人文科学Ⅰ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 人文科学Ⅰ
科目番号 200021 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械電子工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 特になし。
担当教員 與田 純

到達目標

日露戦争から太平洋戦争に至る日本の近現代史の展開を、日本を取り巻く国際環境などとも関連付けながら世界史的視野に立って総合的に考察させ、歴史的思考力と国際社会に主体的に生きる日本人としての資質を養う。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日露戦争に至る経緯・事項を詳細に説明できる。日露戦争に至る基本的な経緯・事項を説明できる。日露戦争に至る基本的な経緯・事項を説明できない。
評価項目2満州事変・日中戦争に至る経緯・事項を詳細に説明できる。満州事変・日中戦争に至る基本的な経緯・事項を説明できる。満州事変・日中戦争に至る基本的な経緯・事項を説明できない。
評価項目3太平洋戦争に至る経緯・事項を詳細に説明できる。太平洋戦争に至る基本的な経緯・事項を説明できる。太平洋戦争に至る基本的な経緯・事項を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-(1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日露戦争から太平洋戦争に至る激動の50年間の日本の歴史を論じていく。緊張する今日の東アジア情勢や対米関係を理解するためには不可欠な、この時代についての深い知識と相対的な視野を身につけてもらう。
授業の進め方・方法:
基本的に講義形式で進めるが、「ノートを取って、暗記する」だけの受動的な学習方法では試験に対応することはできない。学生諸君には、授業への積極的な参加を要求する。また、史料や絵画など多様な文献を読み込むことを通じて思考力を養い、音楽・映像教材などを用いて授業の理解を深めてもらう。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 日露戦争への道 中国の反植民地化と日露戦争の背景を説明できる。
2週 日露戦争 日露戦争の基本的な経過を説明できる。
3週 韓国併合 韓国併合に至る経緯を説明できる。
4週 日本と第一次世界大戦
対華21か条要求
第一次世界大戦における日本のかかわりを説明できる。対華21か条要求に至る経緯を説明できる。
5週 ワシントン体制 ワシントン体制に関する基本的な事項を説明できる。
6週 昭和恐慌
満州事変
満州事変に至る基本的な経緯を説明できる。
7週 満州国の実態① 満州国に関する基本的な事項を説明できる。
8週 満州国の実態② 満州国に関する基本的な事項を説明できる。
4thQ
9週 日中戦争
日中戦争に至る経緯を説明できる。戦争の基本的な経過を説明できる。
10週 総力戦体制の形成 軍部主導のもと総力戦体制が形成されていく経緯を説明できる。
11週 日米交渉と太平洋戦争への道 日米が戦争へ突入する経緯を説明できる。
12週 太平洋戦争①(真珠湾攻撃~南方作戦) 太平洋戦争の基本的な経過を説明できる。
13週 太平洋戦争②(ミッドウェー~ガダルカナルの戦い) 太平洋戦争の基本的な経緯を説明できる。
14週 太平洋戦争③(マリアナ沖海戦~沖縄戦) 太平洋戦争の基本的な経緯を説明できる。
15週 太平洋戦争④(本土空襲~敗戦) 太平洋戦争の基本的な経緯を説明できる。
16週 学年末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題合計
総合評価割合9200008100
基礎的能力9200008100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000