英語ⅢA

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 英語ⅢA
科目番号 200007 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械電子工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 Power On English Communication ⅢとWorkbook(東京書籍), 配付プリント, コーパス4500 (東京書籍)
担当教員 鳥羽 素子,古庄 清宏,本多 明雄

到達目標

1.積極的に言語活動を行い、コミュニケーションを図ろうとすることができる。
2.聞いたり読んだりして、情報や考えなどを的確に理解することができる。
3.話したり書いたりして、情報や考えなどを適切に伝えることができる。
4.言語や運用についての知識を身につけ、背景にある文化を理解することができる。                   

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1長文の中の文章をなめらかに音読ができる。なめらかとは言い難いが、長文の中の各文を最後まで音読できる。長文の中の英文が音読できない。
評価項目2長文の中の文法的構造を理解し、それを用いて身近な話題で英作できる。長文の中の文法的構造を理解し、少しのミスはあるが、それを用いて身近な話題で英作できる。長文の中の各文の文法的構造が理解できていない。
評価項目3ワークブック及びノートに、学習内容を分かりやすく整理し、自分の改善点を見つけることができる。ワークシート及びノートに、学習内容を整理することができる。ワークブック及びノートに、学習内容が整理できていない。
評価項目4本文の内容を的確に把握し、文化的な背景に興味を持ってレポートを作成することができる。本文の内容を理解し、文化的な背景に触れながらレポートを作成することができる。本文内容についてのレポートを作成することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 D-(2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
読む,書く,聞く,話す,の4技能全ての向上を目指し,国際人として相応しい語学力(英検準2級から2級,もしくは TOEIC 350点程度),及び教養を身につける。
授業の進め方・方法:
テキスト「Power On English Communication Ⅲ」に沿って授業を進め、ワークブックを活用しながら内容の理解を深める。一方、語彙力の補強のために単語・熟語の小テストを前期・後期にそれぞれ数回実施する。また、授業は、基本的に各回事前に予習してから取り組むものとする。辞書を活用し語彙力を身に着け、文法的知識を再確認しながら、英文理解をしていく。理解を確認するために日本語への訳出も授業中に行う。教科書に出てくる様々な話題に興味を持ち、英語で理解していくことで、学生のモチベーションを上げることを念頭に進めてゆきたい。教科書を中心に授業を進めながら、様々な副教材も取り入れ、英語の楽しさを味わわせ、興味関心と学習意欲向上との相乗効果をねらいたい。
注意点:
遅れて進む学生には、定期試験や小テストの結果を分析しつつ、適宜、個別に適切な課題を与えて、しっかりと学習効果が上がるように支援していきたい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業ガイダンス・Lesson1 (1)・ワークブック・音読暗唱 各単語の習得、英文の文法的理解および日本語への訳出
2週 Lesson1 (2)・形成確認プリント・ワークブック・小テスト1・音読及び暗唱 各単語の習得、英文の文法的理解および日本語への訳出
3週 Lesson2 (1)・形成確認プリント・ワークブック・音読及び暗唱 各単語の習得、英文の文法的理解および日本語への訳出
4週 Lesson2 (2)・形成確認プリント・ワークブック・小テスト2・音読及び暗唱 各単語の習得、英文の文法的理解および日本語への訳出
5週 Lesson3(1)・形成確認プリント・ワークブック・音読暗唱 演習による長文理解の確認及び単語・熟語の確認
6週 Lesson3(2)・形成確認プリント・ワークブック・小テスト3・音読暗唱 各単語の習得、英文の文法的理解および日本語への訳出
7週 中間試験前準備問題演習(L1-3)・ポートフォリオ・音読暗唱 L1-3の内容の確認、ノート・ワークブックの扱い状況確認、音読暗唱
8週 前期中間試験 前期中間期の学習習熟度を確認する
2ndQ
9週 Lesson4 (1)・形成確認プリント・ワークブック・音読暗唱 各単語の習得、英文の文法的理解および日本語への訳出
10週 Lesson4(2)・ 形成確認プリント・ワークブック・小テスト4・音読暗唱 各単語の習得、英文の文法的理解および日本語への訳出
11週 Lesson5 (1)・形成確認プリント・ワークブック・音読暗唱 各単語の習得、英文の文法的理解および日本語への訳出
12週 Lesson5 (2)・形成確認プリント・ワークブック・小テスト5・音読暗唱 各単語の習得、英文の文法的理解および日本語への訳出
13週 Lesson6(1) ・形成確認プリント・ワークブック・音読暗唱 各単語の習得、英文の文法的理解および日本語への訳出
14週 Lesson6(2)・形成確認プリント・ワークブック・小テスト6・音読暗唱 各単語の習得、英文の文法的理解および日本語への訳出
15週 期末試験前準備問題演習(L4-6)・ポートフォリオ・音読暗唱 L4-6の内容の確認、ノート・ワークブックの扱い状況確認、音読暗唱
16週 期末試験 前期末期の学習習熟度を確認する。
後期
3rdQ
1週 Lesson7(1) ・形成確認プリント・ワークブック・音読暗唱 各単語の習得、英文の文法的理解および日本語への訳出
2週 Lesson7(2)・形成確認プリント・ワークブック・小テスト7・音読暗唱 各単語の習得、英文の文法的理解および日本語への訳出
3週 Lesson8(1) ・形成確認プリント・ワークブック・音読暗唱 各単語の習得、英文の文法的理解および日本語への訳出
4週 Lesson8(2)・形成確認プリント・ワークブック・小テスト8・音読暗唱 各単語の習得、英文の文法的理解および日本語への訳出
5週 Lesson9(1) ・形成確認プリント・ワークブック・音読暗唱 各単語の習得、英文の文法的理解および日本語への訳出
6週 Lesson9(2)・形成確認プリント・ワークブック・小テスト9・音読暗唱 各単語の習得、英文の文法的理解および日本語への訳出
7週 中間試験前準備問題演習(L7-9)・ポートフォリオ・音読暗唱 L7-9の内容の確認、ノート・ワークブックの扱い状況確認、音読暗唱
8週 後期中間試験 後期中間期の学習習熟度を確認する
4thQ
9週 Lesson10・形成確認プリント・ワークブック・小テスト10・音読暗唱 各単語の習得、英文の文法的理解および日本語への訳出
10週 Lesson11・形成確認プリント・ワークブック・小テスト11・音読暗唱 各単語の習得、英文の文法的理解および日本語への訳出
11週 Lesson12・形成確認プリント・ワークブック・小テスト12・音読暗唱 各単語の習得、英文の文法的理解および日本語への訳出
12週 Lesson13・形成確認プリント・ワークブック・小テスト13・音読暗唱 各単語の習得、英文の文法的理解および日本語への訳出
13週 Lesson14・形成確認プリント・ワークブック・小テスト14・音読暗唱 各単語の習得、英文の文法的理解および日本語への訳出
14週 Lesson15・形成確認プリント・ワークブック・小テスト15・音読暗唱 各単語の習得、英文の文法的理解および日本語への訳出
15週 期末試験前準備問題演習(L10-15)・ポートフォリオ・音読暗唱 L10-15の内容の確認、ノート・ワークブックの扱い状況確認、音読暗唱
16週 後期末試験 後期末期の学習習熟度を確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合7555555100
基礎的能力755555095
専門的能力0000055
分野横断的能力0000000