到達目標
①構造実験に関する基礎知識の理解を深める.②水理実験に関する基礎知識の理解を深める.③地盤実験に関する基礎知識を深める
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
構造実験を通じて構造工学を理解する | 実験を通じて構造工学の基礎知識の理解を深めた | 実験を通じて構造工学の基礎知識を確認できた | 実験を通じて構造工学の基礎知識を確認できなかった |
評価項目2
水理実験を通じて水理学を理解する | 実験を通じて水理学の基礎知識の理解を深めた | 実験を通じて水理学の基礎知識を確認できた | 実験を通じて水理学の基礎知識を確認できなかった |
評価項目3
地盤実験を通じて地盤工学を理解する | 実験を通じて地盤工学の基礎知識の理解を深めた | 実験を通じて地盤工学の基礎知識を確認できた | 実験を通じて地盤工学の基礎知識を確認できなかった |
学科の到達目標項目との関係
到達目標 B 1
説明
閉じる
JABEE d-2
説明
閉じる
教育方法等
概要:
実践的技術者を養成するうえで重要な、実務にすぐに役立つ技術やJIS規格にある重要な実験方法、土木技術者に求められる基礎的な知識などを修得するとともに、講義内容を体験的に理解する.また、報告書の作成により、技術者として重要な考察能力を養う。
授業の進め方・方法:
【構造実験】個人でパスタブリッジを製作し実験する。【土質実験】6人/班で行い、3テーマ選択して行う。実験終了後は、実験で得られた結果を考察し、レポートとしてまとめる。全てのテーマ終了後は、一つの実験テーマに関して、全ての班の実験データをまとめ、プレゼンテーションを行う。【水理実験】学生を3班に分けて1 週ごとにテーマを変えながら実験する。また、実験の内容を確実に身につけるために、予習復習が必須である。予習は授業ノートを参考にし、復習は各時間についてのレポートを利用してください。
各回の実験は120分で行う。ただし、時間割で実施日の最終時間に割り振りができなかった場合は、別に授業を行い時間を確保する。
注意点:
成績評価式=3つの実験の成果レポート(100点満点)の平均点
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
【構造実験】(1) 担当:島袋 |
実験の説明と図面作成
|
2週 |
【構造実験】(2) |
パスタブリッジの製作(1)ができる。
|
3週 |
【構造実験】(3) |
パスタブリッジの製作(2)ができる。
|
4週 |
【構造実験】(4) |
パスタブリッジの載荷試験ができる。
|
5週 |
【水理学実験】(1) 担当:渡辺,宇根 |
水脈線の形状 が水理学的に説明できる.
|
6週 |
【水理学実験】(2) |
容器からの排水時間と水深の関係が水理学的に説明できる.
|
7週 |
【水理学実験】(3) |
ピトー管、管内オリフィス が水理学的に説明できる.
|
8週 |
【水理学実験】(4) |
層流と乱流 が水理学的に説明できる.
|
4thQ |
9週 |
【水理学実験】(5) |
管路の摩擦損失水頭が水理学的に説明できる.
|
10週 |
【水理学実験】(6) |
水流が物体に及ぼす力 が水理学的に説明できる.
|
11週 |
【水理学実験】(7) |
プレゼンテーション
|
12週 |
【土質工学実験】土質工学実験(1) 担当:桑嶋・荒木 |
一軸圧縮、一面せん断、圧密(1テーマを選択)が地盤工学的に説明できる.
|
13週 |
【土質工学実験】土質工学実験(2) |
一軸圧縮、一面せん断、圧密(1テーマを選択が地盤工学的に説明できる.
|
14週 |
【土質工学実験】土質工学実験(3) |
一軸圧縮、一面せん断、圧密(1テーマを選択) が地盤工学的に説明できる.
|
15週 |
【土質工学実験】土質工学実験(4) |
試験結果のまとめ
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 建設系分野【実験・実習能力】 | 建設系【実験実習】 | 各種構造形式(コンクリート、金属などによる)による試験体を用いた載荷実験を行い、変形の性状などを力学的な視点で観察することができる。 | 4 | |
土粒子の密度試験について理解し、器具を使って実験できる。 | 4 | |
液性限界・塑性限界試験について理解し、器具を使って実験できる。 | 4 | |
粒度試験について理解し、器具を使って実験できる。 | 4 | |
透水試験について理解し、器具を使って実験できる。 | 4 | |
突固めによる土の締固め試験について理解し、器具を使って実験できる。 | 4 | |
一軸圧縮試験について理解し、器具を使って実験できる。 | 4 | |
層流・乱流を観測してレイノルズ数を算出できる。 | 4 | |
各種の流量測定の方法を理解し、器具を使って実験できる。 | 4 | |
常流・射流・跳水に関する実験について理解し、実験ができる。 | 4 | |
評価割合
| 実験 | レポート | レポート内容 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 20 | 11 | 69 | 0 | 0 | 0 | 100 |
構造工学実験能力 | 5 | 3 | 17 | 0 | 0 | 0 | 25 |
水理学実験能力 | 10 | 5 | 35 | 0 | 0 | 0 | 50 |
地盤工学実験能力 | 5 | 3 | 17 | 0 | 0 | 0 | 25 |