英語ⅠB

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 英語ⅠB
科目番号 180010 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気情報工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 My Way English Expression Ⅰ, Workbook (三省堂)
担当教員 唐渡 豊宏,徳永 慎太郎

到達目標

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基本文型のなめらかな音読ができる。なめらかとは言い難いが、基本文型を最後まで音読できる。基本文型が音読できない。
評価項目2基本文型の文法的構造を理解し、それを用いて身近な話題で英作できる。基本文型の文法的構造を理解し、少しのミスはあるが、それを用いて身近な話題で英作できる。基本文型の文法的構造が理解できていない。
評価項目3ワークシートに、学習内容を分かりやすく整理し、自分の改善点を見つけることができる。ワークシートに、学習内容を整理することができる。ワークシートに、学習内容が整理できていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
時制、助動詞、受動態、不定詞、動名詞、分詞、知覚・使役動詞、比較表現、仮定法、部分否定・準否定、間接話法、接続詞など、英語の基礎文法を理解し、身近な話題について、英語で「読み」「書き」「聞く」「話す」の4技能をバランスよく養う。特に、1年生時には、アウトプットを意識した、身近な話題での英文理解と英作文に重きを置きたい。その意味において、教科書の中の例文を精選し、少しアレンジを加えて、学生の生活に直接反映されるような生きた英語として提供していきたい。
授業の進め方・方法:
テキスト「My May」に沿って授業を進め、プリントで毎回の重点事項を演習しながら学習の定着を図る。一方、学習状況確認のため、文法事項と重要単語を含めた小テストを単元ごとに実施する。また、授業は、基本的に英語で指示を出し、英語で簡単な会話もしながら、学生のモチベーションを上げることを念頭に進めてゆきたい。『基礎こそ到達点!』を合い言葉にして、基礎文法を徹底的に習得させたい。その過程で、英語の歌、英語の漫画、英語の詩なども副教材として取り入れ、英語の楽しさを味わわせ、興味関心と学習意欲向上との相乗効果をねらいたい。
注意点:
遅れて進む学生には、定期試験や小テストの結果を分析しつつ、適宜、個別に適切な課題を与えて、しっかりと学習効果が上がるように支援していきたい。特に、アウトプットを意識した、身近な話題について英文は徹底して指導・支援してゆきたい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 英語で自己紹介をし、簡単な英会話をした後、テキストの使い方や授業の進め方について説明する。 英会話に親しみ、英語で発信する習慣をつけながら、授業に取り組む準備ができる。
2週 Lesson1-2(現在形・過去形・進行形)テキストの例文を解説し、プリント演習させながら、補足してまとめる。 現在形・過去形・進行形を理解し、それらを用いて身近な話題について英語で発信できる。
3週 Lesson 3(未来表現)テキストの例文を解説し、プリントで演習させながら、補足する。 未来表現(will/be going to)を理解し、それらを用いて身近な話題について英語で発信できる。
4週 Lesson 4-5(現在完了形)テキストの例文を解説し、プリントで演習させながら、補足する。 中学で既習の現在完了に加え、現在完了進行形と大過去を理解し、身近な話題を英語で発信できる。
5週 Lesson 6(助動詞)テキストの例文を解説し、プリントで演習させながら、補足する。 中学で既習の助動詞(may/can/ should/ must/ have to )の用法を理解し、自分で発信できる。
6週 Lesson 7(完了助動詞)テキストの例文を解説し、プリントで演習させながら、補足する。 must have p.p./should have p.p./ など、過去の推量表現を理解し、自分でも発信できる。
7週 Lesson 8(受動態の基本)テキストの例文を解説し、プリントで演習させながら、補足する。 受動態の基本を理解し、それを用いて身近な話題について英語で発信できる。
8週 テキストのReview Exercise 1,2を演習させ、解説を加えながら補足する。 理解が不十分な箇所や学習が定着していない箇所を発見し、そこを復習する。
2ndQ
9週 Lesson 9(助動詞を伴う受動態)テキストの例文を解説し、プリントで演習させながら、補足する。 助動詞を伴う受動態を理解し、それを用いて身近な話題について英語で発信できる。
10週 Lesson 10(不定詞の基本)テキストの例文を解説し、プリントで演習させながら、補足する。 名詞的用法、副詞的用法、形容詞的用法の基本を理解し、それを用いて英語で発信できる。
11週 Lesson 11(副詞的用法の追加)テキストの例文を解説し、プリントで演習させながら、補足する。 原因理由、判断の基準、結果を表す不定詞の副詞用法を理解し、それらを用いて英語で発信できる。
12週 Lesson 12(動名詞)テキストの例文を解説し、プリントで演習させながら、補足する。 動名詞の基本的用法を理解し、それを用いて身近な話題を英語で表現できる。
13週 Lesson 13(分詞の基本)テキストの例文を解説し、プリントで演習させながら、補足する。 分詞の限定用法や後置修飾を理解し、それを用いて簡単な英語で表現できる。
14週 Lesson 14(分詞構文)テキストの例文を解説し、プリントで演習させながら、補足する。 分詞構文を理解し、それを用いて身近な話題で英作文ができる。
15週 Lesson 15(知覚・使役動詞)テキストの例文を解説し、プリントで演習させながら、補足する。 see/hear/feel(知覚)let/have/make(使役)の用法を理解し、英語で発信できる。
16週 Review Exercise 3とワークブックを用いて、期末試験に向けてのレビューrレッスンをする。 前期文法事項と表現の復習をし、学習の定着を図る。特に、中学で未習得の表現を確認する。
後期
3rdQ
1週 Lesson 16(基本の比較表現)テキストの例文を解説し、プリントで演習させながら、補足する。 中学で既習の比較級・最上級/as…asなどの基礎を使いこなすことができる。
2週 Lesson 17(上級の比較表現)テキストの例文を解説し、プリントで演習させながら、補足する。 No other 名詞 is ~やnot as 原級as~など、上級者向けの比較表現を使いこなす事ができる。
3週 Lesson 18(基本の関係代名詞)テキストの例文を解説し、プリントで演習させながら、補足する。 who/which/ thatの主格・目的格用法を理解し、それを用いて身近な話題で英作文ができる。
4週 Lesson 19(上級の関係代名詞)テキストの例文を解説し、プリントで演習させながら、補足する。 関係代名詞(whose/what)の用法を理解し、それを用いて身近な話題で英作文できる。
5週 Lesson 20(関係副詞)テキストの例文を解説し、プリントで演習させながら、補足する。 関係代副詞(when/where)の用法を理解し、それを用いて身近な話題で英作文できる。
6週 Lesson 21(基礎の仮定法)テキストの例文を解説し、プリントで演習させながら、補足する。 仮定法過去・仮定法過去完了の用法を理解し、それを用いて身近な話題で英作文できる。
7週 テキストのReview Exercise 4を演習させ、解説を加えながら補足する。 理解が不十分な箇所や学習が定着していない箇所を発見し、そこを復習する。
8週 Lesson 22(その他の仮定表現)テキストの例文を解説し、プリントで演習させながら、補足する。 I wish ~(願望表現)やas if ~(まるで~のようだ)などのニュアンスを理解し、英作できる。
4thQ
9週 Lesson 23(部分否定・)テキストの例文を解説し、プリントで演習させながら、補足する。 not always「必ずしも~しない」やnot all「全てが~というわけではない」を理解し、英作できる。
10週 Lesson 23(準否定語・)テキストの例文を解説し、プリントで演習させながら、補足する。 hardly+動詞「ほとんど~しない」やfew+名詞「ほとんど~がない」を理解し、英作できる。
11週 Lesson 24(間接話法)テキストの例文を解説し、プリントで演習させながら、補足する。 主語+say+that節など、人の話を他に伝える表現を理解し、それを用いて英作文できる。
12週 Lesson 24(間接話法の応用形)テキストの例文を解説し、プリントで演習させながら、補足する。 主語+ask me if 節など、伝達に用いる重要表現を理解し、それを用いて英作文できる。
13週 Lesson 25(接続詞)テキストの例文を解説し、プリントで演習させながら、補足する。 as S+V, while S+V, などの基本とso that 構文の応用文型などを理解し、それを用いて英作できる。
14週 Lesson 25(接続詞の応用)テキストの例文を解説し、プリントで演習させながら、補足する。 once S+V, now that S+V, as soon as S+Vなどを理解し、それを用いて英作できる。
15週 テキストのReview Exercise 5を演習させ、解説を加えながら補足する。 理解が不十分な箇所や学習が定着していない箇所を発見し、そこを復習する。
16週 ワークを用いて、一年間の総復習をさせる。同時にプリントで弱点を克服させる。 理解が不十分な箇所や学習が定着していない箇所を発見し、そこを復習する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合751001005100
基礎的能力751001005100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000