現代社会B

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 現代社会B
科目番号 51005 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 経営情報学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「高等学校改訂版 新現代社会」(第一学習社)、「新版テーマ別資料 クローズアップ現代社会2020」(第一学習社)
担当教員 岩元 修一,菊池 達也

到達目標

①現代の国際社会が平和を守るため行ってきた工夫を説明できる。第二次世界大戦後の国際社会がどのような歴史を歩んできたのか、そのなかで日本がいかなる役割を求められているのかを説明できる。
②現代経済について経済原理、企業、市場、経済成長、景気、物価、財政、金融、産業、労働、消費者、社会保障という観点から説明できる。
③貿易、国際収支、為替相場について説明できる。現代の国際経済の動向、およびそこで起きている問題とその対応策について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限のレベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1現代の国際社会が平和を守るため行ってきた工夫を論理的かつ詳細に説明できる。第二次世界大戦後の国際社会がどのような歴史を歩んできたのか、そのなかで日本がいかなる役割を求められているのかを論理的かつ詳細に説明できる。現代の国際社会が平和を守るため行ってきた工夫を論理的に説明できる。第二次世界大戦後の国際社会がどのような歴史を歩んできたのか、そのなかで日本がいかなる役割を求められているのかを論理的に説明できる。現代の国際社会が平和を守るため行ってきた工夫を説明できる。第二次世界大戦後の国際社会がどのような歴史を歩んできたのか、そのなかで日本がいかなる役割を求められているのかを説明できる。現代の国際社会が平和を守るため行ってきた工夫を説明できない。第二次世界大戦後の国際社会がどのような歴史を歩んできたのか、そのなかで日本がいかなる役割を求められているのかを説明できない。
評価項目2現代経済について経済原理、企業、市場、経済成長、景気、物価、財政、金融、産業、労働、消費者、社会保障という観点から論理的かつ詳細に説明できる。現代経済について経済原理、企業、市場、経済成長、景気、物価、財政、金融、産業、労働、消費者、社会保障という観点から論理的に説明できる。現代経済について経済原理、企業、市場、経済成長、景気、物価、財政、金融、産業、労働、消費者、社会保障という観点から説明できる。現代経済について経済原理、企業、市場、経済成長、景気、物価、財政、金融、産業、労働、消費者、社会保障という観点から説明できない。
評価項目3貿易、国際収支、為替相場について論理的かつ詳細に説明できる。現代の国際経済の動向、およびそこで起きている問題とその対応策について論理的かつ詳細に説明できる。貿易、国際収支、為替相場について論理的に説明できる。現代の国際経済の動向、およびそこで起きている問題とその対応策について論理的に説明できる。貿易、国際収支、為替相場について説明できる。現代の国際経済の動向、およびそこで起きている問題とその対応策について説明できる。貿易、国際収支、為替相場について説明できない。現代の国際経済の動向、およびそこで起きている問題とその対応策について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第4学期開講 本講義は、高専5年間で学習する社会科諸科目の導入的な役割も担っている。そのため、1つのテーマについて深く掘り下げていくよりも、現代社会の抱える様々な問題について幅広く確認することを目的としている。
授業の進め方・方法:
配布プリントを利用しながら講義形式で授業を進める。理解度を確認するため授業中に小テストを実施することがある。
注意点:
前回の授業で話した内容が次の時間にもつながるケースが多いので、授業にのぞむ前に復習をしっかりやってほしい。また授業では教員が話すことを聞くだけでなく積極的に発言してもらいたい。ただし授業に関係のない私語は厳禁。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス シラバスの内容を説明できる。
2週 国際政治の動向(1) 国際平和を守るためどのような工夫がなされているか、また冷戦終結までの歴史的展開を説明できる。
3週 国際政治の動向(2) 冷戦終結後の歴史的展開およびそのなかで日本がいかなる役割を求められているかを説明できる。
4週 現代の経済(1)―経済原理と現代の企業― 経済、企業について説明できる。
5週 現代の経済(2)―市場のしくみ― 市場のしくみ、経済成長、景気、物価を説明できる。
6週 現代の経済(3)―財政― 財政のしくみと目的について説明できる。
7週 中間まとめ 前半の内容を整理する。
8週 中間試験
4thQ
9週 現代の経済(4)―金融― 金融のしくみと目的、金融機関の役割を説明できる。
10週 現代の経済(5)―現代の産業と労働― 日本の産業・労働の問題点について説明できる。
11週 現代の経済(6)―消費者主権と社会保障制度― 消費者や社会的弱者がどのように守られているかを説明できる。
12週 国際経済の動向(1)―貿易・国際収支と為替相場― 貿易、国際収支、為替相場について説明できる。
13週 国際経済の動向(2)―現代国際経済の動向と諸問題― 国際経済の動向、問題点と対応について説明できる。
14週 まとめ 後半の内容を整理する。
15週 期末試験
16週 試験返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。2
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。1
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。3後3
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。1
公民的分野人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。1
自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。3
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3

評価割合

期末試験中間試験小テストレポート態度その他合計
総合評価割合5025150100100
基礎的能力5025150100100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000