機械設計製図

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 機械設計製図
科目番号 0008 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科(平成25年度以前入学生) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 機械要素設計(日本理工出版会)/JISハンドブック 機械要素(日本規格協会)
担当教員 多田 博夫

到達目標

1.課題として与えた機械要素の構造と機能が理解できる。
2.機能計算、強度計算ができる。
3.具体的な寸法を基に、基本設計図が作成できる。
4.設計書、基本計画図を基に部品図・組立図が作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標1自分の力で関連する機械要素の構造と機能が理解できる。課題として与えた機械要素の構造と機能が理解できる。指導を受けても課題として与えられた機械要素の構造と機能が理解できない。
到達目標2自分の力で与えられた設計緒元で機能せ系と自分の力で与えられた設計諸元で機能設計と強度設計をすることができる。指導を受けて与えられた設計緒元の設計機能と強度設計をすることができる。指導を受けても与えられた設計緒元の設計機能と強度設計をすることができない。
到達目標3自分の力で設計書の内容を計画図として作図することができる。指導を受けて設計書の内容を計画図として作図することができる。指導を受けても設計書の内容を計画図として作図することができない。
到達目標4自分の力で計画図から部品図、組立図を作図することができる。指導を受けて計画図から部品図、組立図を作図することができる。指導を受けても計画図から部品図、組立図を作図することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 機械設計を行うとき、材料力学・工業力学・機構学などを含む多くの機械工学に関する技術が要求される。本講義では機械を構成する機械要素としてVベルト車、すべり軸受け、平歯車を例にとり、設計および製図演習を行うなかで、機械設計法および製図法を体得する。また、課題の進行に伴い、CADの学習を深めていく。
授業の進め方・方法:
注意点:
本授業は機械要素設計と連携した科目であり、同じ教科書を利使用する。
設計書作成時には、電卓、レポート用紙、製図用具、A4方眼紙を持参のこと。
授業を欠席した場合や授業内容が分からないとき、課題の進捗に遅れがあるときは、次の授業までに質問に来るなどの対策をして遅れを取り戻すこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Vベルト伝導装置の設計製図 (1)Vベルト伝導の構造と機能が理解できる。
2週 Vベルト伝導装置の設計製図 (2)与えられた緒元を用い機能設計、強度設計ができる。
3週 Vベルト伝導装置の設計製図 (3)計算結果を基に、Vプーリの計画図が作成できる。
4週 Vベルト伝導装置の設計製図 (4)計画図から部品図を作成できる。
5週 Vベルト伝導装置の設計製図 (5)習熟度試験により理解度を確認する
6週 Vベルト伝導装置の設計製図 (6)模範解答より自身の誤りを見出し、正しい理解をすることができる。
7週 Vベルト伝導装置の設計製図 (6)模範解答より自身の誤りを見出し、正しい理解をすることができる。
8週 Vベルト伝導装置の設計製図 (6)模範解答より自身の誤りを見出し、正しい理解をすることができる。
2ndQ
9週 Vベルト伝導装置の設計製図 (6)模範解答より自身の誤りを見出し、正しい理解をすることができる。
10週 Vベルト伝導装置の設計製図 (6)模範解答より自身の誤りを見出し、正しい理解をすることができる。
11週 Vベルト伝導装置の設計製図 (6)模範解答より自身の誤りを見出し、正しい理解をすることができる。
12週 Vベルト伝導装置の設計製図 (6)模範解答より自身の誤りを見出し、正しい理解をすることができる。
13週 すべり軸受けの設計作図 (1)すべり軸受けの原理と構造理解できる
14週 すべり軸受けの設計作図 (2)与えられた緒元を用い機能設計、強度設計ができる。
15週 すべり軸受けの設計作図 (3)計算結果を基にすべり軸受けの計画図が作成できる。
16週
後期
3rdQ
1週 すべり軸受けの設計作図 (4)計画図から部品図、組立図を作成できる。
2週 すべり軸受けの設計作図 (5)習熟度試験により理解度を確認する。
3週 すべり軸受けの設計作図 (6)模範解答より自身の誤りを見出し、正しい理解をすることができる。
4週 すべり軸受けの設計作図 (6)模範解答より自身の誤りを見出し、正しい理解をすることができる。
5週 すべり軸受けの設計作図 (6)模範解答より自身の誤りを見出し、正しい理解をすることができる。
6週 すべり軸受けの設計作図 (6)模範解答より自身の誤りを見出し、正しい理解をすることができる。
7週 すべり軸受けの設計作図 (6)模範解答より自身の誤りを見出し、正しい理解をすることができる。
8週 すべり軸受けの設計作図 (6)模範解答より自身の誤りを見出し、正しい理解をすることができる。
4thQ
9週 すべり軸受けの設計作図 (6)模範解答より自身の誤りを見出し、正しい理解をすることができる。
10週 すべり軸受けの設計作図 (6)模範解答より自身の誤りを見出し、正しい理解をすることができる。
11週 平歯車伝動装置の設計 (1)平歯車伝導の構造と機能が理解できる。
12週 平歯車伝動装置の設計 (2)与えられた緒元を用い歯車の機能設計、強度設計ができる。
13週 平歯車伝動装置の設計 (3)計算結果を基に歯車の計画図が作成できる。
14週 平歯車伝動装置の設計 (4)習熟度試験により理解度を確認する。
15週 平歯車伝動装置の設計 (5)模範解答より自身の誤りを見出し、正しい理解をすることができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合40000600100
基礎的能力2000030050
専門的能力2000030050
分野横断的能力0000000