材料開発の手法1

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 平成26年度 (2014年度)
授業科目 材料開発の手法1
科目番号 0050 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科(平成25年度以前入学生) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 放送大学:物質・材料工学と社会、基礎化学/放送大学:進化する宇宙、地球環境科学など
担当教員 神原 康雄

到達目標

1.世界を正しく知り(Think globally,act locally)、資源問題、地球温暖化などを理解し説明できる。
2.最先端材料についての基礎知識・問題点(GaN-LED、Liイオン電池など)を理解し、説明できる。
3.独創性を身につける方法を説明(前半)することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1世界を正しく知り資源問題、地球温暖を理解し自分なりの考えをまとめ説明できる。世界を正しく知り資源問題、地球温暖を理解し説明できる。世界を正しく知り資源問題、地球温暖を理解し説明できない。
評価項目2最先端材料についての基礎知識・問題点を理解し、自分なりの考えをまとめ説明できる。最先端材料についての基礎知識・問題点を理解し、説明できる。最先端材料についての基礎知識・問題点を理解し、説明できない。
評価項目3独創性を身につける方法を習得(前半)し、具体的な提案をすることができる。独創性を身につける方法を説明(前半)できる。独創性を身につける方法を習得(前半)できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
未来を発明するために20歳の今、知っておくべきことはなにか?それは独創性を身につける方法である。材料工学の基礎知識を学びつつ、過去において、その知識・情報がいかにして、「Big Inovationに至ったか?」その過程を振り返り、知識が知恵に変換される方法を会得する。
授業の進め方・方法:
注意点:
授業後レポート提出があります。中間・期末テストは実施しません。
レポートは講義を聴いていれば、各学科での5年間の知識の差に関係なく回答できる問題です。
学生ではなく社会人の部下をあずかったとして査定(採点)します。大切なのは「やる気」です。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業内容説明 ガイダンスを受け、講義の流れを理解し計画的に学習出来る。
2週 授業内容説明 ガイダンスを受け、講義の流れを理解し計画的に学習出来る。
3週 世界を正しく知る 世界の動きの認識、インターネットの影響とものづくりを理解し説明できる。
世界のの経済と資源戦争、日本のものづくりの変貌を理解し説明できる。
4週 世界を正しく知る 今後必要とされる材料の探索、問題を理解し説明できる。
日本のSi半導体・デジタル家電の失敗を理解し説明できる。
5週 世界を正しく知る 垂直統合モデルと水平分業モデルを理解し説明できる。
イノベーションのジレンマを理解し説明できる。
6週 先端材料講義 Liイオン2次電池を理解し説明できる。
7週 先端材料講義 GaN-LED、GaNバルク単結晶を理解し説明できる。
8週 先端材料講義 燃料電池を理解し説明できる。
2ndQ
9週 先端材料講義 カーボンナノチューブ、フラーレン、グラフェンを理解し説明できる。
10週 先端材料講義 カーボンナノチューブ、フラーレン、グラフェンを理解し説明できる。
11週 独創力を身につける 20歳の時に知っておきたいことを理解し説明できる。
12週 独創力を身につける 20歳の時に知っておきたいことを理解し説明できる。
13週 独創力を身につける スタンフォード大で教えていない、独創的・創造的な考え方を身につける方法を理解し説明できる。
14週 独創力を身につける スタンフォード大で教えていない、独創的・創造的な考え方を身につける方法を理解し説明できる。
15週 独創力を身につける スタンフォード大で教えていない、独創的・創造的な考え方を身につける方法を理解し説明できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他小テスト合計
総合評価割合0000303040100
基礎的能力00001002030
専門的能力00001002030
分野横断的能力00001030040