論理的な思考の基礎概念である第一階述語論理の定理証明技術を学び、この技術を取り込んだ論理プログラミングおよび演繹データベースとの関わりについて学ぶ。
概要:
論理的な思考の基礎概念である第一階述語論理の定理証明技術を学び、この技術を取り込んだ論理プログラミングおよび演繹データベースとの関わりについて学ぶ。
授業の進め方・方法:
座学形式で授業を進める。各自の担当箇所を割当て、受講ノートをまとめて提出する。演習課題を課しながら理解度を深める。受講ノートと演習課題は次回の授業で提出する。
注意点:
講義全体で一つの体系(述語論理)について学習するため、学生自ら以毎回の講義内容を繰り返し復習ことが必須である。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | プログラミング | 変数とデータ型の概念を説明できる。 | 3 | |
代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。 | 3 | |
制御構造の概念を理解し、条件分岐や反復処理を記述できる。 | 2 | |
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。 | 2 | |
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 | 2 | |
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 2 | |
主要な言語処理プロセッサの種類と特徴を説明できる。 | 2 | |
ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を説明できる。 | 2 | |
プログラミング言語は計算モデルによって分類されることを説明できる。 | 3 | |
主要な計算モデルを説明できる。 | 3 | |
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。 | 3 | |
情報数学・情報理論 | 集合に関する基本的な概念を理解し、集合演算を実行できる。 | 5 | |
集合の間の関係(関数)に関する基本的な概念を説明できる。 | 5 | |
ブール代数に関する基本的な概念を説明できる。 | 5 | |
論理代数と述語論理に関する基本的な概念を説明できる。 | 5 | |
離散数学に関する知識をアルゴリズムの設計、解析に利用することができる。 | 3 | |
コンピュータ上での数値の表現方法が誤差に関係することを説明できる。 | 3 | |
コンピュータ上で数値計算を行う際に発生する誤差の影響を説明できる。 | 3 | |
コンピュータ向けの主要な数値計算アルゴリズムの概要や特徴を説明できる。 | 3 | |
情報量の概念・定義を理解し、実際に計算することができる。 | 2 | |
情報源のモデルと情報源符号化について説明できる。 | 2 | |
通信路のモデルと通信路符号化について説明できる。 | 2 | |
その他の学習内容 | オームの法則、キルヒホッフの法則を利用し、直流回路の計算を行うことができる。 | 2 | |
トランジスタなど、ディジタルシステムで利用される半導体素子の基本的な特徴について説明できる。 | 2 | |
少なくとも一つの具体的なコンピュータシステムについて、起動・終了やファイル操作など、基本的操作が行える。 | 3 | |
少なくとも一つの具体的なオフィススイート等を使って、文書作成や図表作成ができ、報告書やプレゼンテーション資料を作成できる。 | 3 | |
少なくとも一つのメールツールとWebブラウザを使って、メールの送受信とWebブラウジングを行うことができる。 | 3 | |
コンピュータウィルスやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。 | 2 | |
コンピュータを扱っている際に遭遇しうる脅威に対する対策例について説明できる。 | 2 | |
データモデル、データベース設計法に関する基本的な概念を説明できる。 | 5 | |
データベース言語を用いて基本的なデータ問合わせを記述できる。 | 5 | |
メディア情報の主要な表現形式や処理技法について説明できる。 | 4 | |