到達目標
水理学に関する基本事項、専門用語を英語で理解するとともに、密度差を有する流れおよび非定常流れの水理学的な取扱いに関する基本事項を習得する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 水理学に関する基本事項、専門用語を英語で十分理解できる。 | 水理学に関する基本事項、専門用語を英語で理解できる。 | 水理学に関する基本事項、専門用語を英語で理解できない。 |
評価項目2 | 密度差を有する流れおよび非定常流れの水理学的な取扱いに関する基本事項を十分習得している。 | 密度差を有する流れおよび非定常流れの水理学的な取扱いに関する基本事項を習得している。 | 密度差を有する流れおよび非定常流れの水理学的な取扱いに関する基本事項を習得していない。 |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
英語の教科書を用いて水理学の基本事項の復習ならびに専門用語を学習する。また、密度を伴う流れ、非定常の管路、開水路流れの特徴とその力学的な取扱いついて、講義と演習により学習する。
授業の進め方・方法:
前半は輪講形式で購読する。後半は講義形式とする。
注意点:
各回の授業の内容を理解するためには、予習と復習が必須である。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
講義内容、進め方について説明。水理学の発展史につて概観する。
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2週 |
Hydrostatics |
英語のテキストを用いた静水力学に関する復習。
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3週 |
Hydrodynamics |
英語のテキストを用いた連続式、ベルヌーイの定理、運動量方程式に関する復習。
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4週 |
Pipe flow |
英語のテキストを用いた管路流れに関する復習。
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5週 |
Open Channel flow |
英語のテキストを用いた開水路流れに関する復習。
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6週 |
中間試験 |
水理学で使用する専門用語および英語で書かれた水理学の計算問題を出題。
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7週 |
密度流の水理(1) |
試験解答および密度流に関する基本的事項に関する学習。
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8週 |
密度流の水理(2) |
河口部における密度流の特徴と解析法に関する学習。
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2ndQ |
9週 |
非定常管路の流れ(1) |
非定常管路流れの基礎方程式に関する学習。
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10週 |
非定常管路の流れ(2) |
水撃作用の特徴と水撃圧の算定方法に関する学習。
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11週 |
非定常管路の流れ(3) |
非定常管路流れに関する演習。
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12週 |
非定常開水路の流れ(1) |
非定常開水路流れの基礎方程式(連続式、運動方程式)に関する学習。
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13週 |
非定常開水路の流れ(2) |
開水路における波、段波に関する学習。
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14週 |
非定常開水路の流れ(3) |
洪水流の解析法に関する学習。非定常開水路流れに関する演習。
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15週 |
期末試験 |
密度流、非定常管路、開水路に関する説明問題、計算問題を出題する。
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16週 |
まとめ |
期末試験の解答とこれまで学習した内容を整理する。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 水理 | 水理学で用いる単位系を説明できる。 | 5 | |
平面と曲面に作用する全水圧の大きさと作用点を計算できる。 | 5 | |
浮力と浮体の安定を計算できる。 | 5 | |
完全流体の運動方程式(Eulerの運動方程式)を説明できる。 | 5 | |
層流と乱流について、説明できる。 | 5 | |
流体摩擦(レイノルズ応力、混合距離)を説明できる。 | 5 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 90 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |