| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
情報理論の概要 | 具体的な事例を情報源としてモデル化することができ、そのエントロピーを計算できる。条件付エントロピー、結合エントロピー、相互情報量の値を計算でき、それぞれの関係性を説明できる。 | 与えられた情報源のエントロピーを計算できる。条件付エントロピー、結合エントロピー、相互情報量の値を計算でき、それぞれの関係性を理解できる。 | 次のいずれかに当てはまる。与えられた情報源のエントロピーを計算できない。条件付エントロピー、結合エントロピー、相互情報量の値を計算できない、もしくは、それぞれの関係性を理解できない。 |
情報源符号化 | ハフマン符号をはじめとして様々な符号化アルゴリズムを理解し、情報の符号化をすることができる。平均符号長の意味を理解し、計算することができる。コンパクト性について、その意味の概要を説明できる。 | 情報源符号化の基礎概念を理解し、与えられた情報源に対するハフマン符号を示すことができる。平均符号長の意味を理解し、計算することができる。 | 次のいずれかに当てはまる。情報源符号化の基礎概念を理解できず、与えられた情報源に対するハフマン符号を示すことができない。平均符号長の意味を理解できず、計算することができない。 |
通信路符号化 | 通信路符号化の基礎概念を理解し、行列を用いた線形符号の符号化、および、復号・誤り検出・訂正の計算ができる。さらに、多項式を用いた巡回符号の符号化、および、復号・誤り検出・訂正の計算ができる。 | 通信路符号化の基礎概念を理解し、行列を用いた線形符号の符号化、および、復号・誤り検出・訂正の計算ができる。 | 通信路符号化の基礎概念を理解できず、行列を用いた線形符号の符号化、および、復号・誤り検出・訂正の計算ができない。 |