を説明し、そのあと、演習問題をどんどん解いて重要事項の定着を図る。また、適宜、小テストを実施してして既習事項の定着を図る。講義兼演習として臨んで欲しい。
注意点:
50分授業を週2回行う。章ごとに内容の定着度を問う小テストを行うことがある。1回分の分量はわずかなので予復習を怠らないよう留意する。(1週2時間の授業に対して家庭学習は1時間以上を目処とする。)授業では演習形式で発問し、回答を求める。授業への参加姿勢(Participation)は平常点部分で最終成績に反映される。(より具体的に言うと、授業中の私語、居眠り、忘れ物、予習の不徹底、携帯電話の使用などは厳禁。減点の対象となり、単位取得に影響を及ぼす。)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション
Lesson 2 動詞と文型(1)
シラバス説明、授業の進め方の説明
自動詞と他動詞、第1文型、第2文型、
第3文型
2週 Lesson 3 動詞と文型(2) 第4文型、第5文型、SVOOとSVOCの違い、there構文
3週 Lesson 6 完了形(1) 現在完了形(完了・結果、経験、継続)
現在完了進行形
4週 Lesson 7 完了形(2) 過去完了形(完了・結果、経験、継続)
過去完了進行形、大過去、未来完了形
5週 Lesson 8 助動詞(1) can/could, may/might, must/have to
6週 Lesson 9 助動詞(2) 意志を表すwill/would
依頼・指示を表すwill/意向を問うshall
習慣を表すwill/would/used to
7週 Lesson 10 助動詞(3) should/ought toの用法
had better/needの用法
助動詞+have+過去分詞
8週 中間試験 動詞と文型、完了形、助動詞の学習内容を習得していることを確かめる基礎的・基本的問題を出題する
2ndQ
9週 中間試験レビュー
Lesson 11 受動態(1)
中間試験の答案返却と問題解説
受動態の基本形、さまざまな受動態、
SVOOの文・SVOCの文の受動態
10週 Lesson 12 受動態(2) 句動詞などの受動態、sayやbelieve等の受動態、getを使う受動態、注意すべき受動態
11週 Lesson 13 不定詞(1) 名詞的用法、形容詞的用法
12週 Lesson 14 不定詞(2) 副詞的用法、不定詞の意味上の主語
SVO to 不定詞
13週 Lesson 15 不定詞(3) 原形不定詞、不定詞のさまざまな形
14週 Lesson 15 不定詞(3)続き
期末試験範囲のまとめ
不定詞のさまざまな形(続き)
15週 期末試験 受動態と不定詞の学習内容を習得していることを確かめる基礎的・基本的問題を出題する
16週 答案返却
夏休みの課題の指示
Plus 3 不定詞を使った重要表現
期末試験のレビュー(問題解説)
夏休みの課題の指示、疑問詞+to不定詞、
be動詞+to不定詞、代不定詞、慣用表現
後期
3rdQ
1週 夏休みの課題の回収
Lesson 16 動名詞(1)
課題を集める
動名詞の文中での働き、意味上の主語
動名詞の完了形/受動形
2週 Lesson 17 動名詞(2) 動名詞と不定詞の目的語
慣用表現
3週 Lesson 18 分詞(1) 分詞の限定用法・叙述用法、SVO+分詞
4週 Lesson 19 分詞(2) SVO+分詞
分詞構文の基本的な形と働き
分詞構文が表す意味/否定語の位置
5週 Plus 4 分詞を使ったさまざまな表現 分詞構文の完了形
接続詞をつけた分詞構文
独立分詞構文
6週 Lesson 20 比較(1) 比較変化、原級、比較級
7週 Lesson 21 比較(2)

Plus 5 さまざまな比較表現
最上級、原級・比較級を使って、最上級の
意味を表す表現
比較級のさまざまな表現
8週 中間試験 動名詞、分詞、比較の学習内容を確認する基礎的・基本的問題を出題
4thQ
9週 中間試験レビュー
Lesson 22 関係詞(1)
中間試験の答案返却と問題解説
主格、目的格、所有格
10週 Lesson 23 関係詞(2) thatが好まれる場合、関係代名詞と前置詞
whatの用法
11週 Plus 6 複合関係詞 複合関係詞、譲歩を表す複合関係詞
12週 Lesson 26 仮定法(1) 直説法と仮定法、仮定法過去形、
仮定法過去完了形
13週 Lesson 26 仮定法(2) wishを使った仮定法、as ifを使った
仮定法、shouldを使った仮定法、
were toを使った仮定法、ifの省略
14週 Lesson 26 仮定法(3) if節に代わる仮定の表現
仮定法による丁寧な表現
仮定法を使った慣用表現
15週 期末試験 関係詞、仮定法の学習内容を理解しているかどうかを確かめる基礎的・基本的な問題を出題
16週 答案返却と授業のまとめ 期末試験のレビュー(問題解説)
授業のまとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前4
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題合計
総合評価割合000150015
基礎的能力75001501015
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000